2021年11月04日
「立憲民主党」枝野代表辞意 新たに代表選へ
「立憲民主党」代表選へ!!
「党名を変えた方が好い」「参院選では共産と闘わざるを得無い」の声
11/4(木) 6:00配信 11-4-1
ゴタゴタが続いた野党共闘
辞任を表明した枝野代表 11-4-2
立憲民主党の枝野幸男代表は、11月2日の党役員会で代表を辞任する意向を表明した。立憲は10月31日に投票が行われた衆院選で、多くの選挙区で共産党等と候補を一本化して臨んだが、選挙前の109議席を下回り96議席に留まった。今後の代表選を巡る動き等に付いてレポートする。
政治部デスクによると 「選挙前に政策集をまとめた著書『枝野ビジョン』を出版し、共産党等との野党共闘に踏み出した枝野氏は夫々に手応えを感じて居た様ですが、蓋を開けると選挙前勢力から議席を10%以上失うと云う惨敗。党内からその責任を問う声が挙がって居ました」
朝日新聞は《立憲、共闘に一定の効果》と見出しを付けて居たが・・・
小沢一郎氏 11-4-3
「そう云う声が無い訳では無いですが、ゴタゴタの方が目立ちましたよネ。共産との候補者調整が進んで居ない中、9月末に為って、立憲の平野博文選挙対策委員長が同じ立憲の小沢一郎氏に交渉・仲介役を依頼したんですが、兼ねて小沢氏と橇(そり)が合わ無い枝野氏は〔聞いて居ない〕と突っパネたそうです」
山本太郎氏 11-4-4
その他、自民党の石原伸晃元幹事長が破れた事で話題と為った東京8区でも事件は起こって居た。れいわの山本太郎氏が10月8日に立候補を表明したものの僅か3日で断念に追い込まれた一件だ。
拉致被害者に関する発言や性犯罪関連ツイート
手塚仁雄衆院議員 11-4-5
先のデスクが続ける 「候補者調整を進めて居た立憲と共産の執行部に取っては寝耳に水でした。実は都連の幹事長を務める手塚仁雄衆院議員が〔枝野代表等幹部は同意して居る〕等と山本氏に空手形を切ってしまったのがコトの真相の様です。
その後に出馬した立憲の統一候補が当選したから結果オーライとは云え、小沢氏と手塚氏は選挙区落選、平野氏は比例で復活出来ず・・・と、後味の悪さが残りましたネ」
生方幸男前衆院議員 11-4-6
最大の支持母体だった筈の連合側も、共産との共闘に付いて「連合の組合員の票が行き場を失った。受け入れられ無い」と表明して居る。
立憲を巡っては、解散直前に生方幸男前衆院議員(千葉6区)が「拉致被害者は生きて居ない」と発言したり、愛媛4区で立候補予定だった新人が女子高生や幼女に対する好奇心を募らせ、性犯罪に繋がり兼ね無いツイートをして居たりした結果、出馬取り辞めに至る等、野党共闘以外でも世間の耳目を集めて居た。
古本伸一郎氏 11-4-7
「少しマジメな方面の話をすると、愛知11区で6期連続して当選中の古本伸一郎氏が解散当日に出馬見送りを表明した件は衝撃が走りました。古本氏は全トヨタ労働組合連合会が推す組織内候補で、去年9月の立憲結成時には参加し無かったものの立憲の会派入りをして居ました」
名が挙がる3人の候補者
古本氏は表向き《愛知11区は自動車産業が直面する課題に取り組んで来た重要な選挙区だから地域を二分する争いはもう終わりにしたい》と発言したが、字義通りに捉える者は居ないと云う。
「古本氏の代わりに組合側が候補を立てる事も無く、結局ライバルの自民党候補が選挙で圧勝しました。このゴタゴタの背景には、トヨタ自動車本体が組合側に〔選挙活動は程々に・・・〕と加えたプレッシャーが在るとされて居ます」(先のデスク)
何れにせよ、選挙に関わる支持団体や関連団体の勢力図が塗り替えられそうなインパクトが在った様だ。今後に付いての党担当記者に聞くと、
泉健太政調会長 11-4-8
「首班指名迄に新代表を決めるべきだと云う声も在った様ですが、それは回避し、党員も含めたフルスペックの代表選を行うことに為りました。現時点で立候補に意欲を見せて居るのは、前回の代表選で枝野氏と争った泉健太政調会長・元国交相の馬淵澄夫氏・そして映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』に出演した小川淳也氏です」
馬淵澄夫氏 11-4-9
旧民主・旧民進党時代から「顔と名前が全然変わら無い」と指摘されて来た事を踏まえれば、少しは新しさを出すチャンスと云えるだろうか。
小川淳也氏 11-4-10
「そうですネェ、大臣経験者は馬淵氏のみで自民は勿論維新と比べても知名度では劣る印象です。それに馬淵氏と小川氏は推薦人20名を集めるのは難しいと言われて居ます。
更に小川氏は野党共闘路線ですが、来年の参院選の2人区で共産は候補を確実に立てて来る訳で、その対応を如何するのか疑問ですよネ。挙句には解党的出直しの為、党名を変えるべきだと云う声さえ挙がって居ます」(同)
ナカナカ次の「ビジョン」は見え無い様なのだ。昨年の代表選でもトップと同時に党名を決めたばかりだった筈なのだが・・・
デイリー新潮取材班 2021年11月4日 掲載 新潮社
〜管理人のひとこと〜
産みの親・創業者の枝野氏と云えど、活動資金を税金で賄う公党としては、或る意味の国民に対する〔責任〕を示さねば為るまい。その意味で残念であるが敗軍の将である枝野氏は後輩に道を譲る〔詰めバラ〕を切らざるを得まい。
顔が知られて居ないと云う事は、後継者を育て無かった枝野氏の責任にも為るので差し控えたいが、枝野氏以外のタレントが居ないだけで無く、立民は公的な政党では無く枝野氏の個人商店的な扱いの雰囲気だった訳だ。強力な自公に対する〔頑強な野党〕としては未成熟だったのだ。
出来れば旧指導層は全面的に一旦下がり、解党的出直しと観られる様に顔ブレを一新した方が効果的だろう。その上では顔が売れて居ない清新な印象が望ましい。山本太郎氏の様な勉強をされた一本筋の通った〔政治的信念〕を持った方に出て来て貰いたいものだが・・・
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