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2017年03月14日

☆「健康つくり」のために、必要な睡眠とは??

◎健康保持にとって「睡眠」はとても重要な要因と述べてきましたが、
  今日は、厚労省が出した省令から抜粋して紹介します。

※指針では、「生活習慣」や「こころの健康」に関することが多く取り上げられてます…。

睡眠時間が足りなかったり」、「睡眠の質が悪かったり」すると、
生活習慣病》や 《うつ病》になりやすく、
逆に睡眠が良くなると、これらの病気が軽くなることがわかってきました。

◆厚労省から2014年に出された
『健康づくりのための睡眠指針 2014 〜睡眠12箇条』

 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
 9.熟年世代は毎晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
 10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
 11.いつもと違う睡眠には、要注意。
 12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。


※当たり前の事ばかりのように思えますが、
当たり前の事を実践して習慣とするのは意外と難しかったりもします。
今一度確認し、日々の生活習慣の改善に役立てれば幸いです

2017年03月13日

☆”睡眠”は『質』が重要!! 睡眠と健康との関係

日本人の睡眠時間欧米諸国と比べると短い(特に女性で顕著)
というデータがあるそうです。

女性⇒日本人 7:36  米国 8:42  仏 8:33  伊 8:46  韓国 7:42
男性⇒日本人 7:41  米国 8:29  仏 8:26  伊 8:40  韓国 7:52

 厚生労働省のデータによると、現在、日本人の5人に1人は、
睡眠時に何らかの障害を抱えているらしい……。
 時間が不足しているばかりか、
ひどいいびきなど睡眠時無呼吸症候群への罹りかけが疑われる、
内容にも問題があると考えられる睡眠。

 睡眠不足は、「高血圧」や「糖尿病」、「動脈硬化」といった
『生活習慣病』の原因になるとも言われています。

 さて、『質の良い睡眠』には、先日お話した、
深い眠りの「ノンレム睡眠」と、
浅い眠りの「レム睡眠」が関わっています。

 一般に、一晩でノンレム睡眠とレム睡眠を4〜5回繰り返しており、
レム睡眠中には基本的に筋肉は動かないようになっていますが、
脳は活動をしており、夢を見ているそうです。
 また、ノンレム睡眠にはレベルがあり、
最も深い眠りを得られるのが最初の1〜2回。
 つまり寝入ってから約3時間の間に
深い眠り=ノンレム睡眠に達すれば、
脳もカラダも休ませることができるため、
朝起きた時に「ぐっすり寝た」! という
「満足感を得る」ことができるといわれています。


寝入ってから2〜3時間後に分泌されるのが『成長ホルモン』。
成長ホルモン』は単に「成長」を促進させるだけでなく、
「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っています。
皮膚や内臓の細胞を新しいものに入れ替える
(肌の)「ターンオーバー」は、
『成長ホルモン』 によって行われるのです!!

そのため、『成長ホルモン』を《若返りホルモン》と呼ぶ専門家もいるほどです。






※次回は厚労省が出した「睡眠の指針」について。

2017年03月11日

☆春眠アカツキを覚えず?! 熟睡できてますか?

”春”になりつつありますが、よく眠れてますか?  

『春眠暁を覚えず』…  

 このことわざは、
中国の「孟浩然」の詩「春暁」
”春眠暁を覚えず、処処啼鳥を菊、夜来風雨の音、花落つること知る多少”
に由来しています。

そもそも人は”なぜ眠る”のでしょうか?

『睡眠 』をとる理由の中で一番重要なのは、
「脳」「身体」休めるという事…。
日々の生活は人によっていろいろ違いますが、『人間は考える生き物』
なので《常に脳は動いている》のです。
起きている間は、休む時間がほとんど無い脳を
休ませてあげる事が出来るのが『睡眠 』  です。

『睡眠』には「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という種類があることは、
ご存知の方も多いかと思います。
レム睡眠」 ⇒ 浅い睡眠で、身体は深く眠っているのに脳が起きている状態……。
ノンレム睡眠」 ⇒ 深い睡眠で、身体も脳もどちらも眠っている状態です……。
この「ノンレム睡眠」の間に成長ホルモンが一番分泌される為、
成長には『睡眠』が必要不可欠だといわれています。

