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ハナブサチロロ
世田谷区出身。
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2022年04月17日

馴染むエロスとポップさ

日本橋・不忍画廊にて「池田満寿夫の“知られざる芸術”」。エロスとポップさ。壁にかかればすぐそこに馴染む。だから見に行きたくなる。
この人何でもできる人だろうけど写真もいい。
いつか作品を買いたいなあ。

夕飯は月島の岸田屋。ずっと行きたかった初めての店。
何十年前の人もおいしく食べていた牛にこみをおいしく食べる。
いわしのつみれ吸物のつみれが口の中で溶けていく。
きんめの煮付はもちろん旨く、鮭のはらみが想像以上に旨い。
いやいや幸せである。必ずまた行こう。




2022年04月12日

映画『眠り姫/サラウンドリマスター版』(2016/七里圭監督)@新宿K's cinema

何と初公開から15周年、都内25回目のアンコール上映!

何度目の『眠り姫』だろうか。人が映っていない…しかし、人間が映っているかのように感じられる不思議さ。
残念ながら人それぞれの妄想、幻想または遠い記憶か夢は他人と共有することはできない。そして一人で自分の布団に潜り込んでいく。陽が沈み夜明けを迎える時の流れに取り残されそうな孤独を感じるのである。工夫を凝らした映像と登場人物たちのどこか「変」でおかしな会話によって、共有できないはずの世界から抜け出せなくなる。そして音楽で鳥肌が立った。何度目だろうか。

同時上映の『DUBHOUSE:物資試行52』(2012)は2度目。映画体感、快感です。

写真 2022-04-12 12 06 37.jpg




2022年04月03日

上野リチというオリジナル

三菱一号館美術館にて上野リチ展。グラスからインテリアまであらゆるものをデザインした人。この人の生き方も興味深い。パリで建築家・上野伊三郎と出会い、結婚。夫と京都で建築事務所を立ち上げ、満州へも赴いている。短絡的にいわゆる和洋折衷にならず、この人のオリジナリティがずっと保たれ、戦時中でもデザインは暗くならず弾けるような色彩を放っていた。
あらゆるもののデザインを手がけたウィーン工房や上野伊三郎の仕事ももっと知りたい。夫婦で手掛けたスターバーやクラブみち代のカウンターに座りたくなった。

千鳥ヶ淵公園まで移動しようやく今年の花見にありつけた。
桜自体が美しいのはもちろん、お堀や首都高、ボート乗り場との組み合わせもとても良い。

夕飯は久しぶりに下北沢の第三新生丸で。何年ぶりだろう。
生蛸の刺身、牛筋のトマト煮、八丈島ラーメンと相変わらずおいしい。
情け嶋の麦お湯割りが沁みるのであった。

写真 2022-04-02 15 56 56.jpg



2022年03月24日

映画『親密な他人』(2021/中村真夕監督)@ユーロスペース。

狂気の沙汰を醸し出す。セリフにもあったがこちらにも圧がかかり続ける。フルートの音色と息使いも効果的。
温度の低い映像が物語を押し進めてゆく(撮影:辻智彦)。
愛ではなく、異常な心理によってうまれた恐怖を感じた。



2022年03月21日

ヨコハマヨコスカ良い休日

昨日のお昼は横浜高島屋の野田岩にて鰻重。
文句なしに旨い。フワフワ。幸せ。
並んだ甲斐有。

その後、横須賀美術館にてミロコマチコ「いきものたちはわたしのかがみ」を観る。
実際にいるものから脳内で生まれる未知のものまでいきものが蠢いている。
黒味が効き、色彩鮮やかに筆の動きが浮かぶ。力強さだけでなく透明感が美しさを増している。
自由奔放な画風の割に企業や出版社と創作を続けるそのバランス感も興味深い。

夕食は横須賀中央の天国で。
イカのガーリックバター炒めが柔らかく旨い。マスタード、ネギ、鰹節が乗った温豆腐、これがとても良い。

とても良い休日だった。

IMG_8179.jpg




2022年02月26日

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021/米/スティーヴン・スピルバーグ監督)@ イオンシネマ新百合ヶ丘。

最高のエンターテインメントを堪能しながら生きることと愛について考えた。
マリア役のレイチェル・ゼグラーの美声が響き、途中からこの悲恋に泣けてきた。
開発中の街は空爆後の戦場のようだった。シマ争いで人が死ぬ。昔も今もこれからも。サウンドトラックは名曲揃いで演奏も凄くいい。照明もファンタジック。そしてそれまでの躍動感が嘘のように静かなラストを迎えていた。

夕飯は向ヶ丘遊園の酒と魚 希唯で。初めての店だが初めてには感じない。いい店。旨くて大満足。特に目光のから揚げは感動。



2022年02月24日

映画『パリ13区』(仏・2021/ジャック・オディアール監督)@ 松竹試写室。

登場人物たちの愛と孤独感。共感できぬとも彼らの姿をとても良いラストシーンまで追い続けてしまう。
脚本がいいし、リハーサル含め3か月の準備期間があったという。ベッドシーンでは振付師(ステファニー・シェンヌ)がついていたというのも稀ではないだろうか。
エミリーの認知症の祖母と家族、カミーユと吃音のある妹、ノラとカムガール・アンバーの友情などのエピソードが彼らのそれぞれの物語をしっかり結びつけていた。




2022年02月09日

映画『ドライブ・マイ・カー』(2021/濱口竜介監督)@テアトル新宿

生きていれば、失うものもある。歳を重ねれば重ねるほど失うものが増えていく。
そして多くの言葉や物語が介在してくる。自分の言葉なのか誰かの言葉かわからなくなりながら。最期には自分自身を失う。演じる人の姿を見ながら問答を聴いているようだ。
劇場を出る時、胸がどきどきした。

昔、青年団の芝居でよく見た安部聡子が出演していてうれしい。
二日だけ待てるというあのセリフ、怖かった。
『スパゲティコード・ラブ』にも出演していた三浦透子がとても良い。
食事のシーンで犬を気にしながら自然にフレームアウトしていくところが特に良かった。



2022年01月28日

『異物-完全版-』(2021/宇賀那健一監督)@ユーロスペース

何を見ていたのだろう、となった。なかなか忘れられないであろう映画体感だった。
とんでもないことが起こっているのにカッコいい。笑いが抑えられない。人と人が繋がりにくくなる時、その間を埋めてくれる物は何だろうかと考えた。
スタンダードサイズのスクリーンの向こう側はまだまだ自由だ。



2022年01月25日

映画『牛首村』(2022/清水崇監督)@ 東映試写室。

一途にホラーの道を歩み続ける清水崇監督最新作。
山々、出自、童歌、風習…ミステリーの伝統も感じられる。
テクノロジーが進化していっても呪いというものは残るものなのだろうか。いつか消えていく過去への郷愁の強さが怪談を残すのか。
ちょっとしたしぐさ、笑顔...ヒロインを演じたKōkiが輝いている。



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