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2022年04月17日
馴染むエロスとポップさ
日本橋・不忍画廊にて「池田満寿夫の“知られざる芸術”」。エロスとポップさ。壁にかかればすぐそこに馴染む。だから見に行きたくなる。
この人何でもできる人だろうけど写真もいい。
いつか作品を買いたいなあ。
夕飯は月島の岸田屋。ずっと行きたかった初めての店。
何十年前の人もおいしく食べていた牛にこみをおいしく食べる。
いわしのつみれ吸物のつみれが口の中で溶けていく。
きんめの煮付はもちろん旨く、鮭のはらみが想像以上に旨い。
いやいや幸せである。必ずまた行こう。
この人何でもできる人だろうけど写真もいい。
いつか作品を買いたいなあ。
夕飯は月島の岸田屋。ずっと行きたかった初めての店。
何十年前の人もおいしく食べていた牛にこみをおいしく食べる。
いわしのつみれ吸物のつみれが口の中で溶けていく。
きんめの煮付はもちろん旨く、鮭のはらみが想像以上に旨い。
いやいや幸せである。必ずまた行こう。
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2022年04月12日
映画『眠り姫/サラウンドリマスター版』(2016/七里圭監督)@新宿K's cinema
2022年04月03日
上野リチというオリジナル
三菱一号館美術館にて上野リチ展。グラスからインテリアまであらゆるものをデザインした人。この人の生き方も興味深い。パリで建築家・上野伊三郎と出会い、結婚。夫と京都で建築事務所を立ち上げ、満州へも赴いている。短絡的にいわゆる和洋折衷にならず、この人のオリジナリティがずっと保たれ、戦時中でもデザインは暗くならず弾けるような色彩を放っていた。
あらゆるもののデザインを手がけたウィーン工房や上野伊三郎の仕事ももっと知りたい。夫婦で手掛けたスターバーやクラブみち代のカウンターに座りたくなった。
千鳥ヶ淵公園まで移動しようやく今年の花見にありつけた。
桜自体が美しいのはもちろん、お堀や首都高、ボート乗り場との組み合わせもとても良い。
夕飯は久しぶりに下北沢の第三新生丸で。何年ぶりだろう。
生蛸の刺身、牛筋のトマト煮、八丈島ラーメンと相変わらずおいしい。
情け嶋の麦お湯割りが沁みるのであった。
あらゆるもののデザインを手がけたウィーン工房や上野伊三郎の仕事ももっと知りたい。夫婦で手掛けたスターバーやクラブみち代のカウンターに座りたくなった。
千鳥ヶ淵公園まで移動しようやく今年の花見にありつけた。
桜自体が美しいのはもちろん、お堀や首都高、ボート乗り場との組み合わせもとても良い。
夕飯は久しぶりに下北沢の第三新生丸で。何年ぶりだろう。
生蛸の刺身、牛筋のトマト煮、八丈島ラーメンと相変わらずおいしい。
情け嶋の麦お湯割りが沁みるのであった。
2022年03月24日
映画『親密な他人』(2021/中村真夕監督)@ユーロスペース。
狂気の沙汰を醸し出す。セリフにもあったがこちらにも圧がかかり続ける。フルートの音色と息使いも効果的。
温度の低い映像が物語を押し進めてゆく(撮影:辻智彦)。
愛ではなく、異常な心理によってうまれた恐怖を感じた。
温度の低い映像が物語を押し進めてゆく(撮影:辻智彦)。
愛ではなく、異常な心理によってうまれた恐怖を感じた。
2022年03月21日
ヨコハマヨコスカ良い休日
2022年02月26日
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021/米/スティーヴン・スピルバーグ監督)@ イオンシネマ新百合ヶ丘。
最高のエンターテインメントを堪能しながら生きることと愛について考えた。
マリア役のレイチェル・ゼグラーの美声が響き、途中からこの悲恋に泣けてきた。
開発中の街は空爆後の戦場のようだった。シマ争いで人が死ぬ。昔も今もこれからも。サウンドトラックは名曲揃いで演奏も凄くいい。照明もファンタジック。そしてそれまでの躍動感が嘘のように静かなラストを迎えていた。
夕飯は向ヶ丘遊園の酒と魚 希唯で。初めての店だが初めてには感じない。いい店。旨くて大満足。特に目光のから揚げは感動。
