そらりく子日記

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父親が脳梗塞になって3度目の年末年始を迎えました。

2017年手術の後遺症で脳梗塞となりリハビリ病院へ入院。

この時はまだ動けていたので2泊3日で外泊しました。

ベッドで寝起きしていなかったのですが2泊3日なら大丈夫かなと思っていました。

実際は想像以上に大変でした・・・

歩く事に介助が必要だったのでトイレ、食事の移動などを都度介助をしていました。

トイレはリハビリパンツを穿いていましたがトイレには行きたいようなので

介助をしていましたが男の人の介助は素人の女の人がするのはとても大変でした。

夜も隣で寝てトイレに行きたいと言われたら介助していましたが上手く出来ないので

機嫌が悪くなり段々と行かなくなりました

声を掛けても「大丈夫」との一言・・・

初日はまだ良かったけども2日目から寝込む事が多くなり機嫌が悪くて

帰る最終日が大変でしたし罪悪感一杯でした。

帰りたくないから子供のように駄々をごねた時には焦りました。

何とか病院に戻る時間までには間に合いましたがしばらく筋肉痛になりました。

2018年リハビリ病院から老健⇒特養に移りました。

特養に移ってすぐだったので戻りたいと言われたらどうしようと言う気持ちがありました。

前年の外泊で苦労したので一時帰宅31日と1日にしました。

この時にはリハビリをしていない為車椅子生活になっていました。

まだ歩けていた時よりも介助が大変になりました。

車椅子で入れるトイレではないので近くまで行き介助をするのですが

同じように介助をしても何かが違うみたいで都度怒られましたね・・・

今年は去年より滞在時間を短い一時帰宅31日と1日にしました。

歩けない状態は酷くなっていましたが介助に関しては去年と同じ状態です。

トイレに行きたいと言われ何とか介助するのですが違いが分かるので

怖い為力が入って更に難しくなり断念しました。

幸い施設に戻る時間だったので戻ってからトイレに行ってもらいました。

出来る事と出来ない事がありそれは納得していましたが

介護タクシーの人に「もういいの」とか言われると

罪悪感が出てくる・・・それぞれの事情があるから仕方ないし

父親も納得しているけれど他人に言われるとね〜

施設の人曰く帰れる人なんてほんの僅かだから一時帰宅でも十分だと言われ

救われた気分になった・・・毎年同じ事で悩む・・・

私にとって年末年始は楽しい気分にはなれない休みです

特養に入所して1年が過ぎました。

施設に慣れてきたのか帰りたいと言う事が少なくなりました。

満足して入所している訳ではないと思います。

帰りたいはずですが自宅での介護は厳しくそれぞれの為に

入所してもらっているので申し訳ない気持ちは常にあります

出来る限りの事をしていますが満足しているかは分りません。

今年よりも来年は少しでも満足してもらえる事をしてあげたいと思ってます。

11/18は父親が入所している施設で家族交流会が行われました。

お昼ご飯を食べてじゃんけん大会をしました。

家族が来れる人は少ないのが現状のようです・・・

日頃会わない他の家族の人ともお話しが出来て新鮮でした。

お昼のメニューはお寿司と赤だしとデザートでした

手作りのお寿司で施設の方が作ってくれて美味しかったです。

買ってきたお寿司じゃないのが驚きました

お刺身の安物の感じしなかったし赤だしも美味しかった。

施設だから小さめなお寿司であたしには物足りなかったけど

父親は昔からご飯を早く食べるクセがあります。

食べ物を喉に詰まらせて誤嚥性肺炎になると困るので飲みこんでから食べるように言いました

長年のクセって治らないから仕方ないけどね〜

お寿司食べ終わったら我慢出来なくてウロウロするからちょっと困りました

施設では常に車椅子でウロウロして気分転換してるので

そのクセが出るみたいです。外食しても食べ終わると同じくウロウロと・・・

こういう場面見るとやはり脳梗塞の影響が出てるのかな〜と感じますね

左の麻痺なので左手、左足は使えないのは分りますが

寝る時に寝返りをしないので右に床ずれみたいな感じになっているそうです。

左の感覚ないので怖いので右ばかりになるみたい

脳梗塞になるのってそういう事なんだと実感しました。

これからもっと色々とショックな事が起きるだろうけど

施設の人が対策してくれてるので安心です

施設の人には感謝してもしきれないからせめてお中元とお歳暮は送るようにしています

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