また、この『睡眠』中には他にも
・ストレスを解消
・疲労を回復
・免疫力を高める(
等々、様々な事も行われているようです。

 もう身体が出来上がっている大人と違い、子どもにとっては、
『成長ホルモン』の分泌を円滑にするという睡眠の効果は
特に重要です。……「寝る子は育つ」って言いますし。

上述の『睡眠の効用』のうちの一つに「免疫力を高める」が有りますが、
以前私が別のブログに書いた内容と考え合わせると、
これは『心と体を治癒する潜在力のスイッチを、睡眠がオンにしている』
という事だと思います。

 そんなわけで、私は「質の良い睡眠」を得るための方法を自分なりに見出し、
毎日6〜7時間は、しっかりと熟睡しています。
そのせいか、起きている時間帯であまり眠気を感じることは無いです。

 また、熟睡できている日とその前後は、
風邪など日常で罹りえる病気にも罹りにくいと、
自ら感じています。


2017年03月10日

★「病気」は早く見つけるほど早く死ぬ? 第3弾

  ◆今回も”ある週刊誌”の記事に基づいて、 私見を書いてます……。

「大腸がん」内視鏡検査は10年に一度でいい…。と言う内容の説明くだりがありました。

人間ドックで早期発見し、寿命を延ばすことに役立つ…本当だろうか?と言うこと。

典型例が、「大腸がんの内視鏡検査」。

⇒便の検査で潜血が判明すると肛門から内視鏡を入れて精密検査をする。

ポリープができているのが見つかる場合が多いが、それを病理検査してみると”陰性”の場合が多い、との事。

一度高性能の大腸内視鏡検査で陰性と出たなら、その後10年は大腸がんの内視鏡検査はしないほうが良い…・

理由は、内視鏡をいれることで、腸が傷ついてしまったり、検査時の麻酔で身体にダメージが残るリスクもある。

と言うことでした。 

「少々ポリープが見つかっても”がん”でないと判断されたら、難度も受けない方が体のために良いという事です。


◆又、血圧を下げすぎる 「認知症」「脳梗塞」になりやすい…」と言うこともわかってきました。」

血圧で、以前は『自分の年齢+90』までが上の血圧の基準値と言うのが常識でしたが、

+10%くらい迄は誤差の範囲だそうです。

ちなみに海外の調査では「血圧の上が180以上の高齢者グループが最も長生きで、140未満のグループが

生存率が低いという報告もあるそうです。

ですから、血圧を下げすぎるといろんな弊害が出てくるようです。

そのひとつが「認知症」を進行させるたり、過度の低血圧のせいで、めまいやふらつきで転倒してしまい、

足を骨折したりするリスクもあるということらしい。





2017年03月07日

★「病気」は早く見つけるほど早く死ぬ? 第2弾

ある週刊誌の記事を見て、ビックリ!!

☆記事内容を読んでいて、同感する事も多かったので、一部抜粋しながら、続けて私見を述べてみたい!!

糖尿病患者が1000万人とも言われる日本…。 『血糖値』を気にされる方は大変多い……。

 糖尿病になれば、毎日インスリンを打たねばならず、酷いときは合併症で腎症になり、
 「人工透析」を受けることになるケースが多い。

 このような恐怖心から、血糖値を気にされる方が多いらしい。

日本糖尿病学界では「ヘモグロビンA1c」が6.5を超えると異常、6.2を治療目標値とされてきたようです。

だが、このような基準は単に厳しすぎるだけでなく、維持しようとするとかえって健康を害することが

 最近わかってきたそうです……。  

※英国での調査では、血糖降下剤を飲んでいる人の方が、飲まない人より、死亡率が高かったそうです。

 血糖値は、食餌制限生活習慣の見直しで簡単に下げることができるので、薬漬けには要注意!!

 私自身には、参考になりました!!



2017年03月06日

★病気は早く見つけるほど早く死ぬ?

ある週刊誌の記事を見て、ビックリ!!

