2016年06月05日
ハナとミナト 〜深夜の電話〜
高2の夏。夜11時。
いつものようにハナとミナトはLINEのやりとりをしていました。
「今日ね、ヨウヘイくんとね、授業中にね、目があったーーー♡♡♡」
「へー。」
「へーって!!ひど!!」
こんな感じ。いつもこんなやりとり。いつもと違ったのは
「ん?ミナトから着信?」
「ハイ・・・ミナト?何?どーした?」
初めてミナトから電話がかかってきました。
「いや、もうLINEすんのめんどくなったから。電話でいっかと思って・・・」
「あ、うん、確かに。LINEめんどいね。」
ちょっとだけ変な空気が流れます。
「は、初めてミナトの声、電話で聞いたかも。なんか変な感じ〜!あは。」
「そう?つか、今日ヨウヘイと目があったの?よかったねー♡恋する乙女のハナちゃーん♡」
「なに!そのバカにした感じ!ちょっとはらたつー!」
「いやいや、よかったねーって思っただけ。ハナ、目ぇあっただけで喜んでんの?もっと進展しろよ。」
「だってー・・・緊張してヨウヘイくんとしゃべれないもん。今は目が合うだけでハッピーなの♡」
「ふーん。」
「だからふーんとかへーとか!興味なさすぎな返ししないでー!」
「だって興味ねーし。」
いつものこんな感じ。
それから、なんとなくお互いが好きなマンガやテレビの話をしたり、本当にたわいもない話をずっとして、いつの間にか時間はどんどん過ぎていきました。
「ちょっ!もう2時!?ミナト!2時だよ!?明日学校!もう寝よ!!」
「おぉ・・・時間忘れてた。ほんじゃ、また明日な。あぁねみぃ。」
「うん、また明日ね!電話楽しかったね!オヤスミー!」
「ハイ、オヤスミ。お前寝る前こんだけ俺と話してたら、ぜってー俺の夢みるね。笑」
「えぇ!やだよ、ヨウヘイくんの夢みたいよ!」
「残念でしたー。笑」 ・・・プツッ
こんな感じ。いつものこんな感じで、初めての深夜の電話は終わりました。
「なによ、ミナトってば。ミナトの夢なんか見ないっつの。・・・でも電話楽しかった♪ さて、ほんとに寝よ。ねむーい・・・」
この深夜の電話は、これからハナとミナトの中で当たり前になっていくのでした。
いつものようにハナとミナトはLINEのやりとりをしていました。
「今日ね、ヨウヘイくんとね、授業中にね、目があったーーー♡♡♡」
「へー。」
「へーって!!ひど!!」
こんな感じ。いつもこんなやりとり。いつもと違ったのは
「ん?ミナトから着信?」
「ハイ・・・ミナト?何?どーした?」
初めてミナトから電話がかかってきました。
「いや、もうLINEすんのめんどくなったから。電話でいっかと思って・・・」
「あ、うん、確かに。LINEめんどいね。」
ちょっとだけ変な空気が流れます。
「は、初めてミナトの声、電話で聞いたかも。なんか変な感じ〜!あは。」
「そう?つか、今日ヨウヘイと目があったの?よかったねー♡恋する乙女のハナちゃーん♡」
「なに!そのバカにした感じ!ちょっとはらたつー!」
「いやいや、よかったねーって思っただけ。ハナ、目ぇあっただけで喜んでんの?もっと進展しろよ。」
「だってー・・・緊張してヨウヘイくんとしゃべれないもん。今は目が合うだけでハッピーなの♡」
「ふーん。」
「だからふーんとかへーとか!興味なさすぎな返ししないでー!」
「だって興味ねーし。」
いつものこんな感じ。
それから、なんとなくお互いが好きなマンガやテレビの話をしたり、本当にたわいもない話をずっとして、いつの間にか時間はどんどん過ぎていきました。
「ちょっ!もう2時!?ミナト!2時だよ!?明日学校!もう寝よ!!」
「おぉ・・・時間忘れてた。ほんじゃ、また明日な。あぁねみぃ。」
「うん、また明日ね!電話楽しかったね!オヤスミー!」
「ハイ、オヤスミ。お前寝る前こんだけ俺と話してたら、ぜってー俺の夢みるね。笑」
「えぇ!やだよ、ヨウヘイくんの夢みたいよ!」
「残念でしたー。笑」 ・・・プツッ
こんな感じ。いつものこんな感じで、初めての深夜の電話は終わりました。
「なによ、ミナトってば。ミナトの夢なんか見ないっつの。・・・でも電話楽しかった♪ さて、ほんとに寝よ。ねむーい・・・」
この深夜の電話は、これからハナとミナトの中で当たり前になっていくのでした。
タグ:恋愛
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