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ハナブサチロロ
世田谷区出身。
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2024年04月21日

天才の作品群に息を呑む

東京オペラシティ アートギャラリーにて宇野亞喜良展。天才っているんだなあと思う。仕事はオールジャンル。日々描き続け今年御年90歳。
その膨大な900点を超える作品展示に息を呑む。作品たちの迷路を抜けると圧倒的なポスター群に痺れる展示構成もとても良かった。

夕飯は久々に幡ヶ谷・浜屋。小田原の真アジ刺し、ホタルイカのぬた、若竹煮、シジミのにんにく紹興酒漬け(汁が最高に旨い)、まあどれも旨くて豪快がすすむすすむ。いい気分。



2024年03月31日

存在する世界と自分の確認作業

東京国立近代美術館にて「中平卓馬 火―氾濫」。すばらしいとしか言いようがない。編集者、批評家の眼による写真。亡霊がいるかもしれない世界を切り取る写真。写真を撮るごとに自分の眼が開いているのを確認しているかのよう。奄美、吐カ喇で撮影された海の写真のカラーが何とも美しい。

写真 2024-03-30 16 17 23.jpg

夕飯は久々に下北沢のつ串亭。
何年ここで呑んでいるのだろうか。
ここは鯵の刺身が旨いなあ。
焼鳥は年々旨くなっていくように感じている。



2024年02月18日

別次元か個々の宇宙か

小田原・うつわ菜の花にて「黒田泰蔵の小さな白磁たち。」。初めて氏の作品を観る。
その白さ、フォルムはどこか別次元に存在しているかのような、又はそれぞれが宇宙のようにそこに在るかのような佇まいである。
白とは何か。そこにできるかすかな影とは何か。永遠に流れる時間を感じた。

昼はそば茶屋正庵にて鯵のなめろうとせいろそば。旨い。久しく行ってない三茶の富田屋を思い出す。
さらにそば湯の旨さに驚く。また来たい。
nico cafeでおいしいコーヒーを飲んで、街をフラフラして帰る。



2024年02月14日

声が響くような多摩川物語

調布市文化会館たづくりにて尾花賢一+石倉敏明の多摩川ジオントグラフィー。思いがけずワクワクする多摩川物語。注目すべきは歴史に残らないかもしれない記憶をすくい取りながら表現をしている点で、特に明治生まれの方々の声も響くようでオカルティックで劇画的でコンテンポラリー・アートでとても楽しかった。

夕飯は今年初の幡ヶ谷・浜屋本店。
富士山サーモンと真鯛の昆布〆が旨い。



2023年12月17日

肉体と解体現場

フジフィルム スクエアにて細江英公作品展「この写真家の熱量を観よ!」。「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「抱擁」から数点ずつのオリジナルプリント展示。
いずれも肉体の強さ美しさが迫って来る。印象的なのは「鎌鼬」の中の子供たちが写っている一枚(写真集の表紙になっているもの)。驚いているような恥ずかしそうな子供たち。
表現とその周りの反応を一瞬に捉えたドキュメンタリー。

写真 2023-12-16 14 15 23.jpg

金柑画廊にて内堀義之「TOKYO GHOST BUSTERS」。東京の解体現場を撮影した同名写真集の刊行記念展示。写真集はモノクロ。展示はカラー。
カラーだと生々しい。何かしら文字が見える。確かに何かがそこにあって誰かがそこにいた。廃墟とは違い意識的に破壊されたそこ。役目を終え、容赦なく崩されるそこ。
ギャラリー近くの祐天寺横の墓地の上に広い空が。遠くに建築中のビルの骨組みが見える。東京の記録。

夕飯は豪徳寺の太勇で。とても久しぶり。
おいしくてホッとする。
今年ももうすぐ終わる。



2023年09月29日

久々の横浜

先日、久々に横浜へ。

BankART KAIKOにて松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展。
オブジェたちがそこで生活を営んでいるよう。静かに動き微かな音を鳴らす。
外から入ってきた地球人たちに反応し、音楽を奏で続ける。ビルに囲まれた不思議な星だった。

旧第一銀行横浜支店に移動し、繻エ寿行「シ-デン」。
入ると120台を超えるカメラで作られた構造体「欲望‐媒材」がある。人の記憶は曖昧だからこそ、
この装置がないと本来の形や動きは記録できない。
記録したデータはある場所に格納されている。出力せねば何を記録したかも忘れていく。
「まど-をもってうごく(試作ver.1.1)では人物、横浜市電内装、その他実在する物体をスキャンしたデータで構成されたポリゴンによって表現されている。
しかし、これは「本物とはかけ離れた、よく似た別の何か」で、その「偽装した情報」を記憶や経験で人は現実的なものだと許容できてしまうのだという。
デジタルだらけの展示の中に「拓‐本」という車両内の背もたれを黒鉛で紙に転写したものが展示してあった。それは千年以上前から使われたスキャン技術でありデジタルでは捉えきれない
人間ならではの生身の情報だという。実はこれに一番心動いたのであった。