マリア役のレイチェル・ゼグラーの美声が響き、途中からこの悲恋に泣けてきた。
開発中の街は空爆後の戦場のようだった。シマ争いで人が死ぬ。昔も今もこれからも。サウンドトラックは名曲揃いで演奏も凄くいい。照明もファンタジック。そしてそれまでの躍動感が嘘のように静かなラストを迎えていた。
夕飯は向ヶ丘遊園の酒と魚 希唯で。初めての店だが初めてには感じない。いい店。旨くて大満足。特に目光のから揚げは感動。
2022年02月24日
映画『パリ13区』(仏・2021/ジャック・オディアール監督)@ 松竹試写室。
登場人物たちの愛と孤独感。共感できぬとも彼らの姿をとても良いラストシーンまで追い続けてしまう。
脚本がいいし、リハーサル含め3か月の準備期間があったという。ベッドシーンでは振付師(ステファニー・シェンヌ)がついていたというのも稀ではないだろうか。
エミリーの認知症の祖母と家族、カミーユと吃音のある妹、ノラとカムガール・アンバーの友情などのエピソードが彼らのそれぞれの物語をしっかり結びつけていた。
脚本がいいし、リハーサル含め3か月の準備期間があったという。ベッドシーンでは振付師(ステファニー・シェンヌ)がついていたというのも稀ではないだろうか。
エミリーの認知症の祖母と家族、カミーユと吃音のある妹、ノラとカムガール・アンバーの友情などのエピソードが彼らのそれぞれの物語をしっかり結びつけていた。
2022年02月09日
映画『ドライブ・マイ・カー』(2021/濱口竜介監督)@テアトル新宿
生きていれば、失うものもある。歳を重ねれば重ねるほど失うものが増えていく。
そして多くの言葉や物語が介在してくる。自分の言葉なのか誰かの言葉かわからなくなりながら。最期には自分自身を失う。演じる人の姿を見ながら問答を聴いているようだ。
劇場を出る時、胸がどきどきした。
昔、青年団の芝居でよく見た安部聡子が出演していてうれしい。
二日だけ待てるというあのセリフ、怖かった。
『スパゲティコード・ラブ』にも出演していた三浦透子がとても良い。
食事のシーンで犬を気にしながら自然にフレームアウトしていくところが特に良かった。
そして多くの言葉や物語が介在してくる。自分の言葉なのか誰かの言葉かわからなくなりながら。最期には自分自身を失う。演じる人の姿を見ながら問答を聴いているようだ。
劇場を出る時、胸がどきどきした。
昔、青年団の芝居でよく見た安部聡子が出演していてうれしい。
二日だけ待てるというあのセリフ、怖かった。
『スパゲティコード・ラブ』にも出演していた三浦透子がとても良い。
食事のシーンで犬を気にしながら自然にフレームアウトしていくところが特に良かった。
2022年01月28日
『異物-完全版-』(2021/宇賀那健一監督)@ユーロスペース
何を見ていたのだろう、となった。なかなか忘れられないであろう映画体感だった。
とんでもないことが起こっているのにカッコいい。笑いが抑えられない。人と人が繋がりにくくなる時、その間を埋めてくれる物は何だろうかと考えた。
スタンダードサイズのスクリーンの向こう側はまだまだ自由だ。
とんでもないことが起こっているのにカッコいい。笑いが抑えられない。人と人が繋がりにくくなる時、その間を埋めてくれる物は何だろうかと考えた。
スタンダードサイズのスクリーンの向こう側はまだまだ自由だ。
2022年01月25日
映画『牛首村』(2022/清水崇監督)@ 東映試写室。
一途にホラーの道を歩み続ける清水崇監督最新作。
山々、出自、童歌、風習…ミステリーの伝統も感じられる。
テクノロジーが進化していっても呪いというものは残るものなのだろうか。いつか消えていく過去への郷愁の強さが怪談を残すのか。
ちょっとしたしぐさ、笑顔...ヒロインを演じたKōkiが輝いている。
山々、出自、童歌、風習…ミステリーの伝統も感じられる。
テクノロジーが進化していっても呪いというものは残るものなのだろうか。いつか消えていく過去への郷愁の強さが怪談を残すのか。
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