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2021年09月13日

政権奪還に本気? 共産党志位委員長の発言



 政権奪還に本気? 共産党志位委員長の発言


 AERAの記事より この一年の流れを追って行きます・・・


 【その1】 池上彰と佐藤優が語る 

 有働アナに対してムキに為って「菅首相」の〔野心〕が見えた瞬間 

 AERA 2020.9.18 08:00


          9-12-3.jpg    

 池上彰(いけがみ・あきら) 1950年 長野県生まれ 慶応義塾大学経済学部卒業 著書に『伝える力』『なんのために学ぶのか』『コロナウイルスの終息とは、撲滅ではなく共存』など


          9-12-4.jpg

 佐藤優(さとう・まさる)1960年 東京都生まれ 同志社大学大学院神学研究科修了 著書に『世界宗教の条件とは何か』『宗教改革者』『ウイルスと内向の時代』『危機の正体』など(撮影 岸本絢)

                *  *  *

 9月16日に誕生した〔菅政権〕この新政権を如何見るのか、AERA 2020年9月21日号では、作家で元外務省主任分析官の佐藤優さんとジャーナリストの池上彰さんが語り合った。

                *  *  *


 ・・・モリカケや桜を見る会等の問題の責任の一端を負う菅氏が、問題を有耶無耶にしたママ新政権を率いる事に為っても、正当性への疑問が残ります。

 池上 これが、日本人だからと云うのかな。何か、モリカケも桜を見る会の追及も政権が代わった途端に、昔の話だよネって為っちゃうんだと思うんですよ。政権代わったんだし、マア好いジャン、みたいな。本来はいけ無いんだけど、そう云えばそんなの在ったっけッてネ。

 佐藤 そもそもモリカケや桜を見る会は前政権のスキャンダルです。ですから菅政権に付いては、新しいスキャンダルが出て来た時に如何為るかです。官房長官迄では見過ごされて居た事でも、内閣総理大臣に為ると許して貰え無い事ってキット在る筈です。
何がスキャンダルに為るかは、それに巻き込まれる当事者も判って居ないから、事前に対策を立てる事が出来無い。


 池上 菅さんは官房長官タイプで、安倍さんが途中で辞めてしょうが無いからワンポイントリリーフかなと、最初私は思って居ました。それが、本人は野心剥き出しですよね。
 先日、日本テレビの「news zero」で、有働由美子さんがピンチヒッターって云う言い方をしたら、菅さんが凄いムキに為って「有働さんは選挙判ら無いと思うけど」って言い出したでしょう。
アレで、コレはワンポイントリリーフじゃ無いんだなと。本人、猛烈に野心が出て来たんだなと。だから、為るべく早い段階で総選挙をして本格政権を作って遣って行く気なんだなと思いましたね。
絶対自分はワンポイントリリーフナンかに為ら無いぞって云う野心が、アソコで遂見えちゃったなって私は思いましたね。


 佐藤 確かに野心が見えましたね。メディアでは今、菅さんの苦労人と云う面が取り上げられて今助ど、持ち上げたらその後落とすって云うのもメディアの仕事ですから。だから最初は、アンマリ竹馬で高く上ら無い方が好いんです。

 苦労人礼賛では構造問題見え無い

 池上 菅さんは出馬表明の時に、自分は秋田の農家の生まれで東京に出て来てって話をしました。これ明らかに、田中角栄を意識してるんですよ。身一つで都会に出て来て、大変苦労して勉強もして。これも角栄そのものですから。
 そうすると、自民党の年配の人とかは、これはヤッパリ響く訳ですよ。田中角栄の現代版みたいな事で自分を売りだそうとして居ますね。今後も何とか自分の支持を得る為には田中角栄を彷彿とさせる様な、そう云う印象操作をするだろうなとは思いましたね。


