ITパスポート過去問解説

ITパスポート過去問令1年秋問21

問題

問21　ディープラーニングに関する記述として，最も適切なものはどれか。

ア　営業，マーケティング，アフタサービスなどの顧客に関わる部門間で情報や業務の流れを統合する仕組み

イ　コンピュータなどのディジタル機器，通信ネットワークを利用して実施される教育，学習，研修の形態

ウ　組織内の各個人がもつ知識やノウハウを組織全体で共有し，有効活用する仕組み

エ　大量のデータを人間の脳神経回路を模したモデルで解析することによって，コンピュータ自体がデータの特徴を抽出，学習する技術

解説

人間にしかできなかったような知的判断をコンピュータシステムにより行おうというのがAIであるが、その、システムを作るための手法として、ディープラーニングというものがある。
ディープラーニングは、人間の脳神経回路をモデル化したアルゴリズムを多層化した手法である。

現在、画像認識、音声認識などの開発が盛んであるが、これにも、ディープラーニングが使われている。。
たとえば、猫の写真をみて、これが猫の写真であるかを判断するような場合、今までであれば人間がアルゴリズムを決めて、いろいろな条件の時に、これは猫であると判断するようなプログラムを作ったわけであるが、ディープラーニングでは、たくさんの猫の写真を読み込ませて、システム自体が猫の特徴をだんだんに抽出し、判断できるようになっていく。

ア　CRMの説明
イ　eラーニングの説明
ウ　ナレッジマネジメントの説明
エ　正解