●富士ゼロックス
昨日、当社のプリンティングソリューションを
2005年から支えてくださっている富士フィルムの営業さんが
訪ねてきてくださいました。
富士フィルム・・・契約当初は富士ゼロックス京都さんでした。
当然、ビジネスの話ですがね。
●いろいろな話
いろいろ、話したいことがありましたが
1時間と言う限り有る時間の中
できるだけ情報交換をしようと思い、矢継ぎ早に話しました。
●共感
その中で、我が上司から
当社(特に私)は『顧客サービスをやり過ぎている』と
言われたことについて、つい愚痴ってしまいました。
顧客にサービスをして何が悪いんだ?から
どこまでがやり過ぎじゃないんだろう?とか
その富士フィルムの営業さんに話しました。
すると、その営業さんが熱く語り始めました
顧客へのサービスにやり過ぎることは無い! って
なんだか、二人で共感しあって、最終的な結論が出ました。
●やはりおかしい
そうです、我が上司は考え方がおかしいのです。
顧客サービスやり過ぎって私の事を評価するのは
判断基準が違い過ぎるんでしょう。
私の方では、顧客サービスの為にシステムプログラムを自分で作ります。
もちろん、外注なんてしません。なので、費用は私の人件費のみ
それで、営業さんは喜ぶし、顧客も喜びます。
そのようなサービスで、長年取引が続いていた顧客もあります。
過去形なのは、昨年の入札で、親会社の営業部長が
顧客質問:『今後も当方とパートナーとして協力してシステム開発をしてもらえますか?』
に対して、『いえ、本部に戻って確認します。』って答えたそうです。
すると・・・・契約が解消されました。
トップユーザーでした。
これが、顧客サービスやり過ぎっていうシステム責任者が居る会社の
営業さんの対応です。
●顧客サービスやり過ぎの基準
顧客サービスは、顧客にサービスを提供し、その対価を得るためのもの。
もしくは、提供には低コストだが、顧客には相当のメリットがあり、かつ顧客の信頼を得られるもの。
この顧客のメリットとは、価値のある情報であったり、商品への付加価値だったりします。
もちろん、それらのサービスを提供するために収支が赤字になるようなものは
やり過ぎでしょう。
しかし、当社のサービスは情報提供がほとんどです。
情報を生み出すためのシステム開発は自社で行ってきました。
なので、かなり低コストで、しかも一度開発すれば
その後のコストはほぼ
0です。
親会社のシステム部門は自分で開発できないので、
顧客にサービスを提供しようとすると開発を外注しなければならず
その外注費用が回収できそうもないから、サービスしないと言う判断になるわけです。
その判断は正しいんでしょうが、それを当社、
自社開発出来る拠点に適用するのは完全な誤り
親会社のシステム責任者は
親会社たるプライドからか、
当社のシステム要員を退職に追い込みました。
600人程度の従業員で、開発出来るシステム要員が
最盛期では 12人
それが今では 5人
当然、ノウハウも技術も流出してしまいました。
あ〜あ! やってらんね〜!