麻生祇 燐 の オカルトコレクション

【問】ユダヤ密教のカバラに関して、古今東西多数の書籍が出版されたが、それらの内、「イエツィラーの書」「ゾハルの書」「エズ・ハイーム」「バヒルの書」を、出版された順に並べよ。

【答】�@「イエツィラーの書」→�A「バヒルの書」→�B「ゾハルの書」→�C「エズ・ハイーム」
「イエツィラ（創造）ーの書」は、10世紀初め、サアデイア・ガオンなるヘブライ語言語学の創始者によって作成されたものだと考えられている。「バヒル（光明）の書」は12世紀末、南仏で出版されたが、言語的に不明瞭な箇所が極めて多く、未だに解読できない。「ゾハル（光輝）の書」は13世紀末に登場したが、完結した書ではなく、永続的に解説等を書き足す形式となっている。「エズ・ハイーム」は、17世紀頃の本。