2021年09月10日
ラサール石井 〔東憤西笑〕その他
ラサール石井のコラム 〔東憤西笑〕
ラサール石井 タレント 9-10-4
1955年 大阪市出身 本名・石井章雄(いしい・あきお)鹿児島ラ・サール高校から早大に進学 在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行・小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し数多くのバラエティー番組に出演
またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ 俳優としての出演に留まらず 脚本・演出も数多く手がけている 石井光三オフィス所属
自民党総裁選と云う 多寡が猿山の陣取り合戦に
狂奔するマスコミに踊らされてはいけ無い!!
公開日 2021/09/09 06:00 更新日2021/09/09 06:00
不出馬を決めた菅首相(C)共同通信社 9-10-3
〔オズの魔法使い〕のオズは最初は大きくて怖い大魔王の姿だが、裏から見ればショボい小男だった。或いは〔アラジン〕の悪役ジャファーは国務大臣を務める魔法使いで、魔法の力で自らが王に為ろうとするがアラジンに阻止される。ドチラも私には〔菅総理〕の姿と重なる。
官房長官時代から官僚の人事を掌握し(抗うと)飛ばされると云う恐怖で官僚を操った。記者会見の言葉も少なく殆どの質問を遮って答え無かった。
しかし一国の総理とも為れば、モッと大所高所から国家観を持って政治に当たらねば為ら無いのに、総理に為っても手法は同じで在った。RPGゲームで言えば、総理は〔勇者〕で在るべきなのに、彼は〔魔法使い〕のママだったので在る。
何よりも大きな〔国家観〕が無かった。日本を如何したいと云う野望すら無かった。只管政権維持の為の政治に終始した。
支持率と云うアドバルーンの空気が抜け始めたら、官僚には効果絶大だった〔人事〕と云う魔法が自民党内では全く効か無く為ったのである。又菅氏には人間と云うものに対する愛情が決定的に欠けて居る。アフガンからの大使館関係者の救出作戦では、日本に協力した地元の国民を置き去りにしたが、その事に関して〔首相は余り関心が無かった〕と毎日新聞が報じて居る。
コロナの死者に対する追悼も各国が大規模に行う中、未だ日本では正式に行われて居ない。国民の心に訴える様なメッセージも一度も発し無い。就任当時パンケーキで盛り上がった菅総理は、結局その薄ッペラサがパンケーキ並みだったと云う結果に終わった。
サア総裁選だとマスコミは騒いで居る。河野氏が出馬すると云うが、ワクチン担当大臣の仕事はどう為ったのか。供給が不足して居る原因は何か。一体何処からどれ位何時に為ったら入って来るのか。具体的な説明を一切せずに全く表情を変えず喋る彼を国民は信用出来るのか。総裁選の人数合わせで東奔西走するより、先ず自分の仕事をしろ。
安倍前首相は高市氏支援だ。「敵地への先制攻撃を出来る様にする」等、自分が言え無い事を高市氏に言わせ、極右勢力の受け皿にして居る。自分の支持者だけ〔お友達〕だけ、国民全体は蔑ろにする政治を又始め様と云うのか。
マスコミが総裁選のニュースしか遣ら無く為っても忘れてはいけ無い。多寡が自民党内の陣取り合戦で在る。我々が確り見なければいけ無いのは来る総選挙で在る。総選挙前にはマスコミは一転スポーツ等を多目に報道し始める。この時コソ政治を好く見よう。今は総裁選よりもスポーツを見て居れば好い。
何処行く国民民主?
