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2022年11月07日
神秘、迷宮
昨日は昼飯を渋谷の博多食堂で博多ラーメン。
しばらく来ていないうちに内装を新しくしていた。
いつか夜も来たい。
渋谷PARCOのほぼ日曜日にて「写真展 はじめての、牛腸茂雄。」。レンズを見つめる美しい瞳が永遠に残るのだなあと思う。
レンズを見つめる時、人は何を想うのだろうか。それは撮る人にもわからない神秘。モノクロプリントも美しいがカラーのスナップ写真の発色がとてつもなくいい。デジタルではなかなか真似が難しい。その中に下北沢が写っている一枚があった。とてもいい。
初台のZaroffにてグループ展「迷宮の虚像」。この世とあの世の間の美しい膜のようなものを感じる。
中でも加藤俊章氏の薔薇の作品に目を奪われた。オーバー・ペインテッド・フォトグラフという画像に彩色を施す手法らしい。赤と黒がお互いを深くさせているような感覚である。
夕飯は幡ヶ谷の浜屋にて。カンパチの刺身、はまぐり焼き、マグロのほほ焼き、海老串焼き、何でも旨い。
しばらく来ていないうちに内装を新しくしていた。
いつか夜も来たい。
渋谷PARCOのほぼ日曜日にて「写真展 はじめての、牛腸茂雄。」。レンズを見つめる美しい瞳が永遠に残るのだなあと思う。
レンズを見つめる時、人は何を想うのだろうか。それは撮る人にもわからない神秘。モノクロプリントも美しいがカラーのスナップ写真の発色がとてつもなくいい。デジタルではなかなか真似が難しい。その中に下北沢が写っている一枚があった。とてもいい。
初台のZaroffにてグループ展「迷宮の虚像」。この世とあの世の間の美しい膜のようなものを感じる。
中でも加藤俊章氏の薔薇の作品に目を奪われた。オーバー・ペインテッド・フォトグラフという画像に彩色を施す手法らしい。赤と黒がお互いを深くさせているような感覚である。
夕飯は幡ヶ谷の浜屋にて。カンパチの刺身、はまぐり焼き、マグロのほほ焼き、海老串焼き、何でも旨い。
2022年05月09日
1〜6階までいろいろ感じた
2022年05月05日
かわいらしさの存在感
GWの下北沢は特に若い人たちで混み合っていた。こうなるともはや端を歩くしかない。下北沢・ギャラリーHANAにて「みちまほ展」最終日。
道草晴子としまおまほによる2人展である。かわいらしさはもちろん、ライトな色の輪郭が存在感を強くしている。
流れていく時の中で少しだけ昔の一番街のことを思い出した。
夕飯は久々に豪徳寺の太勇。
イカの丸焼き、新竹の子煮、海老の塩ゆで、旨い。
いい気分。
道草晴子としまおまほによる2人展である。かわいらしさはもちろん、ライトな色の輪郭が存在感を強くしている。
流れていく時の中で少しだけ昔の一番街のことを思い出した。
夕飯は久々に豪徳寺の太勇。
イカの丸焼き、新竹の子煮、海老の塩ゆで、旨い。
いい気分。
2022年04月17日
馴染むエロスとポップさ
日本橋・不忍画廊にて「池田満寿夫の“知られざる芸術”」。エロスとポップさ。壁にかかればすぐそこに馴染む。だから見に行きたくなる。
この人何でもできる人だろうけど写真もいい。
いつか作品を買いたいなあ。
夕飯は月島の岸田屋。ずっと行きたかった初めての店。
何十年前の人もおいしく食べていた牛にこみをおいしく食べる。
いわしのつみれ吸物のつみれが口の中で溶けていく。
きんめの煮付はもちろん旨く、鮭のはらみが想像以上に旨い。
いやいや幸せである。必ずまた行こう。
この人何でもできる人だろうけど写真もいい。
いつか作品を買いたいなあ。
夕飯は月島の岸田屋。ずっと行きたかった初めての店。
何十年前の人もおいしく食べていた牛にこみをおいしく食べる。
いわしのつみれ吸物のつみれが口の中で溶けていく。
きんめの煮付はもちろん旨く、鮭のはらみが想像以上に旨い。
いやいや幸せである。必ずまた行こう。
2022年04月03日
上野リチというオリジナル
三菱一号館美術館にて上野リチ展。グラスからインテリアまであらゆるものをデザインした人。この人の生き方も興味深い。パリで建築家・上野伊三郎と出会い、結婚。夫と京都で建築事務所を立ち上げ、満州へも赴いている。短絡的にいわゆる和洋折衷にならず、この人のオリジナリティがずっと保たれ、戦時中でもデザインは暗くならず弾けるような色彩を放っていた。
あらゆるもののデザインを手がけたウィーン工房や上野伊三郎の仕事ももっと知りたい。夫婦で手掛けたスターバーやクラブみち代のカウンターに座りたくなった。
千鳥ヶ淵公園まで移動しようやく今年の花見にありつけた。
桜自体が美しいのはもちろん、お堀や首都高、ボート乗り場との組み合わせもとても良い。
夕飯は久しぶりに下北沢の第三新生丸で。何年ぶりだろう。
生蛸の刺身、牛筋のトマト煮、八丈島ラーメンと相変わらずおいしい。
情け嶋の麦お湯割りが沁みるのであった。
あらゆるもののデザインを手がけたウィーン工房や上野伊三郎の仕事ももっと知りたい。夫婦で手掛けたスターバーやクラブみち代のカウンターに座りたくなった。
千鳥ヶ淵公園まで移動しようやく今年の花見にありつけた。
桜自体が美しいのはもちろん、お堀や首都高、ボート乗り場との組み合わせもとても良い。
