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2018年01月25日
【DIYトライ!】珪藻土塗り
珪藻土とは、珪藻(植物性プランクトン)が死滅した珪藻遺殻からなり、水域に沈積して出来た堆積岩のことです。
珪藻土の中でも、特に能登珪藻土をお勧めします。
能登珪藻土は、石川県能登半島に日本の約74%にあたる27億トンが埋蔵されているそうです。
また能登珪藻土には、適度の粘土分が含まれているためその成形性と耐火性を活かし、昔よりカマドに用いたり、耐火断熱レンガ、七輪などに使われてきました。
この能登珪藻土を600℃〜800℃で焼成した粉末を左官材として使います。
焼原色は薄ピンク色。自然からの癒しの色彩ですね。
粘土分が多く含まれ成形性に優れているうえ、無機質硬化材を使用しているため、100%無機質素材で構成されています。
内壁では調湿機能ばかりではなく、当然結露防止、脱臭、空気浄化、保湿性に優れている他、防音、吸音効果もあります。
現在市場に出ています珪藻土壁材のなかには、硬化剤・接着剤としてアクリル系樹脂、酢ビ系樹脂を使用しているものがあります。
これらは、珪藻土の多孔質を樹脂によって埋めてしまい、調湿効果を低減させてしまう恐れがあります。
化学物質による健康への影響も懸念されています。
能登珪藻土は多孔質のうえ、その孔径が水分子より細かいため、水は保水しますが透水しないという防水層を形成することです。
この機能を活かし外壁の外断熱材や地下室等の内防水材として広く利用されているほか、最近では屋上緑化にも防水材、保水材、外断熱材として利用されています。
能登珪藻土は昔より耐火レンガ、七輪に代表されるように、耐火性、保温性に優れた不燃商品(国土交通大臣認定不燃材料)です。
そして、特に室内空気質の良さ、結露防止、脱臭効果、夏涼しく冬暖かい快適性への驚きの声が寄せられています。
素材の扱いやすさから、はじめてDIYで塗り壁に挑戦するかたも上手く仕上げることができます。
2018年01月18日
DIYリフォームにトライしてみませんか?
数年前より、新築、リフォーム時にDIY参加を希望されるかたが増えてきています。
DIYリフォームは、塩化ビニールの新建材で囲まれた住まいを、自然素材を用いて健康で快適な癒しの空間に蘇らせることが出来ます。
また自分だけのオリジナリティを追求し、住まいをカスタマイズすることも楽しめますね。
例えば、既存住宅やマンションを購入して、自分好みにDIYリフォームをすることにより、限られた予算内でマイホームを手に入れることも可能です。
これからの住まいはスクラップ&ビルドではなく、既存住宅をDIYリフォームにより再生させ、愛着を持って手入れをして資産価値を高めてゆくことが、家族のためにも地球環境問題の視点からも重要なことですね。
DIYリフォームにトライしてみてはいかがでしょうか。
既存住宅の内装仕上げ材の多くは、壁・天井はビニール壁紙、床はポリウレタン樹脂で固められた複合フローリングが一般的です。
そのような住まいを、無垢のフローリングを張り自然塗料で仕上げ、壁を塗壁にするなど自然素材を使いDIYリフォームを行うことで、健康的で快適なオンリーワンの住まいに変身させることが出来ます。
2017年12月28日
【ナチュラルな風合いが魅力】天然ウールカーペット
天然ウールカーペットは、ナチュラルな風合いが魅力ですね。
化学繊維を使用していないため、小さなお子様にも安心して肌触りや使い心地を楽しんでいただけます。
肌に触れる部分には、厳選された羊毛を使用し、冬は暖かく、夏はサラっとした風合いを感じていただけます。
天然のウールは、汚れに強く、手入れもしやすいので、日常使いに優れています。
また防炎効果も高いので、薪ストーブ廻りにもおすすめです。
足触りが柔らかく、音を吸収する効果もあります。
フローリングや石材などに比べて滑りにくい素材なので、室内でペットを飼っている方にもおすすめです。
ハウスダストやダニの発生を心配する声も多く聞きますが、カーペットにはハウスダストを吸着して空気中に舞い上げないという効果があります。実際、フローリングの部屋とカーペットの部屋とでは、カーペットの方が舞っているほこりの数が少ないそうです。
一年中快適に使用できる天然ウールカーペットなので、もっと住まいに取り入れてみてはいかがでしょうか。
このような天然ウールのラグマットも素敵ですね。
2017年12月21日
【ナチュラルインテリア素材】月桃壁紙
月桃は沖縄の山野に群生するショウガ科の植物です。
一年で2m以上に成長する月桃を原料とすることで、数十年かけて成長する森林資源の浪費を抑制できる地球環境に優しい素材と言えますね。
古来より漢方薬として利用されており、月桃の葉より抽出した月桃精油には、防カビ、防虫抗菌作用があります。
月桃壁紙は、和室にも洋室にもマッチする優しい、ナチュラルな意匠です。
塩ビなどの化学製品を好まない方、シックハウスが気になる方、環境対策に関心のある方に推奨したい壁紙です。
