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初めて霊体に遭遇した時のお話

夏になると、なぜか怪談が流行り(?)始めますね。

私はあまりその手の話は好きじゃないんですが・・・
(怖いというより、霊体も元は人だったので、おどろおどろしいイメージで語るのは失礼だと思うのです)
ただ、今日は 私が体験したそんなお話を書こうと思ったので、
先に「面白半分に騒ぎ立てているのではないですよ」という事をお断りしておきたかったのです。


あれは、もうかなり昔の事です。

ある晩、寝苦しくてなかなか寝付けず、ようやくうとうとしかけた頃。
ふと気付くと、ベッドで眠る私の横に老人がいるのです。


寝ている私の横に沿うように、その老人は「横たわっている」という感じでした。
なぜ老人だと分かったのかも、定かではありません。
ハッキリ見えたというより、気配を感じたというイメージでしょうか。

「えっ!?」
気付いた瞬間、”キーン!!”というものすごい耳鳴りと、同時にザッと全身に寒気が襲いました。
総毛立つというのはこういう事を言うのでしょう。
毛穴のひとつひとつまで、全身の毛が逆立つ感覚でした。

目の前に一瞬にして、白いレースのカーテンのようなもやがかかり、
吐き気がこみ上げて来ました。私は動けません。
「うわ、ヤバイ・・・金縛りだ」
私は、金縛りなんて今まで体験した事はなく、まして霊体との遭遇も一度もなかったので、
かなりびっくりしました。

そのまま祈りの言葉を念じていると、金縛りはすぐに解けました。
そして、気付かぬままぐったりと眠りに就いてしまったようでした。


翌日、私の住むアパートの裏のお宅に、慌ただしく白黒の幕が張られ始めました。
私が寝ていたベッドのある部屋の、すぐ道を挟んで真向かいに 玄関と大きなサッシ窓のあるお宅です。
「誰か、亡くなったんだ・・・」
確かめる間もなく、訃報は伝わって来ました。
亡くなったのは、そのお宅のおばあさんでした。

私は当時、まだ引っ越して日も浅く、そのお宅には引っ越しのご挨拶には伺ったもののいつもお留守で、
年配の男性が一人で住んでいるような印象がありました。
だから、おばあさんがいた事すら知らず、面識もなかったのです。
でも、前夜、亡くなった時にきっと そのおばあさんが私の元に来たのだろうと思います。

たまたま、身体を抜けた時に すぐ側にいた私が感付いただけなのかも知れません。
おそらくは 私に、特別に何か用事があった訳ではないのでしょう。


以前、私の父も 亡くなる間際、自分の身体を抜けて私の中に入って来た事があります。
その時、父には みんなに伝えたい事があったのです。
私の場合、過敏なせいで吐き気がひどいので、こういう時はとても大変です。
でも 霊体は自分の身体を抜けて、他のまだ生きている人と接触する事もあるんだと、
私はこれをきっかけにして強く信じるようになりました。

その後ずっと この地上に留まってしまう霊(いわゆる幽霊)についてはよく分かりませんが、
亡くなったばかりで身体を抜けた霊体は、まだ人としての存在の重さをまとっている感じがします。
「何かを伝えたい」と、心残りを果たしたくて 生きている人との接触を試みるのはこの頃なのでしょうね。

願わくば、その瞬間を迎えた時に「悔いのない自分」でありたい…
そのためには、今日 今この瞬間の一つ一つを大切に、しっかりと生きて行きたいと思っています。

生活はあまり順調とは言えないけど、それでもこうして普通に元気に暮らしてる。
そんな「今」を、幸せだなあ と思うのです(*´ω`)

もし、誰かとの不仲に悩んでいたなら、”永遠のお別れ”をチラッと考えてみてはいかがでしょうか。
「今日、ケンカ別れした人と 明日にはもう永遠に会えないとしたら」
「ずっと謝れないまま、もう二度とその機会は失くなってしまった」
――そうした、悔やんでも悔やみきれない結果を招かないように・・・

明日が、必ず来るという保証はありません。それよりも、今日一日を精一杯生きる事の方がずっと大切です。
未来って、「今日」という日の積み重ねですもん(*>∀<*)
今日をおろそかにして、素敵な未来なんてやっては来ませんよね?

まあ、そんな 自戒を込めつつ、私の体験を書いてみました・・・(笑)
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