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2017年12月19日

Excelで車庫証明アプリを作ろう

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Find関数について


Cells.Find(what:=m).Selectについて

条件に当てはまるセルを探します。

【構文】

Object.Find(What, After, LookIn, LookAt, SearchOrder, SearchDirection,

MatchCase, MatchByte, SearchFormat)

・Object・・・Rangeオブジェクト

・What・・・検索するデータを指定します。省略できません。

・After・・・単一のセルを指定。この引数に指定したセルの次の

      セルから検索を開始します。

      省略するとObjectで指定したセル範囲の左上の次の

      セルから検索します。(省略可能)

・LookIn・・・検索の対象を指定。(省略可能)

       数式・・・(xlFormulas)

       値・・・(xlValues)

       コメント・・・(xlComments)

・LookAt・・・完全に同一のセルだけ検索します。(xlWhole)

       一部でも一致するセルを検索。(xlPart)

       (省略可能)

・SearchOrder・・・検索方向を指定する。(省略可能)

          列方向(xlByColumns)

          行方向(xlByRows)

・SearchDirection・・・前方に検索する場合(xlNext:既定値)

            後方に検索する場合(xlPrevious)

            (省略可能)

・MatchCase・・・大文字と小文字を区別する場合(True)

          区別しない場合(False)

          (省略可能)

・MatchByte・・・半角と全角を区別する場合(True)

区別しない場合(False)

          (省略可能)

・SearchFormat・・・書式を検索する場合(True)

書式を検索しない場合(False)

          (省略可能)

上記のような内容になります。

また、条件に当てはまるセルが複数存在する場合は、

見つかったセルの次を検索するためにFindNextメソッドと

FindPreviousメソッドを使用します。

・Object.FindNext(After)

・Object.FindPrevious(After)


今回は「what」以外は全て省略して「Cells.Find(what:=m)」となっております。


今回は必ず検索する駐車場が見つかるという前提でVBAを

作成していますが、本来は見つからない場合も想定に入れる必要があります。

見つからない場合はエラーが発生します。

Findメソッドはセルを見つけた場合、そのセルを表すRange

オブジェクトを返し、見つからなかった場合はNothingを返します。

下に例文を記載します。

Dim Rng As Range

Set Rng = Cells.Find(What:=m)

If Not Rng Is Nothing Then

   Cells.Find(what:=m).Select

With Selection.Interior

.Pattern = xlSolid

.PatternColorIndex = xlAutomatic

.Color = 16764159

.TintAndShade = 0

.PatternTintAndShade = 0

 End With

End If

上記のようにすると、もし該当する駐車場bェ無い場合は、そのまま終了します。




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2017年12月07日

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駐車区画に色付け


Dim m As Integer

m = Sheets("車庫証明").Range("n4") '変数mに駐車場番号を指定

Sheets("車庫図面").Select

Sheets("車庫図面").Cells.Select

With Selection.Interior

.Pattern = xlNone

.TintAndShade = 0

.PatternTintAndShade = 0

End With

Cells.Find(what:=m).Select

With Selection.Interior

.Pattern = xlSolid

.PatternColorIndex = xlAutomatic

.Color = 16764159

.TintAndShade = 0

.PatternTintAndShade = 0

End With

上記のような記載をしました。

変数のところは分かりますね。

次の

Sheets("車庫図面").Select

Sheets("車庫図面").Cells.Select

With Selection.Interior

.Pattern = xlNone

.TintAndShade = 0

.PatternTintAndShade = 0

End With

ここは車庫図面に前回の色が残っているという前提で、

シート全部の色の指定を解除しています。

Cells.Find(what:=m).Select

With Selection.Interior

.Pattern = xlSolid

.PatternColorIndex = xlAutomatic

.Color = 16764159

.TintAndShade = 0

.PatternTintAndShade = 0

End With

次にFind関数を用いて車庫番号のセルを探して、

色を付けています。

例)

105号室を選択して、このVBAを実行させると下記のようになります。

車庫19.png

5番のところがピンクになりましたね。

これで指定の駐車場に色が付きました。




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