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<自分の頭で考えよう> ちきりん





久しぶりに印象に残った書籍を読みましたのでアップ致します。




「知っている」と「考える」は全くの別物
知識と思考は異なるものであり、それをハッキリと区別させること
知識は過去において他の人がその人の頭で考えた結果である

世の中の情報について楽観的なことしか読みとれない、あるいは悲観的なことしか読みとれないのはもともと知っていることに影響を受けていると考える必要がある



意思決定のプロセスはわかりやすい具体的なもので表現すること
具体的な意思決定のプロセスを明確にし、それに必要な情報もリストアップしてから調査や分析を始めると効率良く結論を出すことができる



考えるとはインプットしたモノをアウトプットに変換すること


考える力をつけるには、一日の考えた時間を「見える化(グラフ化)」し、考える時間を意識的に増やすこと



データ(情報)を見たら、「なぜこのような結果になったのか?」を解釈、判断し、
さらに「それでこのデータのその先(未来)はどうなるの?」を考える



「考え」の漏れをなくすテクニックの参考としてデュポンシステム(デュポン社によって考案された財務管理システム)のように分解して考える



分析は「比較する」ことから行う
比較の二種類:自他の比較、時系列の比較



何かを選ぶときに決められない場合、それは選択肢が多くて決められないのではなく、判断基準が多いから決められないからである。

判断基準(目標とする姿)を明確にする。
判断基準に優先順位をつけることで意思決定を行なうことができるようにする。
判断基準を絞り込んでいくことで目標とする姿が明確になる(本質が浮かび上がる)。



議論のレベル(階層)を合わせることに注意する
(例)ある人が「非正規雇用は廃止すべきだ」と言っているのに反論して、別の人が「正社員になりたい人とそうでない人がいるから非正規雇用は廃止すべきでない」と言う。しかし、これは必ずしも正しい討論とは言えない。

→議論の階層を考える
階層1:勤め人には正社員と非正規社員がいる
階層2:非正規社員には正社員になりたい人とそうでない人がいる
階層3:正社員になりたい人には同じ会社に数カ月しか働いていない人と何年も働いている人がいる
階層4:何年も働いている人には正社員と同等以上の待遇の人と正社員よりも低い人がいる

先ほどの(例)で、ある人が階層4を意識して「非正規雇用は廃止すべきだ」と言っているのに反論して、別の人が階層2を意識して「正社員になりたい人とそうでない人がいるから非正規雇用は廃止すべきでない」と言っているとしたらこれはレベルをそろえる必要がある。



情報ではなく、自分にとって意味のある情報を見つけるためのフィルターが大事である



グラフを使うときには階段グラフのような高い表現力を持つ分析的なグラフを使う
グラフとプロセスを組み合わせるとより思考を促進するための資料になる



思考を視覚化する
(例)「仕事は人生においてとても大事だ」といっても「仕事は人生において(家族や名誉、経済力といったすべてのものの基礎となるから)とても大事だ」なのか、「仕事は人生において(家族や名誉、経済力といったものと並んで人生の基礎の一つとなるから)大事だ」なのかが判断付かない。(文章で違いを表現してもとてもわかりにくいので、なおさら視覚化が重要になる)



(表計算ソフトなどを使って綺麗なグラフを作って)情報を整理し終えたことの達成感よりも整理された情報が手に入ったことで何がわかったのか?が重要である



知識は「思考の棚(?×?のマトリックスなど)」に整理する
空いているマスに入るまだ手に入っていない知識を常に意識すること
それらの知識が手に入れば言えるようになることを事前に考えておくこと


<脳が冴える15の習慣> 築山 節





久しぶりに読んだ一冊は、脳を活性化させる方法が書かれたこの一冊です。

仕事柄、パソコンで長時間仕事をせざるを得ないので、この本に書かれているような生活習慣を意識すると仕事にも健康にも良いと感じました。

当たり前のようなことも書かれていますが、逆にいえば、突飛な方法よりも当たり前のことをコツコツと積み重ねることの重要性をあたらめて感じた一冊です。
また具体的にやるべきことがわかりやすく書かれていることも嬉しい一冊です。


