流れるように　

早朝、アレキサンドリアへ行くため
カイロの駅へ向かってます。
朝もやのナイル川が神秘的です

もう、メチャメチャ、イスラム圏です。

しっかり、観光客です。

駅には、裸足で喜捨を求める老人もいらっしゃいました。
トイレにも、モチロン、いらっしゃいましたよ。

あ〜、この列車の乗るんだ。。。
一応、一等車です。

車内はこんな感じですが、
真ん中のドアの向こうにチラっと
男性が見えるのお分かりですか？

トイレのドアの前で、ティッシュを渡そうとするんです。
モチロン、断りました。

トイレに入って、ドアを閉めて、
アレ、
ドアの鍵が壊れてる

思わず、ドアを開けると、さっきのお兄さんが
ドアノブを持っている。

「おれが見ててやるから、大丈夫だよ。安心してしな。」
って多分、言ってた。

そりゃ、こんなおばさんのは、見たくもないだろうけど、
おばさんは万が一に備えなければいけないんだよ

トイレを見なおすと、なんか、ベチャベチャに濡れてて
便器を覗くと線路が見える。

とりあえず、座る部分を消毒ティッシュで拭いて
片手はしっかりドアノブを持って、
ううう、すごい姿勢。

って、今、思えば愉快な経験でしたが
この日のトイレ騒動はこれだけでは
済まされなかった・・・〓