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年間150mSv以上、2017年にはゼロ

年間150mSv以上、2017年にはゼロ

国が放射線量予測


朝日新聞 2012.09.11 朝刊より抜粋

福島第一原発の炉心溶融事故でまき散らされた放射性物質は、風に乗って各地に飛散し、それが雨や雪で地表に落ちた。
原発の北西方向は、放射性物質の放出時期と風向きなど悪条件が重なり、特に汚染度が高くなった。

政府の原子力災害対策本部は6月、福島県内で大気中の放射線量が20年間でどう変わるのかを予測した地図を作った=図参照。
朝日新聞デジタル版の画像




年月がたつにつれて汚染は減っていく。
主に自然減によるものだが、雨で放射性物質が地下に沈むことも考慮されている。
2017年には150mSvv/年以上の地域はなくなり、32年には100mSvv/年以上の地域が消える。

過去の核実験で国内の農地に落ちた放射性物質の追跡調査をもとにした。
一律に農地と仮定して予測しており、精度は高くない。

道路は雨で流れたり通行車両にくっついたりして放射胞物質が減るのが早い。
一方、農地は上が耕されると地中に移りやすい。

このため、予測図は実際よりも放射性物質の減り方が早くなっている。

1mSv以下v/年への除染、困難

予測図には除染による効果は盛り込まれていない。
南相馬市や楢葉町などの年間被曝線量が20mSvv/年以下の「避難指示解除準備区域」などの汚染地域を、政府は長期的には1mSvv/年以下にすることを目標にしている。
→ 1mSv/年以下費用的にも無理があります。

だが、環境省による除染モデル事業で、1mSvv/年以下に下げるのは難しいことがわかってきている。
さらに、除染で出る放射性物質を含む土壌や草木などの廃棄物は、東京ドーム23個分の約2800万立方メートルになるという試算もある。
国は、県内に最長で30年間にわたって一時保管する中間貯蔵施設を設置する計画だが地元の反発などもあり進んでいない。


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