印象に残ったポイントは以下の通りです。



生活リズムは一定にする
生活リズムを失うことはボケの入り口に入ること


音読は脳に良い


「挨拶+一言」で脳が目覚める


できる人は仕事以外も大事にする


時間の制約は判断を効率化させる


夜の勉強は中途半端にやる。睡眠中の脳の整理力を活かす


最低でも6時間は寝るようにする


家事は理想的な脳トレになる


書類整理などは自分なりにルールを考えておくと他の仕事の処理の参考になる


思考の整理ができているかどうかは、モノの整理状況に反映される


思考で混乱した時は机を機能的に整理することから始めると立て直しやすい


人から受けた注意を書き残しておく。自分の失敗の傾向を割り出すことは自己管理にとても有効である




<「欠陥住宅」をつかまない155の知恵> 岩山健一 2/2





前回に引き続き、印象に残ったポイントは以下の通りです。




ハウスメーカーの営業マンは建築知識を持っていない


ハウスメーカーはそれぞれ得意な工法がある。逆にいえば、ハウスメーカーは得意な工法しか知らない
在来工法:住友林業、東日本ハウス、三井ハウスなど
ツーバイフォー工法:三井ホーム、東急ホーム、日本ホームズなど
鉄骨系プレハブ工法:積水ハウス、トヨタホーム、旭化成ヘーベルハウス、ナショナル住宅産業など


工法の違うハウスメーカーに相見積もりを出しても比較にならない



建設中の現場を抜き打ちで見る
・整理整頓されているか
・ブラブラしている職人はいないか
・職人に指示を出している責任者らしい人はいるか



建築知識の乏しい営業マンは避ける

打ち合わせ記録は残しておく

現場監督が現場に足を運ぶ頻度を事前に聞いてメモしておく



ハウスメーカーや建設会社に依頼するときは下請け会社を確認し、その素生や評判を確認してから契約すること


社長が大工を兼ねるような工務店は避ける
現場監督抜きで工事を職人に任せてはいけない。職人に指示を出す管理者は必要である


工務店の規模では欠陥を認めたとしてもそれを修理するだけの資金がない
設計・管理は設計事務所に依頼したり、第三者機関に立ち入り検査を依頼するとともに、施工部分で工務店を使うようにして、知識のある人間を介在させる



工務店と付き合うなら地域での評判と実績を確認する

役所を利用して建設業者の登録書類を閲覧しておく。建設については28種類の許可がある
管轄の建築土木担当部署で閲覧することができ、過去の活動状況を見ることができる

また「監督処分簿」を見れば、行政処分を受けているかどうかを見ることができる



支払いは「工事完成後に一括払い」または「出来高払い」にするようにする
工事代金の前払いによって工務店が倒産した場合に金銭的な被害がでないように自己防衛する



施工まで受注する設計事務所には注意する

現場をまったく知らない建築士もいる



不動産会社(建売業者)と付き合う場合には宅建業担当部署で業者名簿を確認し、実績や行政処分歴をチェックする

売買契約書に「問題があったら契約を白紙撤回する」という一文を付け加える

売買契約書に「第三者機関の検査を入れる」という一文を付け加える



建築確認申請図書の管理者と施工者を必ず確認すること → 許可番号や業者名を確認すること

設計図書(設計図・仕様書)を必ず確認すること → 出てこなければ悪徳業者の可能性大

見積書を確認すること → 明細のないどんぶり勘定は受け取らない

地盤調査報告書を確認すること → 出てこなければ義務付けられていることをしていない可能性大



契約書に「第三者機関の検査結果次第では白紙撤回する&手付金も返還してもらう」という一文を付け加える



承諾書や白紙委任状には印鑑を押してはいけない。サギの典型的な手口である
求められたらその時点で契約取り消す。危ない業者であることに間違いない



工事中のチェックポイント
1.地盤調査:地縄張り、地鎮祭 →「地盤調査報告書」をチェック
2.基礎工事:配筋、型枠、コンクリート打設 →鉄筋と鉄筋の間隔は図面通りか、など
3.躯体工事:工法によって異なる → 筋交いの位置で耐震構造を確認する、など
4.内装・外装工事:断熱材や防水処理など → 断熱材が正しく貼られているかを確認する、など
5.竣工:最終チェック → 図面通りかチェックする、家が傾いていないかビー玉で確認する、など