 佐藤 努力家礼賛は危ないと思って居ます。これは役人でも企業経営者でもそうなんですけど、努力して自分が今の地位を掴んだと云う処迄は好いんです。でもその先、自分の地位迄行か無い奴は努力が足り無いって云う発想に為る。そうすると死ぬ迄働けみたいな、こう云う話に為り兼ねません。
 そうでは無くて、ソコには巡り合わせや運と云う要素が在る。努力すれば栄達を掴める訳では無いし、今のその地位に立て無い人って云うのは努力不足では無いんです。だから私は、苦労人礼賛とか努力に依って此処迄来たって云う美談に対しては、批判的に為った方が好いと思うんです。努力で解決し無い問題は沢山在る。構造の問題が見え無く為る危険性が在るんです。


 池上 詰まり、格差社会が見えて来なかったり、格差社会で所得の低い人達は、努力して無いからだって話に繋がり易かったりしますね。

 佐藤 その通りです。戦力とは意思×能力で、我々の能力・資質が十分では無いが意思を極大にすれば勝てると言ったのは東条英機です。でも意思や努力を測る・定量化出来る尺度って無いですから。努力重視と云うのは、詰まり、この東条の考え方に近い事に為り兼ね無いんですよ。
 菅さんと云う人が如何云う人かを見る時、僕が記者だったら何を読んで居るかを見ます。小説を全く読んで居ないのか、或いは努力に依って成功すると云う通俗小説が好きなのか。他者への共感とか、そう云う風な事と絡んで居る様な小説を読んで居られるのか、とか。総理に為る人が、如何云う本を読んで来たかって云う事は、結構重要だと思いますね。


 池上 それで云うと、菅さんは好きな作家をイタリアの政治思想家のマキャベリ(※)って言ったんです。平然と言うって云うのは凄いよなと思って。
 佐藤 読んでますかね。
 池上 イヤア、読んでるのか如何か判ら無いけど、マキャベリに憧れて居るって事は明らかですね。
 佐藤 マキャベリの『君主論』って云うと、実際にテキストを紐といて観ると非常に文脈が込み入った難しい本ですからね。中世と近代の過渡的な処に在るんで、相当注意して読まないと意味が好く判ら無いんです。
 池上 本当の処は、マキャベリそのものを読んで居るのかは判ら無い。マキャベリを解説する通俗本とか、マキャベリを学べとか、ソッチの方なのかも知れ無いですけどね。

 若手を競わせて次世代を作る

 ・・・菅政権に望む事はナンですか?

 池上 菅さんには望んでも無駄なんで私が望む事は無いですから(笑)白々しいですよ。
 佐藤 菅内閣って云うのは、矢張り過渡期の政治家達に依るシステムですよ。僅か菅政権に望むのは、真面に政治を動かす為に、キチンと下の世代の政治家を競わせて人材を兎に角競わせる事です。
 池上 その点で云えば、それは仰る通りだと思います。彼が本当に日本の事を考えて居るのであれば、若手を競争させる事に依って、自力で這い上がって来る、そう云う政治家をどれだけ作り出して行くかって云う事を遣ら無きゃいけ無いと思います。

 佐藤 派閥の柵(しがらみ)が無い無派閥と云う事を菅さんは謳って居るけれど、この総裁選を見て居ても、派閥の影響を受け無い何て事は出来無いでしょう。今の官邸官僚には、国民の信頼を失う様な問題を抱えて居る方が居ます。こう云う官僚は、権力の中心から少し距離を置いて貰った方が好いと思うんですね。
 それから、二階(俊博)さんと麻生(太郎)さん。このお二人は、日本の為に十分に貢献して頂いたから、この辺りで「もう十分です。有難う御座います。後は我々で遣ります」と云う事をキチンと伝える事は、菅総理しか出来無いですから。これがもし出来たらこの政権の最大の功績に為るでしょうね。

 
 構成 編集部・三島恵美子

 著書に『君主論』 ドンな手段でも結果として国家の利益を増進させるなら、許されるとするマキャベリズムを説いた

 AERA 2020年9月21日号より抜粋



 〜管理人のひとこと〜

 菅政権発足当時のお二人の感想ですが、ナカナカ意味深な言葉が散りバメられて居ます。彼の思惑通りの強力な長期政権とは為ら無かったのですが、初めから国民との会話が何と無く行違ってる感じがするのは〔モリカケさくら〕から逃れ素通りする意識が強過ぎ、上手く嚙み合わ無いからだと、今に為って感じます。
 彼が示した〔モリカケさくら〕以外に歓心を持って貰う色々な政策の味付けに国民は食い着か無かったのです。悪の張本人は無罪放免の〔病気〕だと温存し伴侶は相変わらずのしたい放題、マスコミや司法・国家権力は騙せても無垢な国民が収まる筈も無いのです。
 判り切った嘘と偽りを続け、遂に批判に耐え切れずに投げ出した政権を、上手く拾った積りで居ても、菅氏は結局、安倍晋三の犯罪に依る被害者の一員と為る運命だったのでしょう。