夕飯はぴおシティの五の五で。
このフロアは変わらずいい。




2023年09月10日

逗子葉山横須賀

逗子駅について昼飯はriccoという小さなイタリアンレストラン。
サラダのが旨い。パスタの茹で具合がとても良い。
味付けは濃くなく素材を味を強く感じさせる料理だ。

バスで移動して神奈川県立近代美術館 葉山にて「挑発関係=中平卓馬×森山大道」。
親友=中平卓馬+森山大道。
産婦人科病院のフォルマリン液に漬けられた無数の胎児を森山が撮影した「無言劇」のインクジェットプリントから展示が始まる。
中平が雑誌「現代の眼」に掲載した写真である。二人の衝撃的なスタート。
寺山修司や東松照明らが介在しつつも二人だけの熱い関係が感じられる。
二人が逗子に住んだり、葉山、横須賀での撮影が多かったことを考えると
葉山で二人の写真を見て海を眺めて波の音を聴くことはまた格別の時間となった。

京急の逗子葉山駅から横須賀中央駅へ。
夕飯は中央酒場。
徳利の口が細い。
野菜炒めが旨い。
次から次へと客を飲み込む。
とても良い酒場。

いい一日。
いろいろなことに感謝である。

IMG_0140.jpg




2023年02月19日

暖かな日の散歩〜梅の季節の合田佐和子に婆娑羅締め〜

お昼は梅ヶ丘のボノボで醤油ラーメン、安定の旨さ。
羽根木公園で梅を見ながらワンカップ。
まだ蕾がある。もう少し花開くだろう。

三鷹市美術ギャラリーにて「合田佐和子展 帰る途もつもりもない」。硬質なイメージ、怪奇な存在感。
常に刺激を求め、しかしながらレンズを通して見える世界、また、眼そのものへの飽くなき探求。
唐十郎、寺山修司から引っ張りだこのアートワーク。おそらくこのお二方には大きな刺激を与えていたのだろう。
それにしても画材を買えない経済事情からモノクロで書いたり、子供を育てながらキッチンで絵を描いていたり、強い人だ。
2000年作の「ロゼッタ・ギャラクシー(幾百万年の舟)」はある到達点か。
オブジェ、絵画、写真、イラストレーション、資料ほか魅惑の300点。

夜は三鷹・婆娑羅。
もつ焼き、もつ煮、旨い旨い。
ホッケ焼き、焼き方最高。



2023年01月15日

ゆらゆらと一角座を思い出す

Pinpoint Galleryにて寺門孝之新作絵画展。これまで以上に幸福感大。描かれている者たちが幸せそうなのだ。
3月に上演される新作能「或能川(アルノがわ)受胎告知をめぐる夢想の間(あわい)」(作:寺門孝之)の天使画なども展示。表現はどんどん拡がる。上野にあった一角座のことを少し思い出した。

夕飯はすがやで。
アオリイカの刺身、てびちとじゃがいものおでんが旨い。
大阪・池田の呉春・本醸造を呑んだ。これは怖い。
何の抵抗もなく入っていく。
一升瓶を呑兵衛に渡したら呑み疲れる間もなく眠るまで呑むだろう。



2022年11月27日

食欲と芸術 2022秋

昼は表参道の蕎麦きり みよたのかつ丼セット。
ほどよく並び回転良し。
蕎麦の甘さを感じ美味。かつも食べ応えあり、卵もおいしい。

HB GALLERYに移動してしらこ個展「နေသာတယ်」。絵だが筆は使われていない。
デジタルデータを木製パネルに印刷。不思議に懐かしく、風が吹いてるような、陽射しでキラキラしているような、
確かに動いて見える。一枚ですでにアニメーションのようである。本当に動き出すのかもしれない。

竹橋に移動し、東京国立近代美術館にて大竹伸朗展。
満足。ワクワクしかない。
しかし、これら作品はどこに保管されているのだろう。
もちろんデジタル化はできないだろう。

神保町の喫茶店、古瀬戸珈琲店で休憩。
古瀬戸ブレンドは深く苦みもしっかりおいしい。
とても落ち着く。また来たい。

夕飯は豪徳寺の太勇。
ここも安心。
生たらこのレア焼き。酒に合う。



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