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2017年06月30日
◆「貧血」怖さ?と「低血圧」との違い?
◆ご無沙汰して申し訳ありません…。
もう少し、薬について書こうと思ってましたが、時期をずらして又書きます。
◆今回は、高齢者に多い『貧血』について……。
☆『貧血』からイメージすると”体格が貧相” ”(若い)女性特有” と言う意識と、『貧血』くらい大丈夫!と
過信されている方が多くいらっしゃいませんか?
『貧血』とは、《不定愁訴》の症状… 「めまい」「頭痛」「倦怠感」「食欲不振」などなどの症状を指します。
※貧血は「隠れ国民病」と言われて10人に1人も居るそうです。 実は”日本は貧血大国”だそうです!!
一番多い『貧血』は《鉄分欠乏症》だそうです……。
☆『貧血』と『低血圧』は全く、似て非なるもの、だそうです。
『貧血』 ⇒ (脳に充分な量の血液が供給されているが)血が薄くなっている状態
『低血圧』 ⇒ 血管の収縮の反応が弱くなり、脳に充分な量の血液が供給されない状態
※ここで留意したいのが、高齢者は「薬」の服用が多く、腎臓の悪化で『貧血』になることも多いそうです…。
※胃や大腸を切除された方(私も胃を4/5切除)は、栄養が充分に吸収できず、ビタミンB12欠乏性貧血や
葉酸欠乏症貧血のなりやすい、と言われているそうです…。
特にビタミンB12欠乏性貧血の場合は、”認知症”が強く見られることもある、怖い症状です。
【下記項目で基準値より低いと貧血の可能性大】
◎血色素(ヘモグロビン濃度) Hb 《基準値》 (男性) 13〜18g/dL (女性) 12〜16g/dL
(高齢者)11g/dL 以上
◎赤血球の数 RBC 《基準値》 (男性) 450〜60万個 (女性) 400〜500万個
(高齢者) 300〜450万個
◎ヘマトクリット Ht (血液中に占める赤血球の容積の割合)
《基準値》 (男性) 40〜50% (女性) 37〜46% (高齢者) 34〜43%
『貧血』を侮らず、血液検査で、自分の実情を把握しておきましょう……。
(貧血)
(低血圧)