 【その2】立憲・辻元氏

 「オジサン政治に舵取りは出来ない」 

  自民党の昭和的価値観に苦言



 AERA 2021.9.8 08:00


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 辻元清美(つじもと・きよみ)1960年4月28日生まれ 早稲田大学在学中にピースボートを設立 96年の衆議院選挙で初当選 社民党・民主党・民進党を経て立憲民主党に所属(撮影 小暮誠)

 五輪・コロナ対策・国会運営・・・アラユル場面で制度疲労が見える。辻元清美・立憲民主党副代表は、そうした元凶に着いて、多様性を認め無い昭和的価値観が政治を支配して居る事に在ると断言する。AERA 2021年9月13日号から。

            *  *  *


 ・・・オリンピックに於ける森喜朗元首相の女性蔑視発言をどの様に聞きましたか

 森元首相は、昭和の全盛期にオジサンとして確立された象徴の様な人。ジェンダーや人権に対する感覚が余りにも鈍感。無自覚過ぎます。オリンピックは森元首相に代表される様な、そんな「昭和オジサン」が決定権者として組織の中枢を仕切って居る。
 だから、森元首相の発言後も、彼を慰留したばかりか辞任後組織委員会は、名誉最高顧問にしようとしたじゃないですか。詰まり、世界に対しては首を切って置いて、国内では「オリンピックに貢献した立派な人」と云う扱いで英雄視しました。

 ・・・辻元さんは日本の組織の中枢には、年齢に関係無く「オレの言う事は絶対だぞ」と云う「昭和オジサン思考」を持つ男性が居て、その事がアラユル場面で制度疲労を起こして居る原因だと分析されて居ます。

 森元首相の「女は話が長い」と云うのは「黙ってオレの意見を聞いて置けば好いんだ」と云う意思の表れでしょ。その象徴が政治ですよ。野党が臨時国会を開けと何度も申し入れて居るにも関わらず、自民党はそれを拒否して総裁選マッシグラでしょ。これ典型的な昭和オジサン達による権力闘争じゃないですか。

 「お飾り」と「実力」は別

 派閥の親分で政局の中心に居るのは二階俊博幹事長・麻生太郎財務大臣・安倍晋三前首相等。そして、岸田文雄前政調会長です。結局、派閥の親分衆の論理だけで次の総理を選ぼうとして居る。全員、男。しかも「昭和オジサン思考」の人ばかり。
 令和と云う時代に為って、次の総理に声が上がるのは男中心だ何て異様ですよ。遂最近迄稲田朋美さんの名前が在ったのですが、党内でLGBT理解増進法案を通そうとして潰されました。
アノ法案は超党派で後は自民党さえまとまれば成立する筈でした。詰まり、自民党そのものが、多様性を認め無い「昭和オジサン」そのものの集団なのだと改めて感じました。

 ・・・総裁選には、女性で高市早苗前総務大臣と野田聖子自民党幹事長代行が意欲を示して居ます。
 
 けれども、自民党が全力を挙げて彼女達を推すと云う事は在りません。結局、派閥のオジサン等が「女性を出さ無いと、女性を大事にして居る党だと云う事を示せ無い」みたいな、下心見え見えの構図じゃないですか。
私は何時も「ショートケーキのイチゴに為ったらアカン」と思って居るんです。イチゴとは「女性」の事ですよ。肝心のスポンジの部分は、権力と談合塗れのオッサンが牛耳って居る。只の見栄えでフレッシュなイチゴ(女性)をお飾りにする。
 本来、スポンジの部分は色んな考えやバックグラウンド、年齢も性別も多様で無いといけ無いと思うのです。その上で「今回は誰にイチゴに為って貰おうか」と云う民主的な議論が合って、イチゴを誰にするか決めれば好い。イチゴじゃ無くても、違うフルーツでも好いじゃないですか。「お飾り」と「実力」を混同したらダメです。

