2010年09月01日
<なぜ、あなたは働くのですか?> 五十棲剛史
タイトルにあるように仕事をしている自分というものを見つめなおす一冊です。
自己啓発関係の書籍でもよく「成功」という言葉が使われます。
この本も仕事を通じて「成功」を求めますが、いわゆる自己啓発本の「成功」とは意味が違っていると感じられました。
自己啓発関係の「成功」は、「目標をハッキリとイメージして・・・」と書かれていることが多いと感じます。
一方、この本の「成功」は、「目の前の仕事に一生懸命に取り組むこと」が初めの一歩になっています。
自己啓発の書籍を読んでも一時的に前向きな気持ちになれただけでは意味がありません。
そういった「一時的にはテンションが上がっても元に戻ってしまう」方には地道に仕事に取り組むことの大切さを感じられるこの一冊をお勧めします。
印象に残った点は以下の通りです。
ミッションを持つ
ミッションとは、
「○○という仕事を通じて人に喜ばれたことをきっかけとして【この喜びをもっと伝えていこう】という気持ち」のこと
ミッションと志は異なる。ミッションから生まれる志はいろいろな形がある
ミッションを達成するために、
例:ノウハウを提供するために本を作る
例:会社をつくる
こういった具体的なものが志である。
志(夢、目標)はミッションと連結しているからこそ価値がある
短所を補うのではなく、長所を伸ばす
短所にフォーカスして自己否定してはいけない。長所を伸ばして短所をカバーする
会社は人の役に立つために存在している
営業マンが売るものは営業マン自身の魅力である
収入とは人の役に立った対価である
お金とは役に立ったことを示す指標である
成功とは世の中にたくさん役立つことである
仕事は面白いと思わなければならない
仕事を面白いと思っているかどうかで仕事のスピードや質が異なってくる。
スピードや質が上がればより儲かるようになり、給料も増える
仕事を面白くするためにはまず一生懸命に目の前の仕事に取り組むこと
成功者になるには
・今の仕事からミッションを見つける
・ミッションから志を持ち、オンリーワンに向けて自分を磨いていく
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