野党共闘を離れ 独自候補擁立も模索
9/9(木) 19:45配信 9-10-1
記者会見で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表 2021年9月9日 国会内 鬼原民幸撮影 9-10-2
国民民主党が、立憲民主・共産両党等野党4党が〔市民連合〕と結んだ野党共闘の基礎と為る共通政策の合意に加わら無かった。〔野党内の中道保守〕を掲げ、独自の候補の擁立も模索するが、党勢拡大に繋がるかは不透明だ。
国民民主の玉木雄一郎代表は9日の記者会見で、共通政策を「現実的な政策アプローチが必要だ」と批判。「中道保守迄を包含する様な幅広い(野党の)結集軸を作ら無ければ選挙には勝て無い」と強調し、共産との協力を深める立憲を牽制(けんせい)した。
立憲・共産・社民・れいわ新選組の4党が共通政策に調印した8日の国民民主の執行役員会では、東京・神奈川の「立憲が他党に譲って居る選挙区」(榛葉賀津也幹事長)に新たな候補を擁立する方針を決めた。比例票を掘り起こす戦略だが、与党候補と戦う候補を一本化する野党共闘を壊す事に為る。
玉木氏は2日の記者会見で、衆院選後の自民・公明両党との連立政権を否定し「我々は野党」と立場を明確にした。国民民主幹部は「共産から日本維新の会を含めた大きな野党勢力で自民と戦うべきだ」と立憲と維新の橋渡しを目指し、東京都の小池百合子知事との連携も模索したい考えだが実現の見通しは立って居ない。
自民党総裁選の陰で野党全体の存在感が薄れる事を懸念し、玉木氏は最近「野党も仕掛けを考えないといけ無い」と周囲に語った。候補者を一本化する為に競合する小選挙区で「予備選」を実施する事や、政策に関する立憲との公開討論会が念頭に在るが、立憲側が応じる気配は無い。
鬼原民幸 朝日新聞社
野党共闘 国民民主が不参加のワケ
「一方的に中止・反対を唱えても・・・」共通政策に難色
9/9(木) 12:10配信 9-10-6
記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表(写真は国民民主党配信の動画から)9-10-5
野党4党(立憲民主・共産・社民・れいわ)は2021年9月8日、野党共闘を求めて居る市民団体〔安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合〕(市民連合)との政策合意に調印した。
合意は(1)憲法(2)コロナ対策(3)格差是正(4)エネルギー(5)ジェンダー平等(6)行政の透明化の6分野。
次期衆院選で4党が掲げる政策の柱に為ると観られるが、国民民主党は参加し無かった。玉木雄一郎代表は9月9日の記者会見で、特に安全保障の分野で「必ずしも相いれ無い処が在った」等と説明。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設問題に関する記述に問題が在るとの見方を示した。
「単に『中止』と云うだけでは十分では無い」が・・・
玉木氏は、調印を見送った理由に付いて 「その(政権交代の)為には、我々は現実的な政策・アプローチが必要だと思って居るし、元々〔改革中道〕を掲げて結党した政党なので、政策面に於いても、飽く迄我々はリアリズム・現実主義と貫いて行きたいと云う中から、今回の内容に付いては、必ずしも相いれ無い処が在った」 等と説明。具体的に聞かれて挙げたのが安全保障、特に辺野古問題だ。
4党が調印した政策合意で、辺野古に関する記述は 「地元合意も無く、環境を破壊する沖縄辺野古での新基地建設を中止する」 と云うもの。玉木氏はこの記述に付いて次の様に話し、
(1)米国との協議をせずに一方的に中止を打ち出して居る
(2)代替案を示して居ない、
と云う2点を問題視した。
「確かに軟弱地盤が明らかに為って問題だとは思うが、単に中止すると一方的に決めるものでは無く、矢張り相手が在るので米国との協議も必要だし、もしそれが駄目で在れば、普天間基地の返還を求める立場なので、プランB・代替案をどうするのかと云う事を確り話して行くと云う事が必要なので、一方的に中止と云う事は、日米同盟を重視し現実的な安全保障政策を進めて行く上では、我が党の考え方としては、単に〔中止〕と云うだけでは十分では無い」
2019年参院選公約との整合性は・・・?
