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2018年10月05日
【AfterEffects】モンタージュにおける画面揺れの必要性
どうもフミナです。
この度、HaloクランLeapsのむーん君の2nd Montageを手掛けました。
本日公開しましたので、良かったら見てください。
今回はかなり演出に力を入れました。
3DCG等も今後は色々と使っていきますので、楽しみにしていてください。
という事で、今回は画面揺れについて書き綴っていきます。
自分が使用しているソフト、After Effectsにはウィグラーというレイヤーに揺れを与えるエフェクトがあります。揺れ方もランダムに動いてくれるので、汎用性が非常に高いエフェクトになります。
で、「実際画面の揺れがどういう影響を与えるのか」という所ですが、簡単に説明すると、「人は動きのあるものに目が行く」という事を理解する事が重要なポイントになります。
例えばただシネマが真っ直ぐに横や縦、前後に移動しているだけだと面白くありませんし、印象的じゃありません(揺れが必要ない場面も有)。
じゃあどうすれば良いのかという事を考えた所、「再生速度に緩急をつける」か「動きを与える」という事になります。
これはウィグラーの様に揺れを与える以外にもモーションエフェクトでズーム等も併用すると良いかもしれません。
今回のむーん君のモンタージュのシネマのシーンにも揺れるエフェクトを使用しているシーンが多くあります。そちらの詳細はnoteにて公開していますので、良かったらご覧ください。
この度、HaloクランLeapsのむーん君の2nd Montageを手掛けました。
本日公開しましたので、良かったら見てください。
今回はかなり演出に力を入れました。
3DCG等も今後は色々と使っていきますので、楽しみにしていてください。
という事で、今回は画面揺れについて書き綴っていきます。
自分が使用しているソフト、After Effectsにはウィグラーというレイヤーに揺れを与えるエフェクトがあります。揺れ方もランダムに動いてくれるので、汎用性が非常に高いエフェクトになります。
で、「実際画面の揺れがどういう影響を与えるのか」という所ですが、簡単に説明すると、「人は動きのあるものに目が行く」という事を理解する事が重要なポイントになります。
例えばただシネマが真っ直ぐに横や縦、前後に移動しているだけだと面白くありませんし、印象的じゃありません(揺れが必要ない場面も有)。
じゃあどうすれば良いのかという事を考えた所、「再生速度に緩急をつける」か「動きを与える」という事になります。
これはウィグラーの様に揺れを与える以外にもモーションエフェクトでズーム等も併用すると良いかもしれません。
今回のむーん君のモンタージュのシネマのシーンにも揺れるエフェクトを使用しているシーンが多くあります。そちらの詳細はnoteにて公開していますので、良かったらご覧ください。
2018年09月26日
【After Effects】それっぽくなる色調補正とLUTの話
どうもフミナです。
今回は色調補正のLUT(Look up table)について解説していきます。
制作した映像の調整をする時にLUTを当てる作業は欠かせないもので、これ一つで印象が180度変わるといっても過言ではありません。
ただ、どうしても制作する人のセンスが問われる部分なので、これはあくまでも僕がやった場合の一例として見て頂くのが良いと思います。
(当てる前)
(当てた後)
クリップのワンシーンですが、これだけ印象が変わります。
一番良いのはもっとフラットな素材からグレーディングしていくのがベストなんですが、今回はあえてこちらの素材で編集しました。
こちらはトーンの調整で、露光量、コントラストを上げ、ハイライトと白レベルを下げ、色温度と色かぶり補正に調整を加えました。
全体的に少しオレンジ掛かっている様に調整したものになります。
ここで更に、
LUTのプリセット(これはAdobe社のもの)を当てるとこうなります。
緑掛かっている部分が少し青っぽくなりました。
こちらは静止画になりますが、音楽と合わせた時にLUTを当てているか当てていないかだけで印象が全く違います。
もし映像作品を作っている時、違和感を感じる事があった時はまずLUTや色調補正の設定を一から見直してみてください。必ず変化があります。
LUTの細かい設定についてはこちら
今回は色調補正のLUT(Look up table)について解説していきます。
制作した映像の調整をする時にLUTを当てる作業は欠かせないもので、これ一つで印象が180度変わるといっても過言ではありません。
ただ、どうしても制作する人のセンスが問われる部分なので、これはあくまでも僕がやった場合の一例として見て頂くのが良いと思います。
(当てる前)
(当てた後)
クリップのワンシーンですが、これだけ印象が変わります。
一番良いのはもっとフラットな素材からグレーディングしていくのがベストなんですが、今回はあえてこちらの素材で編集しました。
こちらはトーンの調整で、露光量、コントラストを上げ、ハイライトと白レベルを下げ、色温度と色かぶり補正に調整を加えました。
全体的に少しオレンジ掛かっている様に調整したものになります。
ここで更に、
LUTのプリセット(これはAdobe社のもの)を当てるとこうなります。
緑掛かっている部分が少し青っぽくなりました。
こちらは静止画になりますが、音楽と合わせた時にLUTを当てているか当てていないかだけで印象が全く違います。
もし映像作品を作っている時、違和感を感じる事があった時はまずLUTや色調補正の設定を一から見直してみてください。必ず変化があります。
LUTの細かい設定についてはこちら
2018年09月21日
【AfterEffects】モンタージュにおけるカッコいいトランジション(画面切り替え)の付け方
どうもフミナです。
今回はトランジション(画面切り替え)について話をしていきます。
トランジションには様々な技法があり、ただ映像をカットするものから、動画編集ソフトに入っているもの、AfterEffects等のソフトを使って一から組み立てるものまで沢山の種類があります。
そんな中でもどの演出が映像にどういった効果を与えるのか、どういった技法のものを使うのが最適なのか、という所を理解できると、それだけで映像のクオリティは格段に上がります。
例えば、繋いだ先の映像が向かっている方向にズームしながら変化させたり(逆も然り)、光が多くて眩しい場合、更にフレア等の光源のオーバーレイを重ねて光りながら切り替えたり等、状況によって臨機応変に手法を切り替えていく必要性があります。
今回は僕がそのトランジションの基本を学んだ映像を紹介します。
Haloプレイヤーであればきっと見たことがあるでしょう、スナイプダウンのモンタージュ。
シーン切り替えの境目を意識して見てみると面白いです。おすすめは5分55秒辺り。
因みに気付いた人も居ると思いますが、MoST 7th Montageもこの作品の影響をかなり受けてます。
こちらは僕が尊敬しているエディターの一人、SLP(スリープ)さんが作ったCoD:BOのモンタージュです。
何が凄いって、カットを頻繁に入れているにも関わらず繋がっている様に見える事です。
敵をキルしているシーン以外にも、しっかり移動しているシーンも繋ぐ事で一連の流れが理解しやすい、でもテンポがめちゃくちゃ良い。
勿論冒頭で説明したトランジションも様々な技法で演出されているので何度でも見れる、そんな作品です。おすすめは1分5秒辺り。
意識する事は、繋ぐ前後の映像の情報しっかり理解する事です。
一瞬ではありますが、その一瞬に拘って演出を組み立てる事によって、映像のクオリティは一段と上がるので、是非色々試してみてください。
今回公開したMoST 7th Montageもトランジションはかなり意識して使い分けました。
そのトランジションについての詳細はnoteに記載しておりますので、こちらからどうぞ!