2022年06月15日
映画『1640日の家族』(2021/仏/ファビアン・ゴルジュアール監督)@松竹試写室
試写室では鼻をすする音が聴こえた。里親と里子の幸せな日々と突然の出来事(監督の家族が経験したことが物語のアイデアになっている)。ワンシーン、ワンカットが多く、細やかな感情に吸い付くようなカメラ。しかし感動は押し付けて来ない。なにしろシモン君がかわいい(彼を演じたガブリエル・パヴィは2014年生まれで公園で遊んでいるところを見出されたらしい)。実の父親もシモン君とうまくいくように彼なりに努力をしているから、この作品には悪役がいない。だからみんな切ない。家族が映画館から見る景色はリアルなロングショットなのだろう。
ロングランしてほしい。
ロングランしてほしい。
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