只、旧国民民主党が19年の参院選で掲げた公約では 「沖縄の民意を尊重し、軟弱地盤の問題も在る辺野古の埋め立ては中止し、現行の移設計画は見直します」 と在る。この点との整合性を問われた玉木氏は、現行の計画をそのママ進める事は困難だとした上で、米側との協議の必要性を繰り返した。
「今のママ、軟弱地盤が在る中で、工期に付いても工費に付いても見通せ無い中で、そのママ進める事は在り得無いと思う。一旦凍結して検証する事が必要だと思う。只、普天間基地の返還と云う事を実現する為には、何等かの代替手段が必要だと思うし、且つ、民主党政権の時の反省を鑑みれば、一方的に中止・反対を唱えても、相手の在る話なので、そこは確り米国と協議をして、もしプランBと云う事が在るので在れば、そこは議論を深めて行か無ければ為ら無い」
市民連合は、国民民主党に対して「野党と市民の協力に結集する事を引き続き求めたい」として居る。
J-CASTニュース編集部 工藤博司
【独自集計】自公を追い詰める逆転勝利「64選挙区」野党4党は共闘加速
政策協定合意で〔受け皿〕に
9/9(木) 14:20配信 9-10-7
共闘!(左から社民党・福島党首、共産党・志位委員長、立憲民主党・枝野代表、れいわ新選組・山本代表)(C)共同通信社 9-10-8
自民党総裁選は所詮、自民党と云うコップの中の権力闘争。サル山のボスに誰が選ばれ様が、国民生活を無視したコロナ無策や国会召集を拒否する様な党の体質は変わら無い。総裁選の投票権の無い99%以上の国民に取っては、その後の10月か11月に行われる衆院選が本番だ。
自公政権に代わる受け皿が無い・・・と嘆いて居た人に、8日の野党4党の動きは朗報と為るかも知れない。立憲民主党・共産党・社民党・れいわ新選組が「政策協定」に合意したのだ。
野党共闘を求めて来た民間団体〔市民連合〕の仲介で、4党の党首が「消費税減税」や「原発の無い脱炭素社会の追求」等を盛り込んだ協定書に署名。立憲の枝野代表は「政権を代える戦いをする上で陣形が整った」と強調。共産の志位委員長は「選挙協力に付いて前向きな合意を作り上げる」と意気込んだ。
2017年衆院選を試算
野党一本化で64選挙区で逆転も(市民連合の提言書を受け取る野党4党党首)(C)日刊ゲンダイ 9-10-9
立憲・共産・れいわでは、70以上の選挙区で候補者が競合して居るが、今後一本化が加速するのは間違い無く、追い詰められる自公議員が増える。実際、前回2017年衆院選の得票で見ると、野党が候補者を一本化して居たら、64選挙区で自公候補を逆転するのだ。
選挙情勢分析に定評の在る政治評論家・野上忠興氏の協力を得て日刊ゲンダイで集計した処、一本化により野党が逆転勝利と為る選挙区は〈表〉の通り。64選挙区の中には、石原伸晃元幹事長(東京8区)下村博文政調会長(東京11区)萩生田光一文科相(東京24区)等閣僚経験者も含まれる。
今回の4野党の政策協定には参加して居ない国民民主党や無所属が次期衆院選に出馬予定で、共闘に加わるのか如何か不透明な選挙区が6つ在るものの、一方で、野党一本化により5,000票以内の僅差で自公候補に迫る選挙区が13も在る。 「菅首相では勝て無い」と悲鳴を上げて居た落選危機議員に取っての党共闘加速で更に苦しく為るだろう。
「コロナ失政は日々の生活に直結して居るので、これ迄の自民党離れとは違い、表紙が変わっただけで一気に支持が戻る状況では無い。自民党のベテラン議員ですら『菅首相が退陣表明した後も、与党への風当たりは強い』と言って居ました。そんな中で野党が候補者を一本化する効果は大きい」(野上忠興氏)
野党は自公を政権の座から引きずり降ろす事が出来るか・・・本気度が試される。
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