2011年02月06日
<「働く意味」の見つけ方> 杉浦健
この本の目的は「働く意味」を見つけることである
希望しない仕事、やりがいのない仕事、忙しさ、人間関係など、色々な問題があるけれども、働く意味を見つけ出すことによってこれらの問題を解決することができる
まえがきにはこのように書かれています。
就職難である一方、若年層の離職や特定業種や中小企業の人で不足といったまだら模様になっているのが、今日の就職戦線です。
そういった中で、特にエントリーシートなどの提出を求められる昨今の大学生には「自分探し」や「自分が働く意味は何なのだ」ということに悩む人が多いのではないでしょうか。
そういった人に役立つのがこの一冊です。
「働く意味をどうやって見出だしたらよいのか?」
この秘訣を詳しく知りたい方には非常に参考になる一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
どんなに意味のないと思われる単調な労働であっても
自分の中で意味を見出してさえいれば、頑張ることができる
人は自らした行動に対して報酬が伴うからこそ、やる気を感じる
仕事は生きることそのもの。お金は結果としてついてくるもの(渡辺美樹 ワタミ創業者)
地球上のどの地域でも将来は明るくない。
世のため、人のために役立つ仕事をする、貢献すると考えられないと人間は幸せになれない(原田泳幸 日本マクドナルドCEO)
初めは「お金(私欲)のために」働き、それなりになってから世のため、人のために働ければ良い
自分の仕事に「人のため」の要素を見出す
キャリアは偶然の出来事の活用によって形作られる
働く意味はそれがないと先に進めないモノではない
きっと見つかるだろうと思って考えながら進み、その中で見つければ良い
働く意味が見つからずに悩んでいる人が働く意味を見つけるためには、
「自分の働く意味は何だろうということを問いながら、一生懸命働く」こと
働く意味は初めからあるものではない
働く意味はそれを求めるものに見出される
働く意味を探すものに成長は訪れる
この仕事には働く意味がないと思ってしまった途端、この仕事の働く意味を見出すことはできなくなる
行動すること、これ自体が働く意味とやる気をもたらす
やる気は自転車のようなものである
こぎ始めは大変だが、勢いがつけば後はスムーズにやる気を出し続けることができる
明確な働く意味が見つからなければ、まずは働く意味のカケラを見つけよう
働く意味はすぐに見つかるものではない
それ故に働く意味を考えながら行動することが肝要である
働く意味を見出せなくても、働く意味を感じられなくても、
今やっていることは意味があることだとり隠しておくことが働く意味の発見につながる
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