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2019年06月08日

H31 GW 鹿児島西部の旅 3日目-8 指宿 里の温泉 吉乃湯V・道の駅 いぶすき


こんばんは、エルグ(嫁)です。

吉乃湯の受付で、おかみさんと世間話をしている主人の横で聞いていると、昔の温泉や銭湯では、このような光景が普通にあったのだろうと思いました。

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「最近の入浴施設は、機能性追求のため、あまりの便利の良さに、用が済めば直ぐに帰りたくなるような作りになっているが、ここには、少し温まった体を覚ますまで、ゆっくりしたくなる雰囲気がある!」

更に、無料でお茶をサービスしているなど、何となく温かみを感じるところがありました。

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おかみさんが気さくな感じで、話をして思ったのですが、幸せな気持ちにさせてくれる雰囲気を持っている人でした。

主人は、吉乃湯をかなり気に入ったのは分かるのですが、

「この吉乃湯は、これからきっとお客さんが増えるだろうなぁ〜! 温泉好きの要素がたくさんあるから・・・!」

主人から、たくさんの良かった例を聞いていると、納得出来る事ばかりで、数年後に ”また吉乃湯に来てみたいなぁ” と思います。

世間話を30分以上して、駐車場に向かう途中、やっぱり旅は楽しいと実感しながら歩いていると、少し主人の歩き方に違和感を感じたので、

「大丈夫? 疲れてない?」

「ああ、大丈夫 お腹空いたな!」

近くにニシムタと言う、大型スーパーがあったので向かいました。

買い物中も主人が疲れているように見えたので、

「明日は、宿に泊まろう!」

「そうやねぇ〜 たまには宿に泊まろうか!」

以外に素直に応じた主人に、少し驚きながらも、少し不安も感じました。

買い物を済ませ、この日のお泊り地を聞くと、道の駅 いぶすき に行くことに決まりました。

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スーパーからは、20分くらいとのことでした。

「明日、どの辺りで泊まる?」

「霧島温泉郷か人吉温泉郷辺り、かなぁ?」

宿に泊まることに、本気で考えているようで、少し安心していると道の駅 いぶすきに到着しました。

直ぐに食事にします。

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朝、枕崎で買ったさつま揚げの残りもあったので、車内で食べる食事の割には賑やかな感じで、満足感も十分でした。

食事が終わると、直ぐに主人に、

「パソコンで、明日の宿を探して!」

「安くて、良さげなリゾートホテルがあったので、決めるよ!」

宿の予約を完了して、軽く道の駅敷地内を歩きます。

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早朝から、しっかり遊んだこの日は、二人とも疲れ切ったので、早めの就寝となりました。















2019年06月06日

H31 GW 鹿児島西部の旅 3日目-7 指宿 里の温泉 吉乃湯U


こんばんは、エルグ(嫁)です。

温泉館は、特に工夫を凝らしている訳ではないのですが、何故か親しみを感じる不思議な第一印象でした。

むやみに飾らないけど寂しくも無く、何処となく情緒を感じる雰囲気と温泉上りに一休みしたくなる空気が溢れていました。

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受付で、おとな300円/人を払い、路地を10m進むと男女別の入り口になります。

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私の感想は、女湯の脱衣室に入ったときは、今どきの無駄の無いシンプル且つ使い易そうな上手に作ってある印象でしたが、浴室に入ると如何にも主人好みの、今時の作りでした。

お湯は、無職透明のかけ流しです。

予想通り主人はとても気に入ったらしく、隅々まで各所を見ていたようでした。

男湯は、脱衣室のスペース的には少し狭さを感じるものの、浴室や露天風呂とのバランスを考えると絶妙な面積になっていたと思います。

洗面器には、昔流行ったカランを水道管や工具にしていたりとオーナーの想いと工夫が感じられました。

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浴室に入ると浴槽と洗い場の比率が絶妙で、浴槽を無理して大きくせず、大きなサッシから入る光が心地良く、ささやかな光が差してくるようにポリカーボネートの庇を設けるなどの、細かな計算をされているように思えました。

色のバランスも素晴らしく、落ち着いた感じです。

床部・浴槽には鉄平石を敷き、腰壁も延長で鉄平石、腰上壁はひのきの上小節張りと上手に和風らしさを演出してありました。

最近は少なくなった鉄平石ですが、自然石ならではの床は水分を含み光を受けてさまざまに輝き、腰壁は少し乾いた感じになるので、淡く立体的に感じるように考えているのだと想像出来ました。

そして、この配色の組み合わせは、古臭さを感じさせないだけでなく、飽きの来ない落ち着いた感じになる。

また、洗い場は、機能的にも無駄は無く、必要十分と言う感じですが、絶妙にシャワーから浴槽まで来ないような距離を設けているため、不快な思いをさせないような配慮をしているのだと思い、この面積の中での配置に関心しました。

露天風呂は、とてもシンプルで、庭園風に造った庭が生きてくると思う感じがしました。

庭園も、お金に任せて派手に作るのではなく、手作りだけどチープではなく、オーナーの愛情が伺え、センス良く作ってありました。

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他にも、細かく繊細な配置バランスやセンスの良さに感心するところがありましたが、久しぶりに身も心も満たされた温泉に充分満足させて頂きました。


私は温泉から上がると、受付のある建物に向かいました。

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主人は先に浸かり終え、受付の待合コーナーで待っていました。

私が主人の所に着くと、珍しく主人がおかみさんと温泉のことについての話で盛り上がっていました。

日頃から口数の少ない主人は、このような場所で、見ず知らずの人と話すことは殆どありませんが、温泉談議にスイッチが入ったようで、少し驚くような光景を目の当たりにしました。
















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2017・1・19      主人(52)と私(?)  山口県西部在住
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