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2018年08月27日

トロントでの家探し体験記〜その3

 不動産情報サイトの物件を実際に内見するには電話での問い合わせが不可欠だとわかったので、急いで携帯電話を契約することにしました。職場で同僚に聞いてみると、「私たちの職場はRogersの割引が受けられるよ」「Fidoが安いよ」「FreedomがGig (データ量のことをこちらでは"Gig"と言っています)をたくさん使えて地下鉄の中でも使えるよ」などと口々にいろいろな意見が出てきました。ありがたいのですが、私の使い方に合う携帯電話会社をすぐに決められなかったので、とりあえず銀行口座開設の際にもらったSIMカード(⇒ こちら)を使用してプリペイド契約をすることにしました。

 職場の同僚がネットで探してくれた"reasonable"なところはどこに電話をかけても"No vacancies. Would you like to register to be on the waiting list?"との返事でした。そこで価格帯を上げて"Realtor.ca" (⇒ こちら)や"Padmapper" (⇒ こちら)のサイトで探してみると、いくつかよさそうな物件がありました。その問合せ先として載っていたのはメールを出しても返事が来なかった不動産会社だったのですが、電話をかけるとすぐ受付につながりました。

賃貸住宅サイト"Padmapper"の検索画面。
物件が地図上に表示されわかりやすい。
画面右側で条件を絞り込む。
Padmapper.jpg


 しばらくして担当者から折り返し電話があり、次の週末の内見の約束をとりつけることができました。この際、1つの物件だけでなく、近隣の3−4ヶ所の内見も併せてお願いしておきました。物件の住所を伝えると「あの物件ね」とすぐわかってもらえました。

 あとで知ったのですが、トロントでは入居者が退去予定を伝えるとすぐ次の入居者の募集を進めることが多く、入居者がいる中で内見をさせてくれます。日本では賃借人が住んでいると内見はほぼ絶対に無理なので、これには驚かされました。しかし入居者が家にいるとやはり隅々までは見られないですよね。いちいち"Can I take a look?"と聞くのもだんだん億劫になります。

 内見前に入居者に通知するのは「24時間前まで」と決まっているようです。ですので、物件の見学は2日前までに申し込んでおく必要があります。やはり早め早めの計画的な行動が必要ですね。

 不動産屋さんとは最初の物件の玄関前で落ち合いました。挨拶の後、少し世間話をしてすぐに案内してもらいました。こちらは家族連れで出かけたこともあり、特に身分証明書などは必要ありませんでした。内見の際には玄関で靴を脱ぐよう言われる家も多かったです。やはり入居中の家をみせてもらう、ということでこちらでも気配りをするのですね。

 次に不動産屋さんからもらう資料の見方についてです。日本の賃貸募集のチラシと似ていますが、下記の点には注意が必要です。

1. 物件の広さ
  平方フィート(Sqft)で記載されていることが多いです。0.093をかけるとお馴染みの平方メートル(u)となります。たとえば1,000 Sqftの物件ですと93平方メートルとなります。ベッドルーム、バスルームの数も基本情報になりますので、あらかじめ希望に合致した物件か見ておくとよいでしょう。

2. 入居可能時期
  "Possesion"と書いてあります。明確に日付が記されているものだけでなく、"Tba" (to be advised/arranged)となっているものもあります。

3. Furnished/Unfurnished
以前イギリスに住んでいた時には賃貸住宅の殆どに家具がついていたように記憶しているのですが、トロントでは圧倒的にUnfurnished (家具なし)が多いようです。Furnished (家具付き)ですとその分家賃が高くなります。Unfurnishedでも冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、食洗器といった台所家電、およびcondoだと洗濯機・乾燥機は付属していることが殆どです。

4. 窓の向き
  アパート/condoでは"Exposure"としてSE (southeast), N (north)などと記されています。

5. 電気・水道などが家賃に含まれるか
  "Hydro not included, water included"などと書いてあります。私は最初これを見て「???」だったのですが、トロントでは電気のことを"Hydro"と言うのですね。水力発電で電気を作っていた名残りです。

6. 駐車場の有無
  当たり前ですが自動車が必要な方には重要な情報ですね。特に路上駐車ができない地域では確認が必要です。また逆に駐車場が足りない地域で駐車場付きの物件を借りるとparking spaceを貸し出すことで実質賃料を軽減することができます。(これも日本の常識では考えにくいのですが、こういう「又貸し」にトロントは寛容です。)

Toronto Hydroの古いビル。
"TORONTO HYDRO-ELECTRIC SYSTEM"の文字に電力会社の名前の由来を知ることができる。
TorontoHydro.jpg


 次回は賃貸借契約について書いてみます。(続く



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posted by 霧ヶ峰 at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅
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2018年春カナダ東部トロントに移住しました。現地企業の直接採用で夫婦と子供二人で何もわからないところからのスタートでした。同じような経験をする方に少しでもお役に立てれば幸いです。
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