業者と対等にやり合うには第三者機関のサポートが不可欠

設計や建築も行なっているところではなく、検査を専門にしている第三者機関を選ぶ



欠陥住宅だったとしても泣き寝入りせず、第三者機関を上手に活用する



<「欠陥住宅」をつかまない155の知恵> 岩山健一 1/2






住宅を立てようと考えている人は必読の一冊です。

業者を信頼して住宅を立てるという姿勢は間違っていないと思いますが、
様々な業者がいるのは紛れもないことですし、正しい業者であってもミスしないとは限りません。

後から大きな問題が発覚してトラブルになるよりも事前にチェックしておけばトラブルの防止にもなります。備えあれば憂いなしです。


建築ノウハウにはどんなものがあるのか、という気持ちもあって手に取った一冊ですが、ちょっとした建築に関する用語が出てくるだけでもチンプンカンプンだということを思い知らされました。
「型枠」とか「布基礎」とかわからないことばかりでした。。。

我々の生活が多岐にわたって分業になっていることを感じています。



印象に残ったポイントは以下の通りです。2回にわけてお伝えします。



契約書に「甲は乙が工事の一部または全部を第三社に請け負わせることに同意する」といった表現がある場合は拒絶すべし


無知無学な業者でもメシが食えてきたのが建設業界である


建築基準法は罰則がないので意味がない

住宅品質確保法も穴だらけ


最終的な判断は第三社機関に検査依頼するのが確実である

契約段階で契約書の特約に「第三社機関による検査で不備が見つかった場合、賠償あるいは契約解除に応じます」と一文を入れるようにする

最初から最後まで監理してもらうのが高価な場合は、基礎工事や躯体工事などの主要な部分のみをチェックしてもらうようにする



確認申請時の図面と施行図面が異なっていないか、あるいは現場の工事が図面通りに行なわれているかをチェックできるところはチェックする


中間検査や完了検査など、役所の検査をきちんと受けているかを検査済証を見せてもらい確認する


地盤調査書は必ず請求する


設計図面や確認申請書などの書類を出し渋るような業者は選ばない


「瑕疵担保」では時効があるために争うことができないのであれば、「不法行為」や「未完成」という視点で争うことができないかを考える


筋交いの接合部分に金具が使われているかを確認する


建物の「見た目」ではなく、「構造」や「性能」で判断する


確認申請書類や図面はその建物を管轄する市区町村役所に保管されている(閲覧できるのは5年前の物件まで)


大手だからと言って安心してはいけない。どんな業者であっても書類と図面は必ずチェックすること

口約束だけでは何の効力もない



「建築条件つき」の物件には要注意


親戚、知り合いに頼んでしまうと客観的に業者を判断できなくなる


基礎工事をしているあたりで、中間検査と完了検査の予定を聞いておく。必ず日程を教えてもらうこと


数回補修工事をしても改善されない場合は第三者機関や建築士に調査依頼して補修工事をさせる


施主として現場に足を運び、職人の仕事ぶりをチェックする


リフォーム業には建築業許可はいらない


見積書の明細で「一式」となっている業者には要注意

見積もりの明細は必ず出させること

施主が見積もり以上の希望を出した場合以外には追加工事代を支払う義務はない


リフォームであっても工事内容がわかる図面を用意させる。それを建築士か第三者機関にチェックしてもらうこと


リフォームであっても現場チェックを怠らないこと


大手業者の社内検査はあてにしない

<モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ> 川畑のぶこ著 やましたひでこ監修




ヨガの「断捨離行法」が整理法「断捨離メソッド」になった経緯に共感するところはあまりなかったのですが、
個人的にモノが溢れている状況をなくしたり、掃除したりするのが結構気分が良くなるので、それをより効率的にするためのテクニックが書かれているのではないか、と思って手に取った一冊です。


いわゆるビジネス書とは少し違いますが、
自分の机周りなど、プライベートや仕事をする環境を整えるうえで参考になる一冊です


印象に残った点は以下の通りです。


「捨てる」という行動から変わり始める
(不要・不適・不快な)モノを捨てるというアクションを起こすことで、自分にとって必要なモノ、適切なモノ、快適なモノを選んでいくことができる