☆記事内容を読んでいて、同感する事も多く、一部抜粋しながら、私見を述べたい!!

※日本では、ガン検診の普及により、どの年齢層でも発見率は急激に上がっている……。
 しかし検査技術が向上し、早期発見ができれば、死亡率は減るはず!
 でも現実は、そうなっていない……(全く同感)


※考えられる主な死因は、不必要な手術や抗がん剤に寄る「治療死」ではないか? と記述されている。
 但し、統計上、「治療死」と言う項目はありません。 
 なぜなら、例え無駄な手術を行なって患者が亡くなっても、それは「ガンによる死亡」としてカウントされるため。


現代の医療のあり方を問うているこの記事には、相当の反響が予想されるが、私個人としては納得できる。

特に、レントゲンの必要性については、注意が必要との記事に”そうだ”と思う。

「前立腺がん」「胃癌・肺がん」「大腸がん」「認知症」等々について書いてあるが、

今後いくつか取り上げて書いていきたい。

今日のひと言⇒「職場健診」や「人間ドック」をおこなっているのは、日本だけ! と言う文章…。
       過剰診断や無駄な手術の温床となっている「検査ビジネス」の不都合な真実…と言う
       表現には、異論もあるだろうが、 なんとなく理解・納得できるのが、不思議







2017年03月05日

☆終末期に思うこと……。

◆最近は、地方新聞の「死亡欄」を毎日チェックしています。

 知人友人が、載っていないか? とても気になります……。  (※私は60代)

高齢者が尊厳をもって最期まで生きるための支援とは?  (※東京と老人総合研究所より、一部を抜粋)
 
 医療技術が進歩し、過去には助からなかった状態でも、現代の医学の力では救うことができます。
 それゆえ、死の迎え方も多様化してきています。
 医療の場では、治療方針決定プロセスに患者が参加する機会が増え、高齢者終末期ケアにおいても、
 延命治療の自己決定の問題が注目されるようになってきたようです……。

★終末期を迎える高齢者は、認知機能の障害を有していることが多いようで、
 その時点で「どのような最期を迎えたいか」の希望の確認が難しいために、
 ケアの方針が定めにくくなっていると聞きます。
 事前に本人が意思を書き残しておければいいのですが、活用するためには法的、倫理的な面を含めて
 いろんな問題も残されているようです。

 「終末期ケア」は、人生の最期を視野に入れた時、よりよく生きるための支援のあり方や、
 高齢者が終末期を迎えた時に、安心して最期まで「生きることに価値を見出す社会」づくりをめざすべきでは?
と思っています。







2017年03月02日

★「考えたい…」 終末期医療について

◆自分も、そろそろ「終末について考える時期」にきたかな??と思い、只今勉強中……。

※終末期のありようを自分の意思ではどうすることもできず、
 医療者や家族に託されている高齢者も多いと思います。 所謂「寝たきり老人」。
 何もわからないのに、寝たきりで、管から栄養を摂り、おしめをする日々を、何年間も送っている......。

 ★そんな「寝たきり老人」が日本には、どれくらいいらっしゃるのだろうか?

その数は1993年の90万人から2000年には120万人に増加し、2015年には200万人に達すると予測…。
さらに、10年後の2025年には、230万人にもなるという。驚くべき数だ。
 《平成11(1999)年度の「厚生白書」より》
(但し、厚生労働省のホームページや最新の白書、年次報告を見ても、
 ここ数年、寝たきり老人の人数について
 直接言及した公的統計データが見つからない)


★アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは、
胃ろうなど経管栄養や点滴は行わず、食べるだけ・飲めるだけにして
安らかに看取っているため、寝たきり老人はいない。
つまり、日本だけが例外らしい……。


※年齢にかかわらず、命を永らえさせることを目指してきた日本の医療が、
  結果として、かえって高齢者を苦しめているでは?と疑問に思うようになってきた。


先日、「夕張市の医療」について引用したが、
超高齢化社会と医療費急騰の狭間で
 「終末期」のあり方について議論を重ねていく必要があると思うので、
徒然なるままに書いていきたい!! 