月桃壁紙は、撥水性が優れており、汚れが付いても拭き掃除を行うことができます。
そして通気性もあり、お部屋の調湿にも役立ってくれます。
さらに、おすすめは月桃紙障子紙です。
月桃障子紙は、月桃の茎より取り出した繊維をパルプ化して製品にしており、月桃の細かい繊維が浮き出た、優しい雰囲気の障子紙です。
新築、リフォームには、ぜひナチュラルなインテリア素材を取り入れてみてくださいね。
2017年12月14日
インテリアカラーコーディネート
インテリアのカラーコーディネートは、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3種類を考慮してコーディネートします。
ベースカラーとは、部屋の大半の部分を占める色で、基調色とも言いますね。
床、壁、天井などの内装材がこれに相当し、インテリア面積の約70%程度となります。
基本的にはアイボリー、ベージュが壁や天井、床は茶系の色でまとめるのが一般的です。
トーンにも配慮します。
メインカラーは、お部屋のテーマカラーとなる色で、インテリア面積の約25%程度となります。
ソファ、カーテンなどにメインカラーを配します。
アクセントカラーはインテリアのポイントとなり、ルームアクセサリーのクッションや壁に掛ける絵画などに配します。
インテリア面積の約5%程度となります。
アクセントカラーは、お部屋のアクセントになる必要がありますので、鮮やかで強い色を選び、インテリア空間を引き締めます。
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=
70:25:5 は、心地良いインテリア空間のカラーコーディネートの黄金比率と言えますね。
2017年12月07日
住まいのカラーヒーリング
古代では、色彩を利用したヒーリングが行われていました。
色彩は、感覚や感情と密接に結びついていて気分や健康に強力なヒーリング効果をもたらします。
まず色の見えるしくみですが、モノ自体に色がついているわけでなく、光(太陽光、人工光)がモノに当たり、反射した色光を目がとらえて色を判断しています。
つまり、花が赤や黄色に見えるのは、その花が赤や黄色の光だけを反射し他の色の光を吸収しているからですね。
太陽光は様々な色の光が集まって構成されていますが、同時に様々な周波数の電磁波エネルギーが含まれています。
自然光のスペクタルの一つ虹がありますが、この主要色はそれぞれ異なる性質を持つ光であり、各々が固有のエネルギーレベルで振動しています。
そして、色をじっと見るとその色は目から脳へ伝達され、体温、脈拍、食欲などに影響を与えます。
目で見るときは色であっても体にとっては色刺激(電磁波エネルギー)として取り入れています。
カラーヒーリングは、その色刺激を使い心と体を正常に戻す方法です。
住まいのカラースキームにこの原理を取り入れることにより、身の回りを活気づけ、気持ちを元気にし、明るく快適なインテリア空間を作ることが可能になります。
色彩心理を上手く取り入れ、そしてバランスの取れたカラースキームにする重要なポイントは、反対色、補色(例:オレンジの補色はブルー)を取り入れることです。色相環上で対向位置にあるだけでなく性質も正反対です。
例えば、壁に主調色を使うと目は息抜きとバランス感を求めますが、これは部屋のどこかに少しの補色を添えることで解決します。
自然界では自ずとカラーバランスが取れています。緑の葉を背景に赤やマゼンタの花が添えられています。
もう一つの概念が、色から感じられる”暖かさ”や”涼しさ”です。
スペクトルの赤〜オレンジ側の色は部屋に暖かみをもたらす他、進出するように感じられるため、有効スペースが狭く見えます。
逆に、青〜緑側の色は涼しげな雰囲気を生み出し、後退するように見えるので、軽やかで広々とした印象になります。
全体としては寒色と暖色を組み合わせたほうが上手くいきます。
そして、サポートカラー(黒、白、グレー)を効果的に活用します。
応用例として寝室のインテリアをブルーでコーディネートした場合、ブルーは鎮静効果をもちリラックスできますが、反面寒々しい雰囲気になってしまいます。
そこにオレンジ、イエローなど心を高揚させる作用のあるカラーを装飾スキームに取り入れることにより、コントラストが生まれその暖かみがバランス感を作り出します。
色のイメージが対立するようでしたら、トーンに変化をつけてバランスを取ります。
トーンとは色調のことです。ある色に白を加えると明色(ペールトーン)に、黒を加えると暗色(ダークトーン)になります。住まいを装飾するときは、隣り合う色の明暗とトーンに気をつけることにより、バランス感、コントラスト感が出せます。
色の効果を正しくインテリアに活用することにより、とても心地よいインテリア空間になります。
2017年11月30日
【ご案内】住まいの無料ご相談会を開催しています
住まいづくりをご検討されているかたへ、インテリア相談、新築・リフォーム相談などを承っております。
住まいについてお悩みなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