「掃除」や「収納」は「捨てる」ことが済んでから行なわなければ十分には機能しない



モノが捨てられない理由
・もったいない → モノを溜めこむと部屋が混乱して心が乱されることになる
・いつか使うかもしれない → 今の時代、必要なモノは必要を感じたときに手に入れることができる
・高かったから → 部屋にあるものには場所代がかかっていることを意識する



モノを減らす・増やさないテクニック:総量規制する
1.見えない収納:収納スペースには7割しか収納しないようにする
2.見える収納 :収納スペースには5割しか収納しないようにする
3.見せる収納 :収納スペースには1割しか収納しないようにする



モノを減らす・増やさないテクニック:時間規制する
「○月○日までに使わなかったモノは捨てる」といった規制を設ける



収納は取り出すためのものである


モノは縦に自立させる


紙を減らすときはスキャンしてデータ保存することを考える


分類に分けて収納する(例:キッチン→食材類、調理器具類、食器類)


<オタク市場の研究> 野村総合研究所






最近はAKB48の人気がすごいことになっていますが、そんなことからこの一冊を手に取ってみました。

この本は「オタクの理解と活用のための分析結果」といった印象です。


先日、ニュースでAKB48の番組存続という企画で3万票を集めなければならないというものがあったところ、20時間ほどで番組存続となったらしいのですが、金額にして150万円だそうです。

デフレといわれるこの時代でもデフレしらずなオタクの財布は企業にとって重要な市場環境変化だと思われます。

今後はマニアックな人々にどんどんと焦点が当てられていく時代になっていくのかもしれません。



印象に残ったポイントは以下の通りです。

オタクの行動様式
1.高水準の消費を維持する
こだわりがある分野の商品やサービスが欲しくなると高額であろうとお金に糸目をつけない傾向がある

2.消費だけでなく、創作表現などの新たな価値を創造する
自分なりのこだわりの体系化・理論化を行なったり、創作活動を行なったりする

3.コミュニティにおいて積極的に情報発信を行なう


このような行動様式が企業にとって無視できない存在になってきている


6つのオタク因子
1.収集欲求(こだわりのある趣味に関するグッズはすべて集めないと気が済まないという欲求)
2.共感欲求(自分のこだわりを知ってもらいたい、世間から注目されたいという欲求)
3.自律欲求(こだわりのある趣味に対し、自分なりの評価・解釈基準を持ち、自分の考えで物事を判断したいという欲求)
4.帰属欲求(価値を共有できる集団にいたいという欲求)
5.顕示欲求(自分なりに集めた状況差作品の解釈などを発信したいという欲求)
6.創作欲求(自分流の解釈に基づいたカバー作品やオリジナル作品を創作したいという欲求)



オタクのマーケティングフレーム
1.製品
2.価格(度外視)
3.プロモーション(周知されているモノは希少価値が低い)
4.流通チャネル(希少価値が高いほど喜びが大きい)
5.収集
6.創造(自作、同人誌、改造)
7.コミュニティ(情報交換、口コミ、顕示欲求を満たす)



色々なオタク
・コミックオタク
・アニメオタク
・芸能人オタク
・ゲームオタク
・組み立てPCオタク
・車オタク
・AV機器オタク
・ITガジェットオタク
・旅行オタク
・ファッションオタク
・カメラオタク
・鉄道オタク


この分類にさらに小分類がある
例:鉄道オタク
乗り鉄(乗ることが目的)
撮り鉄(写真撮影することが目的)
時刻表(時刻表を読むことが目的)
模型(模型を作ることが目的)
グッズコレクション(グッズを集めることが目的)
録り鉄(鉄道関係の音声録音が目的)
廃線跡探索など

<トップセールスの頭の中> 田中徹






明日からでもすぐに行動に移せそうな営業テクニックがたくさん書かれている一冊です。
普通に過ごしていてはなかなか気付けないちょっとしたテクニック、工夫のヒントを提供しています。

この本を読んだからと言っていきなり凄腕営業マンになれるとは思いませんが、
できる営業マンになるためのちょっとしたヒント・工夫が書かれている一冊です。

印象に残った点は以下の通りです。


子供服は老人ホームで売る。購入者=使用者と決めつけずに商品を買ってくれる人を探す



消費者はAIDMAからAISASへ
A:注目
I:興味
D:欲求
M:記憶
A:行動

A:注目
I:興味
S:インターネットで情報検索
A:行動(購入)
S:まだ買っていない人と情報を共有する(口コミ、レビュー)