2017年02月27日

★「終末期」について……。

超高齢化社会に突入したわが国において、「終末期」をどう捉えていくか?

 病気療養中の方だけでなく、外見が健康な方でも「終末期」が近づくと、
色々と悩むことが多くなりませんか?

 治療で入院し、手術等を受けた後、胃ロウ延命治療を受けるケースが多い現代……。

最近は、「緩和ケア」と言うことが医療業界でも頻繁に取り上げられ、
  終末のあり方が、論議されちますね。

私は、延命治療よりも緩和ケアを選択し、自分の意思で終末を迎えたい。


★末期がんで余命1、2カ月になれば、「自宅で療養し、必要になれば、
『ホスピス病棟』や『緩和ケア病棟』に入院したい」と回答した人が38.7%もいると言う。
 (日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団の平成24年の意識調査)

 しかし、厚生労働省の「人口動態統計」によるとがんを患い
自宅や緩和ケア病棟で23年中に亡くなった人はそれぞれ8%程度。
 ほとんどの人は「緩和ケア」を受けることなく病院の一般病棟で亡くなっている。
 原因のひとつに提供施設の不足があるらしい。


※自分の意思で、終末を過ごしたい……。

この問題は、もう少し継続して考えてみたい……。

2017年02月23日

☆「医療崩壊のススメ」? 第2弾

◆今日は、日本の医療問題を再考させられる意見を、ビデオドットコムから引用します。

<〜〜引用ここから〜〜>

★医療サービスを縮小せざるを得なくなった夕張では、かえって医療や健康に対する市民の意識が変わり、
 結果的に心疾患や肺炎で亡くなる人の割合が減ったと指摘する。
 また、病院が減ったために、医師が患者宅を往診する在宅医療に比重が移ったことで、
 高齢者一人当たりの診察費が抑制され、病院ではなく自宅で亡くなる人の割合が大幅に増えたという。

★医療サービスの縮小は、当然、市民に不便を強いているはずだ。
 病床数は減り、救急車の応答時間も1時間を超えた。
 しかし、医療体制の縮小や削減が原因で、夕張市民の死亡率や死者数が増えたということはない(森田氏談)。
 むしろ、高齢者にとっては、病院ではなく、自宅や特別養護老人ホームなど、終の棲家で天寿を全うし、
 最期の時を迎えることができるようになったことが、重要な意味を持つと森田氏は指摘する。

★日本では、1951年には8割以上の人が自宅で最期を迎えていたが、現在は75.6%の人が病院で亡くなるように
  なった。  多くの人が自宅など終の棲家で最期を迎えたいと考えている。
  しかし、実際は家族が最後まで面倒を見ることは難しいのが実情だ。
 夕張では医療崩壊によって終末医療を病院に任せられなくなった結果、在宅で療養する患者を隣近所が協力して
 面倒を見るようになり、地域の繋がりが強まる効果も生んだ、との事。 (地域力の向上)
 結果的に自宅で死を迎えられる人が増えたと、森田氏は言う。

★医療が高度化すると、過剰な医療サービスが提供されるようになり、不必要に医療費が膨れ上がる傾向がある
  (森田氏談)。
★下手に医療体制が充実すると、市民の医療への依存意識が強くなり、個々の健康に対する意識はかえって
  希薄になる。 とりあえず病院に行けばいいだろうと考える住民が増えるため、医療費がいたずらに膨れ上がる。
  ところが、夕張のように簡単に病院に行けなくなると、市民が健康を意識し、予防医療を実践せざるを得なくなる。

★夕張では財政破綻という最悪の理由から、市民は否が応にも医療サービスの大幅な低下を受け入れざるを
  得なかった。
  その結果、市民の健康に対する意識が上がり、かえって市民が元気になるという、予期せぬ効果が生まれた。

※現在、急ピッチで高齢化が進む日本では、医療費も年々増加の一途を辿り、国の財政を逼迫させている。
 しかし、夕張市の経験は、医療費を増やせば自動的に市民の福祉や健康が増すとは限らないことを物語っている。


<〜〜引用ここまで〜〜>

……みんなで、医療問題を再考する時期では、ないでしょうか?


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