 ・・・世界のコロナ対策を見ていても「マッチョな発想のオレに付いて来い」タイプのオジサンがリーダーの国は上手く行って無い様に思えます。

 ハイ。その象徴が米国のトランプ前大統領やブラジルのボルソナーロ大統領。我が国の安倍前首相もそうですよネ。中国の習近平国家主席は、コロナの封じ込めに成功したと言われて居ますが、国家の体制が余りにも違います。英国のジョンソン首相は途中迄そうだったんだけど、コロナに罹患すると急にオッサン化が止まった。
 その意味ではドイツのメルケル首相・ニュージーランドのアーダーン首相・台湾の蔡英文総統等、女性のリーダーは国民との共感を重んじて居ますね。社会的弱者を最優先に政策を断行し、自分の言葉で国民に呼び掛けて居ます。
 人権意識や社会の平等感に敏感な女性リーダーの国は結局、コロナ対策も上手く行って居ます。結局、20世紀型のオジサン政治では、感染症や気候変動の時代を迎えて居る今、国家の舵取りは出来無いんじゃないかと思います。


 構成 編集部・中原一歩

 ※AERA 2021年9月13日号より抜粋




 【その3】共産・志位和夫委員長

 が「野党共闘」に本気 

「国民民主党とも協力」政権交代目指す



〈AERA〉9/12(日) 8:00配信

 

   9-12-2.jpg

 インタビューに答える志位和夫委員長「本気の共闘の態勢をつくり、政権交代、新しい政権をつくる選挙にしていきたい」8月30日 日本共産党本部(撮影 写真部・高野楓菜)9-12-2

 菅義偉首相が3日、一転して自民党総裁選に出馬し無いと表明。衆院選が迫る中「野党共闘」は如何為るのか。AERA 2021年9月13日号で、共産党・志位和夫委員長(67)に聞いた。

                   *  *  *


 ・・・衆院選では、共産党は「野党共闘」を強くアピールして居ます。特に立憲民主党には、予て「野党連合政権」を呼び掛けて来ました。菅自公政権への批判が国民からこれだけ広がって居た訳ですから、野党の姿勢も問われて居ると思います。「共闘」と為ると、政策はどうして行きますか。  

 我が党は、新自由主義からの転換・気候危機の打開・ジェンダー平等・憲法9条を生かした平和外交・立憲主義の回復等を争点として訴えて行きます。他の野党と、可成りの部分で方向性は一致すると思います。

 ・・・では、一致出来ない部分は如何しますか。特に日米安保条約に関しては、共産党は「廃棄」ですが立憲民主党は「日米同盟を外交の基本」として居ます。天皇制に付いても、共産党は「天皇制の無い民主共和制」を目指し、一方の立憲民主党は「象徴天皇の維持」を掲げて居ます。  

 政党が違うのだから政策が異なるのは当たり前です。不一致点は共闘には持ち込みません。共闘は一致点を大切にして前進させると云う立場を堅持します。天皇の制度に付いては、天皇条項も含め「現憲法の前文を含む全条項を守る」と云う事が我が党の立場で在り、この点では一致するでしょう。

 閣内外の協力在り得る  

 新自由主義からの転換で言えば、昨年5月、立憲民主党の枝野幸男代表とオンライン討論会でご一緒した時、枝野代表は、新自由主義から抜け出して行く事が重要だと思って居ると仰って居ました。この点でも方向性は共有出来るのではないか。
 野党が共通で掲げる政策を大切にしながら、党独自の政策も大いに訴えて行く。二段構えで進むと云うイメージです。

