2010年11月15日
<上達の法則> 岡本浩一
上達者、上級者と言われる人の特長の解説書です。
「どうやったら上級者になれるのか?」というよりも「上級者はどのような特性を持っているか?」という分析に章を割いています。
読み物としての要素が強いところもありますが、初心者が中級者になるための注意点も書かれているのでこれから何かを学んでいこうとする人にも参考になる一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
上達には法則がある
上達すると見え方が変わる
初心者から中級者へのステップ
・まず始めてみる
・入門書を読む
・練習や学習の頻度を決める(週に2度くらいが目安)
・学習の場を決める(どこかで習う場合には生徒のレベルや成長度合いを判断材料にする)
・自分の得意な部分や型を見つける
知識には「宣言型知識」と「手続き型知識」がある
宣言型知識:数学の公式や歴史の年号など、いわゆる「知識」と呼ばれるもの
手続き型知識:言語だけでは表現できない手続きを含んだ知識。例:ビリヤードの玉の突き方
得意なもの(あるいは一つの型)にこだわり、深彫りすることで、別のものを見るときに洞察を生むようになる
中級者になってから概論書や理論書を読む
上達に必要な要素
・反復練習する
・評論を読む
・大量の暗記・暗唱をする
・少し良い(高い)道具を使う
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