タオバオで中折れハット帽25元
ここ最近杭州では暑い日が続いており、仕事でちょっと外へ出たりするとあっという間に日焼けをしてしまう。梅宮辰夫さんの背中はまだ遠くにあって見えないが、僕も徐々に肌が黒くなっているのがわかる。しかしそんな僕を嫌がった彼女は、とうとう僕に帽子の着用を命じた。けれど僕は帽子が好きじゃない。「面倒くさい。日焼けのどこが悪いんだ、梅宮さんをナメるなよ、あの人は料理だってすごく上手いんだから!」と口ごたえをしても「誰それ?」という返事。アウェーということもあって口論で勝てない僕は、自分の好きな帽子を選ぶという条件のもと、タオバオ(淘宝)で帽子を購入することになった。
それがこの写真の帽子で25元。紹介には「韓国で今熱い個性派キラキラ純麻帽子」とあった。写真も割とよく写っていたので購入を決めた。しかし彼女から「女か!」と言われる始末。「カンカラ帽子は男の夢なんだ、寅さんをナメるなよ!」と言っても、アウェーでは何を言っても「誰それ?」だ。条件は条件だからと僕は自分の権利で帽子を決めてしまった。
昨日ついに帽子が届いた。しかしながら、ちょっと思っていたよりもつばが短くサイズも小さい。帽子をかぶって鏡を見ても、「パン屋の店員か」と一人で顔をしかめる。そこへ彼女が現れ、無表情で僕を眺める。何も言わない。僕も無表情で返す。沈黙。しばらくして「返品手続きしよっか?」という彼女の言葉に、僕はただ「はい…。」と頭を垂れたのだった。
それがこの写真の帽子で25元。紹介には「韓国で今熱い個性派キラキラ純麻帽子」とあった。写真も割とよく写っていたので購入を決めた。しかし彼女から「女か!」と言われる始末。「カンカラ帽子は男の夢なんだ、寅さんをナメるなよ!」と言っても、アウェーでは何を言っても「誰それ?」だ。条件は条件だからと僕は自分の権利で帽子を決めてしまった。
昨日ついに帽子が届いた。しかしながら、ちょっと思っていたよりもつばが短くサイズも小さい。帽子をかぶって鏡を見ても、「パン屋の店員か」と一人で顔をしかめる。そこへ彼女が現れ、無表情で僕を眺める。何も言わない。僕も無表情で返す。沈黙。しばらくして「返品手続きしよっか?」という彼女の言葉に、僕はただ「はい…。」と頭を垂れたのだった。
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