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2018年06月14日
2018 GW 伊勢神宮・熊野三山の旅 5日目-7 湯の峰温泉入浴
こんばんは、エルグ(嫁)です。
湯の峰温泉 の入浴受付に向いました。
少し迷っていると、受付のお兄さんが説明してくれて、
「くすり湯は、石鹸使えませんよ! つぼ湯は、2時間待ちです。」
「エエッ! やっぱりか、残念やなぁ〜、公衆浴場にしよう!」
主人は、今日は難しいと思いながらも、つぼ湯を楽しみにしていたようでした。
これだけの支持を受けている温泉が、なんと大人250円/人です。
温泉通の人が、”入浴料が安い温泉ほどお湯が良い” と言っておられましたが、期待が膨らみます。
券売機で買って、受付に出し正面の公衆浴場に向かいます。
男湯に入ると、脱衣室は石張りの床に板張りの壁、昔から使われてある建材の造りは、本物の歴史を感じさせてくれる温泉と思いました。
たまたま脱衣室には、入れ違いで1人になったので、思わず写真を撮りました。
浴室に入ると左に木製の掛湯樽があり、これまた昔からある歴史を感じさせる物でした。
中に7,8人の入浴者がいましたが、1人を残して一斉に出て行きました。
残った一人も5分後くらいに、これまた運良く出て行き、なんと貸切状態となりました。
床と腰壁には、那智石の平板?らしき石張りに、腰上壁は、桧板張り?、浴槽周りには、一本ものでは無いものの桧を使っていました。
地域的に吉野桧かなぁ〜?と妄想したりしました。
お湯のことを語るには甚だ恐縮ですが、ほんの少し白濁していたような丁度良い湯加減でした。
そして、この手のレトロ温泉には最高のカラン(蛇口)が付いていました。
今ではなかなか見ることが出来なくなった、久しぶりに見る 赤玉・青玉のプッシュ式カランです。
贅沢を言えば、ケロリン桶か木製の桶に木製の風呂椅子であれば、エルグ100% になっていたのですが、それでも掛湯専用には、木製の手桶使われていたので、久々の温泉大好きと純粋に思うことが出来て、心に残り染み入る大満足の入浴でした。
2018年06月12日
018 GW 伊勢神宮・熊野三山の旅 5日目-6 湯の峰温泉・主人が叱られて
こんばんは、エルグ(嫁)です。
熊野本宮大社のお参りを終え、駐車場に戻った頃にはもう12時を越えていました。
朝、新宮市で買っておいたお弁当を駐車場で食べ終え、疲れた足と汗をかいた体をサッパリするため、温泉に向かいました。
この辺りには、良質な温泉や主人の好きな情緒ある温泉地がたくさんあるようでした。
その中でも主人が選んだのは、湯の峰温泉 です。
熊野本宮大社から山越えの熊野街道を走り、10分程度で湯の峰温泉の無料駐車場に着きました。
着いた時は満車状態で、少し待ちましたが1台分空いたので止めることが出来たのですが、後ろに数台列ができていました。
ところが最後尾に付く筈の走って来たばかりの なにわナンバーのミニバンが待ち順を無視して、駐車場内に入って来ました。
枠内に止め終わった主人は、目の前に来た なにわナンバーのミニバンにクラクションを鳴らして、順番を守れ的なことを手振りしていると相手は逆ギレして睨み返してきました。
それに反応した主人は、完全にプッツン、戦闘モードに入ったみたいで、今にも車から降りて行きそうな感じと言うか、シートベルトを外しかかっていました。
その直後、相手のミニバンは温泉にも寄ることなく走り去って行きましたが、私はどうなるのかヒヤヒヤしていました。
しかし、ミニバンの助手席に座っていた奥さんだろうと思う人が、走りながら私達に文句を言っていたようでした。
私も凄く不愉快でしたが、順番すら守れない・逆ギレする大人がいることに呆れてしまいました。
主人には、
「相手が悪い事は分かるけど、もう止めてね!」
「ごめんごめん、ケンカする気は無いんやけどなぁ〜! 反省しま〜す。」
