ブログをやめるとき
ここ最近、私はちょっとおかしいと自分で思う。
PCの前で、歌を聴いて泣き、詩を読んで泣き、
コメントをもらって泣き、コメントを書きながら泣いています。
こんな不安定なときに書いちゃった記事は、
きっと後で読むと恥ずかしくって、消したくなっちゃうかも
しれないんだけど、
届かなくなる前に、間に合わなくなる前に
メッセージを書きます。
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ファンブログをはじめて5か月、多くはありませんが
いろいろな方とコメントをやりとりしたり
ブログを読みに行ったりしてきました。
そうすると、昨日まで、たくさんコメントの
やりとりをしていたのに、
ぷっつりと更新もコメントのやりとりも訪問さえも
途絶えてしまうブログがあります。
PCが壊れたのかな、
ブログのやり過ぎで家族とけんかしたかな、
リアルの人に知られて、気まずい思いをしたのかな、
アフィリエイト目的で、収入にならなくてやめたのかな、
飽きちゃったかな、病気になっちゃったかな、
いろんなことを思います。
まるで神隠しにあったみたいに、
その人の気配が消えて、記事だけが残るんです。
でも、私はそのブログに、どうしたの?
なんてコメントを書くことはできません。
踏み込めるまでに、まだ仲良くはなっていなかったと
思うから。
去っていく人は、仕方がない。
せめて、リアルな世界で、元気でいてくれるように
願うだけ。
*****
最近、一つのブログが終わろうとしていました。
これで終わりにするよって言ってました。
ああ、このブログも、淋しいけど
本人が終わりにしたいんなら、仕方がないなって思ってました。
でも、消えてしまったはずのその人が、
ふらりと目の前に現れたんです。
そういえば、言い忘れたことがあったって。
未練があるなら、消えるんじゃない!
やり残したことがあるなら、いなくなるんじゃない!
私は、ドアの向こうに消えようとしている人の
片手をひっつかんで叫びました。
私だって、言いたいことがある。
まだ消えちゃダメだって。
*****
その人が再び現れたことに、ほとんどの人が
気づいていませんでした。
私は、そのまま、私だけが見ている目の前で
消えてほしくなかった。
私は、片手をつかんだまま、大声で叫んで
誰かが来るのを待っていました。
*****
そのとき、別の場所で起こっていたこと。
一人の記事のつぶやきが、次のコメントにつながり
記事になり、次の記事になり、次の記事になり、
化学反応を起こすみたいに拡がっていました。
ある人がコメント欄で元気なさそうにしている姿を見て
心配でブログに行ってみたら、
みんなも気になって集まってて、真剣に励ましていたり。
ほんとに、ブログってこんなんだっけ?
って思いました。
こんなに、お互いが関わりあっていけるものなの?と。
*****
その人が、消えてしまわないように真剣に叫んでたら
何人か、集まって来てくれました。
もう一度言います。
去る者は、追わない。
やめたいんなら、やめればいい。
でも、思い残すことがあるんなら
中途半端に消えようとするんじゃないっ!!!
まだ、終わっちゃだめだ。
消えちゃいやだ。
手をつかんで引っ張り出しても、
私は、何もしてあげられないんだけど。
ねぇ、Tomさん。
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