夕飯は久しぶりに下北沢の第三新生丸で。何年ぶりだろう。
生蛸の刺身、牛筋のトマト煮、八丈島ラーメンと相変わらずおいしい。
情け嶋の麦お湯割りが沁みるのであった。
2022年03月21日
ヨコハマヨコスカ良い休日
2022年01月16日
幸せを感じ幸せを欲す
Pinpoint Galleryにて寺門孝之新作絵画展「HAPPINESS」。
文字通り幸せを感じる。天使もいるし神様たちもいる。明るさが増しているようにも感じる。
今、世の中ではまだまだ光を感じることができない。鮮やかさも感じない。だから一層幸せを感じ、欲した。うすく滲んだ幸せを。
夕飯は久々に千歳船橋のすがや。
菜の花と鶏塩蒸し辛し和えが旨い。
兵庫の宮の井という酒を飲んでみた。角がなくしみじみとずっといけそうな、こういうのはなかなか出会えない。呑兵衛はこれ好きな人多いのでは。もっと言うとどこかのバーにも置いてほしい。
続けてパンチというかエネルギーを感じる福島・浪江の磐城壽を飲んだ。避難していた山形から戻ってきた酒である。浪江町産のコメ(コシヒカリ)、米こうじ、水を使った酒である。心が躍る。
文字通り幸せを感じる。天使もいるし神様たちもいる。明るさが増しているようにも感じる。
今、世の中ではまだまだ光を感じることができない。鮮やかさも感じない。だから一層幸せを感じ、欲した。うすく滲んだ幸せを。
夕飯は久々に千歳船橋のすがや。
菜の花と鶏塩蒸し辛し和えが旨い。
兵庫の宮の井という酒を飲んでみた。角がなくしみじみとずっといけそうな、こういうのはなかなか出会えない。呑兵衛はこれ好きな人多いのでは。もっと言うとどこかのバーにも置いてほしい。
続けてパンチというかエネルギーを感じる福島・浪江の磐城壽を飲んだ。避難していた山形から戻ってきた酒である。浪江町産のコメ(コシヒカリ)、米こうじ、水を使った酒である。心が躍る。
2021年12月22日
池袋の地下の創作実験
東京芸術劇場・アトリエウエストにて「茶会記 PLAY-ACT Vol.11」を観る。
映像と環境音と自分の声のハーモニー。少し大貫妙子の声も思い出すmi-farの「take me far」。
木下亮監督短編映画では静謐の中の女性の目覚めにハッとする。写真のようでもありながらパンする不思議。
みるみられる「carrier bag」(作・演出:上田晃之)はこの世にいるのかあの世のことなのか、それとも記憶の中なのか、想像を膨らませた。路上の誰かとすれ違い、時には素通りし、ある時は声をかける、そして誰かに自分を重ねる。都市ならではの風景も感じる。
しかしながらもう少し人間の生気や色気は感じたかった。
シマダタダシ、高橋卓郎によるパフォーマンス「Sea Shore」。シマダタダシのダンスが変わらず素晴らしい。
まるで人形のようでもあり、一定の重力に逆らう感覚を味わう。冬だからこそいつかの夏の思い出が聴こえてくる。たとえばクーラーが無ければ窓を開けるしかない。開けたら開けたでさらに暑くなる。それを凌ぐには冷蔵庫のサイダーが必要だ。しかし、それでは夏の暑さは消えない。宇宙からのノイズか、アンテナがいかれたラジオのせいなのか。海岸の花火は遠過ぎて音だけしか聞こえないのである。
そんなことを思った。
映像と環境音と自分の声のハーモニー。少し大貫妙子の声も思い出すmi-farの「take me far」。
木下亮監督短編映画では静謐の中の女性の目覚めにハッとする。写真のようでもありながらパンする不思議。
みるみられる「carrier bag」(作・演出:上田晃之)はこの世にいるのかあの世のことなのか、それとも記憶の中なのか、想像を膨らませた。路上の誰かとすれ違い、時には素通りし、ある時は声をかける、そして誰かに自分を重ねる。都市ならではの風景も感じる。
しかしながらもう少し人間の生気や色気は感じたかった。
シマダタダシ、高橋卓郎によるパフォーマンス「Sea Shore」。シマダタダシのダンスが変わらず素晴らしい。
まるで人形のようでもあり、一定の重力に逆らう感覚を味わう。冬だからこそいつかの夏の思い出が聴こえてくる。たとえばクーラーが無ければ窓を開けるしかない。開けたら開けたでさらに暑くなる。それを凌ぐには冷蔵庫のサイダーが必要だ。しかし、それでは夏の暑さは消えない。宇宙からのノイズか、アンテナがいかれたラジオのせいなのか。海岸の花火は遠過ぎて音だけしか聞こえないのである。
そんなことを思った。
2021年10月25日
脳を少し休ませ、また少し動かす
静かに和む色彩、菅野博子個展「いわきの海と山と……」@ HB Gallery。
完全なるかわいい存在感、shuko* 展「やっぱりたまお」@ OPA gallery。
縄文の香りがした、南椌椌展「ソシラヌ広場 ーアンモナイトの見た夢ー」@ GALLERY HOUSE MAYA。
ゆっくり歩く。
夕飯は久々の豪徳寺・太勇にて。
変わらず旨い。
大将と女将さんの笑顔がうれしい。
完全なるかわいい存在感、shuko* 展「やっぱりたまお」@ OPA gallery。
縄文の香りがした、南椌椌展「ソシラヌ広場 ーアンモナイトの見た夢ー」@ GALLERY HOUSE MAYA。
ゆっくり歩く。
夕飯は久々の豪徳寺・太勇にて。
変わらず旨い。
大将と女将さんの笑顔がうれしい。