と 幼稚園児のような口だけ反省していました。
車から降りると隣で一部始終を見ていた老夫婦が、
「近頃、おおちゃく者が多くなったけど、あんまり相手にせん方がエエで〜! 損するだけやで〜!」
「兄ちゃんはエエかもしれんけど、奥さんも居るんやし、可哀想やん!」
と 老夫婦からやさしく叱られているようでした。
「そうですね!順番も守れん奴 相手にしても仕方ないですね!」
人生の先輩に言われて少し応えたのか、
「すまんやったね! もうしません! 反省します。なんでやね〜〜ん!」
と 半分納得できない中、老夫婦に叱られ少しは反省したようでした。
温泉セットを持って移動を始めると、今度はキャンプのようにテーブルセットを出して調理をしている人、洗濯ものを干している人、バスコンの中で調理をして食事している人、で驚きました。
「わざわざ人に見えるようにして、カーテンぐらいしろよ! ここはオートキャンプ場か?」
と 先程の反省のせいか、小声でまた毒を吐きます。
主人は一部の甚だしいマナー違反者のために車中泊者全てが悪者と思われたくないのです。
それにここは温泉利用者のための駐車場で、混雑しているにも拘らず、著しく場違いなことをする大人を主人は嫌うのです。
しかし主人は、マナー違反者だけを非難している訳ではなく、気を付けていても自分達がマナー違反者になっていることもあり得るので、常に臨機応変に考えることが重要と考え、言っています。
また、許されるべき微妙なマナー違反もあるのではと柔軟な面もあるので、言葉だけによるご都合規制に異議を持っています。
だから最低限、車中泊者は他人に迷惑を掛けてはいけないと言う考え方から、誰が見ても不愉快と思われる一部の甚だしいマナー違反者には、つい反応してしまうのです。
そして大袈裟に言うと、少しでも気遣いの出来る車中泊者が増え、私達を含めて迷惑行為を改める心を持つ車中泊者が増えることを願ってブログを始めた経緯があります。
車中泊で旅をする方々は、周りの人達に迷惑や不愉快な思いをさせないようにしましょうね!
余談が長くなりましたが、駐車場から元湯までの道は、僅か徒歩2分程の距離ですが、どこか昔見てきた感じの雰囲気で、懐かしさに安らぎさえ覚えました。
湯元近くまで歩くと、温泉に浸かった後の幸せな顔で、溢れていました。
如何にも主人が好きそうな温泉地で、私も楽しく思えてきました。
二人ともご機嫌で湯元橋を渡り、入浴受付に向かいました。
2018年06月11日
2018 GW 伊勢神宮・熊野三山の旅 5日目-5 熊野本宮大社・八咫烏
こんばんは、エルグ(嫁)です。
手水舎から少し上ると熊野本宮大社神門が見えてきました。
神門の周りにはたくさんの人がいました。
よく見ると人集りは授与所の前で、おみくじや御守り等を買っているようでした。
お参りの仕方などの看板を見て、失礼が無いように確認します。
そして神門へと向かい、一礼して社殿へと向かいます。
ここから先は、撮影禁止になっていました。
神門を潜ると社殿は、他の2社とは異なり、朱色でなく木の渋い色でした。
お参り順は、先程の看板に書いて有ったように進んで行きます。
証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
東御前(若宮・第四殿) 天照大神
満山社 結ひの神(八百萬の神)
社殿のお参りを終えて神門を出ると、何故か今回の旅で大役を果たしたかのように感じました。
その後も周りを散策しながら、お参りもします。
その先に黒いポストがありました。
八咫烏(やたがらす) をイメージしての黒いポストのようです。
八咫烏と言えば、3本足や日本サッカーのマークに使われたりしているイメージですが、特に詳しい事は知りませんでしたので、ちょっと調べてみました。
再び歩きだし階段を下って行きます。
下り終えると大鳥居があるらしいので、行ってみました。
最後に大鳥居を見て、熊野三山を締めくくりました。