インテリアの模様替えから、家族構成、ライフスタイルの変化などに伴うリフォーム、介護等によるバリアフリーリフォーム、新建材から自然素材へのエコリフォーム、また新築と中古住宅リノベーションとの選択に迷われているかたなど、お気軽にご相談ください。
シックハウス症、化学物質過敏症でお悩みのかたも、是非ご相談ください。
毎月、第2、4土曜日に行っています。
お一人様、一案件に限り、無料サービスとさせていただきます。
場所は、弊社事務所または、上越市市民プラザにて行っています。
時間は、午前または午後、1〜2時間です。
住まいづくりご相談のご予約など、こちらのフォームからも承っております。
住まいづくりご相談フォーム>>>
LINE経由でお問い合わせも可能です。
ご予約いただいたかたへ、住まいづくりヒアリングシートpdfファイルをメール、または郵便にて送ります。
必要な箇所にご記入いただき、当日お持ちいただきます。
ぜひご活用ください。
2017年11月22日
【アレルギーでお悩みのかたへおすすめ】天然素材リネンカーテン
自然素材の住まいには、カーテンも化学繊維ではなく、天然のやさしい風合いのカーテンがマッチしますね。
健康と安全を最優先した天然素材リネンカーテンをご紹介します。
主にヨーロッパ原産のリネンを原材料としています。
吸水性があるリネンは、湿気の多い窓廻りに適しています。
乾きも早いため菌を寄せにくく、防カビ効果があり、大変衛生的ですね。
リネンはコットンの2倍、ウールの4倍の強度を持ち、自然素材ならではのしなやかな肌触りが魅力です。
通気性・保温性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
保温性に優れて冬暖かいという特徴は、意外に思われたでしょうか。
繊維の中空構造は、暖かい空気を閉じ込めて断熱材としての役割を果たします。
また化学繊維のカーテンと違い、静電気の発生が少なく、ホコリがつきにくく健康的です。
赤ちゃんの肌着と同レベルの安全基準をクリアしています。
アレルギー、アトピー、喘息でお悩みのかたへ、おすすめなアイテムです。
2017年11月16日
電気暖炉で炎を楽しむ
ナチュラル&ロハスなライフスタイルなかたに、薪ストーブはとても人気があります。
炎を眺めているだけで落ち着きますね。
今回は通常の薪ストーブではなく、賃貸マンションにお住まいのかたや、または薪がなかなか調達できなくて導入を断念したかたへ、おすすめの電気暖炉です。
Dimplex社の電気暖炉がおすすめです。
設置型のマントルピースなどとともにリビングに配すると心豊かな空間を演出できますね。
インテリアとして暖炉の炎を楽しみたいかたへもお勧めなアイテムです。
このような装飾暖炉、マントルピースに設置するとリビングのフォーカルポイントとして、暖炉の炎を楽しむ家族団らんの温かなインテリアになります。
暖房効果は、3〜8畳です。
電気暖炉の詳細は、水蒸気(ミスト)のゆらめきと光の反射により、リアルかつ立体的な炎を演出(Dimplex社特許技術)を搭載したオプティミストシリーズと、光の反射・屈折により、まるで本物の炎のゆらめきを演出するオプティフレームシリーズをこちらの動画で確認できます。
赤々と発光する薪から、火の粉の弾ける音までリアリティにあふれていますね。
2017年11月09日
自然素材インテリアのセンスアップルール
自然素材インテリアをセンスアップさせる、コーディネートのルールをご紹介します。
自然素材をふんだんに使うインテリアといっても、例えば、壁、天井、床、すべてが木だと、居心地の悪い空間となってしまいます。
さらに、木の節目だらけの空間は、心理的にも落ち着かなくなります。
やはり、素材や色彩のバランスが大切ですね。
いくつかポイントがありますが、
1.ミッドセンチュリーモダン、またはデザイナーズのインテリアアイテムを一つは取り入れる
デザインアイテムを取り入れると、空間のアクセントとなります。
家具、照明器具、アート、小物でデザインアイテムを取り入れます。
2.モノトーンの色彩で、バランスを取る、特に黒色を分量を考慮して、効果的に取り入れる
3.様々な素材をミックスさせる
木、紙、土、金属、ファブリック、ガラス、プラスチックなど、異素材を取り混ぜることによって、空間が豊かになります。
4.一つのインテリアスタイルではなく、ミックスさせて自分らしさを出す
5.グリーン、お花といった植物を空間に取り入れる
自然素材のインテリアは野暮ったくなるのでは、と時々聞かれますが、以上のコーディネートルールを取り入れることによって、センスの良いインテリア空間になります。
カラーコーディネートのポイントは、木の色みがイエロー、オレンジなので、
アイボリー、ベージュなどのアースカラー、グリーンを取り入れると、ナチュラルなインテリアになります。
または、木の色みの反対色、ネイビーやトーンの差をつけるブラウンなどをソファに配すると、メリハリが生まれモダンにコーディネートできます。