2020年12月07日
猫が鳴くには理由がある
我が家の猫は良く鳴きます
手前の大きい子がよく鳴きます・・・家に帰りつくなり「なぁーお」という感じで鳴きます。その後は「にゃっにゃっ」と小刻みに鳴きながら周りをウロウロして御飯を待ってます。可愛いのですが、何か訴えている様子が気になりますね。体調不良や不満なら気づいてあげたいと思うのが親(?)心です。今回は鳴く心理等を行動から考えてみます。小さいころから猫と生活しているおっさんの視点ですよ・・・
まず前提として、本来は猫(野生であれば)はほぼ鳴きません。鳴く猫は人なれしている場合です。屋外では声を出すことは敵に見つかるため、鳴く前に逃げる事が通常です。家猫が鳴くのはペット化され「感情」表現するようになった、という事です。
鳴き声と気持ち
・にゃお〜ん
これは甘えてきてます。なでるなら今ですよ!と話しかけています。特に足元にまとわりつく時に多い鳴き声で、しっぽもピーンと立っている事が多いので大体顔とお尻をなでる事で鎮めています。
・にゃっにゃっ
これはお喋りです。用事があるかないかは謎です。にゃお〜んと同様に甘えている表現である事は間違いありませんが、距離感も遠くなく近くなくない場合によく出ます。たまに「付いてきて」と話してるような行動がありますが、付いていかなくても突然座って遠くを見たりしますので、ちょっと話したかった、なんか寂しかった、人がいるか・返事するか試したかったという時です。
・にゃあ〜
強くにゃあ〜となく場合ははっきりとした訴え・要望があります。特に御飯・トイレには細かいのが猫です。我が家の子はご飯場所や隠し場所にお座り待機する等、行動から見てもとてもわかりやすい要望が多い時の鳴き声です。
・カカカ
喉奥を鳴らすような時は威嚇状態です。ひどくなるとシャー・フーといった本格的な威嚇になります。この時はそっとしておく事が得策ですがちょっと変わった猫の話(我が家の2猫)としては、このカカカやグゥーと唸る時に撫でます。怒る前のこの状態の時に触ることで落ち着くので、近い時にはなでます。マネは禁物ですが、完全室内猫の場合には案外いけます。過去の経験からしても、屋外に出ない子は割とこのタイミングで落ち着きます。ただし(2回目)マネしないように・・・
「行動」「鳴き声」「しっぽ」で感情を表す愛らしさ
ツンデレと言われつ猫ですが、やはり個性があります。それぞれに表現方法が少しずつ異なり、色々な表情を見せてくれますが、人と同様で楽しい・嬉しい・欲しい・嫌などの感情はある程度固定しています。会話自体はできないのですが、意思疎通を図ろうとするのは人と同じです。特に安心した人に見せる特別な仕草やわがままは、その人にしかわからない愛らしさを感じる事でしょう・・・(*´Д`)ハアハア
我が家の子達も10歳を超えて、病気等もありながら生活しています。意思疎通は体調管理の一環としても大切で、「痛い・苦しい」の訴えを見逃さないように普段の行動を見ています。特に乳腺腫瘍を経験した猫は今後も油断できません。現在は特に変化なく元気に走り回り、にゃあー(御飯!)にゃお〜ん(撫でなさい!)と訴え、人に指示出ししてくれています。自分の周りの猫の様子、気にしてあげてみてください。割と新たな発見と面白い事がおこるかもしれませんよ(*´ω`)
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