2016年07月10日
北野誠さんの 「おまえら行くな。」シリーズが怖い。
私は「血だらけ」の映像作品は嫌いなので(不快なので)観ないのですが、オカルト、ホラー、怪談ものの本、コミック、映像作品は好きで、たくさん観ています。
でも、それらは「作品」で「エンターテイメント」なので、元々怖いもの好きの私にとっては、怖くない…というのが本音です。
ですが…唯一本気で怖がって楽しめる?のが、北野誠さんの 「おまえら行くな。」シリーズ。(映像作品ではなく書籍の方)
これは、怖いです。本当に。私が東京の人間で「関西弁に免疫がない」から、「関西弁の語り口が怖い」というのもあると思いますが、他の関西の方のコワバナは怖くないので、やはり北野誠さんの取り上げるテーマと語りが素晴らしいんだと思います。
何が怖いって、つまりは「コワバナの怖さの核となる“人間の怨念”」なんですけど、生き霊話とか憑き物話を通して北野誠さんが語ると、生々しい“怨念”がむき出しで襲いかかってくるようで、身震いしてしまうんですよね。
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