 ・・・政権交代をしたら、共産党は連立政権に加わりますか。

 「閣内協力」か「閣外協力」か、ドチラも在り得ると一貫して言って来ました。話し合って決めて行けば好いと思って居ます。

 ・・・では仮に「閣内協力」と為った場合、日米安保や天皇制ではどの様な立場を取りますか。  

 我が党から入閣した閣僚が、日米安保条約や自衛隊への対応等で政府の統一した立場に従った行動を執る事は当然です。

 ・・・それにしても、2009年に民主党が野党から与党に為った時、此処迄共産党は柔軟な姿勢では無かったと思います。  

 私達が変わった事は間違い在りません。今迄は独自の道を行く遣り方で遣って居ましたから。しかしそれでは、余りに酷く為った今の政治に対応出来無いと考えました。特に15年の安保法制の強行成立は、日本の政治に取って非常に大きな分水嶺(ぶんすいれい)でした。
 憲法9条の下では集団的自衛権は行使出来無いと云う憲法解釈を一夜にしてヒックリ返し、自衛隊を米軍と一緒に海外で戦争出来る様にすると云う、立憲主義の根本からの破壊でした。破壊された立憲主義を回復する事は、国政一般の問題とは違う次元の問題として捉え、この年に共闘路線に舵を切ったのです。

 国民民主とも協力する

 ・・・党員からの反対は。  

 この間、党大会や中央委員会総会等、節々で、党の方針を話し合って決めて来ました。ですから、党の確固たる路線として進めて居ます。

 ・・・とは言え、立憲民主党は「保守」を自認して居ます。その保守と「筋金入りのリベラル」の共産党とが共闘を組むのは水と油の様にも映ります。  

 1960年代から70年代の統一戦線は、共産党と社会党の統一戦線・・・革新統一戦線でした。今回は、保守の方々と共産党との共闘が当たり前に為って居る。コレは現政権が真面な保守とも呼べ無い反動政権に堕して居る事を示して居ると思います。

 ・・・また、撤回はしましたが、国民民主党の玉木雄一郎代表は連合との政策協定に盛り込まれた「全体主義」が共産党を指すと述べる等、国民民主党との間に溝を感じます。  

 国民民主党とも協力して遣って行きたいと思って居ます 「全体主義」発言に付いては、玉木代表は事実上撤回されましたし、先日「協力して遣って行きましょう」とお電話もしました。 色々と難しい問題も在りますが、大局に立った協力が大切です。菅自公政権に、これだけ多くの批判が噴き上がって居るのですから。この政権を代えて、新しい政治を作る事で協力して行く事が大切です。

 ・・・野党共闘で戦う上で不安材料は無いのでしょうか。  

 共闘を成功させるには「対等平等」「相互尊重」が大事だと考えて居ます。今年4月に広島・北海道・長野で行われた国政選挙でも8月の横浜市長選でも、勝利を勝ち取った事は大きな成果ですが「対等平等」「相互尊重」は今後の課題と為りました。衆院選は、この二つの基本姿勢を確り踏まえてコソ、一番力在る共闘に為るし、成功すると考えて居ます。

 6年の積み重ねで楽観

 ・・・対等平等でも無く相互尊重もされて居なかったら、共闘は辞めるのでしょうか。

 そう単純なものじゃ在りません。唯、本当に力を出すには「対等平等」「相互尊重」はどうしても必要だと云う事です。

 ・・・益々野党共闘への本気度を感じます。  

 報道では好く野党共闘は上手く行って居ないとか、他の野党には「共産党アレルギー」が在る等と書かれて居ます。しかし私は、大局的には楽観して居ます。何故かと云えば、この6年間、国政でも地方でも一緒に戦って来た積み重ねが在るからです。
 私も立憲民主党の候補者を応援した事が在りますし、逆に、立憲民主党等の議員の方々が我が党の選挙応援に駆け着けて呉れる事も在りました。それを通して、日本中に「友人」が出来たという思いが在ります。

 ・・・枝野代表との信頼関係は。  

 私は信頼感を持って居ます。

 ・・・楽観と言うと、菅義偉首相も「楽観主義」だと批判されて来ました。  

 菅さんの様な根拠の無い楽観主義では在りません(笑)6年間遣って来た、根拠の在る楽観主義です。衆院選迄様々な困難も在るかも知れません。だけど、必ず乗り越える事が出来ると信じて居ます。


 構成 編集部・野村昌二















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