セールスマンの基本姿勢は「ハキハキ、元気に、明るく、楽しく、真面目」でなければならない

売れているセールスマンは商談可能客への訪問数と商談時間が売れていないセールスマンを上回っている



「意思決定者」と「意思決定者に影響を与える人物」を見極める
それ以外の人と話をしても受注は獲得できない


(法人営業向き)営業先のお客様(特に意思決定者に影響を与える人物)を自分の味方にする
稟議の通し方や過去の導入事例を聞き出して情報収集する



相手が買わない理由をつぶし、気に入っている部分をヒアリングする



受注したときに、追加受注や次回分の注文、リピート受注、別商品受注、紹介獲得などを狙えないかを考える



紹介依頼で営業マンは4つに分けられる
1.紹介依頼をしていない
2.紹介依頼はしているが、「どなたかいらしたらご紹介ください」くらいの言い方
3.「良かったら携帯電話で探してみてください」と探す手段まで伝えている
4.「今、電話してください」とその場でお客さまに連絡してもらうよう依頼している

トップセールスマンは3か4で紹介依頼している


紹介をいただいた際に気をつけることは、紹介者に対して紹介していただいた人とのやりとりを状況報告すること



営業の手紙やDMは手書きにすること



名刺には自分の個人情報を盛り込んでおき、ビジネスとは関係ない話をして仲良くなる



いつでもどこでも領収書をもらいまくる
領収書を書いてもらっている間にその人に自分の商売についてアピールする



お客さまから質問を受けた際は質問に対する説明をした後に「ご質問の答えになっていますでしょうか?」と一言付け加える



値引き要請があったら金額で対応せず、相手が好きなものに置き換えてそれをおごる
それによって最終的な値引き額を低くする



お客様の記念日カレンダーを作り、お客さまにお祝いをするとともに紹介依頼をお願いする
365日埋めることができれば全ての日が喜びの日であり、紹介依頼のチャンスになる



自社製品の導入実績を営業ツールにする
既購入者の声を使ってイメージアップを図る


契約書のコピーを持ち歩き、迷っているお客さまに見せる
そうすることでお客さまに安心していただく



飛び込み営業マンにバーター取引を持ちかける


<未来を予見する「5つの法則」> 田坂広志





読み物として面白い一冊です。

ちなみに内容を読む前に小見出しがあるのでこれだけを続けて読むだけでもだいたいの内容をつかむことができます。

おにゃんこクラブ → モーニング娘 → AKB48 

と、歴史が繰り返されているのもこの法則によるものなのかと思ってしまいました。



印象残ったポイントは以下の通りです。


具体的な変化を予測することはできない。が、大局的な方向を予見することはできる



大局的な方向を予見するための5つの法則
1.螺旋的プロセスによる発展の法則 :螺旋階段を上るように過去のものが復活・復古して発展する
2.否定の否定による発展の法則   :現在の動きは必ず将来反転する
3.量から質への転化による発展の法則:量が一定水準を超えると質が劇的に変化する
4.対立物の相互浸透による発展の法則:対立し、競っているもの同士は互いに似てくる
5.矛盾の止揚による発展の法則   :矛盾とは世界発展の原動力である



現代は人生の長さに比べて発展の速度が劇的に早くなり、螺旋的発展を目撃するようになった



社会観察においては何が懐かしいのか、何が便利になったのかを考える



螺旋的発展の法則によって世の中に復活してくる懐かしいものを予見することができる
1.何が復活してくるかを読む
2.何が消えていったのかを見る
3.なぜ消えていったのかを考える
4.どうすれば復活できるかを考える



現在の動きは必ず将来反転する
例:コスト競争(価格競争)はいずれ知識サービス競争(付加価値競争)へと反転する
例:知識社会では、言葉で表現できる知識が価値を失い、言葉で表せない智恵が価値を持つようになる



「螺旋的プロセスによる発展の法則」や「否定の否定による発展の法則」から先回りの戦略をとろう



「量から質への転化による発展の法則」が始まったタイミングはキーワードが忘れられたときである
キーワード例:インターネット、ハイブリッド車



割り切りをするのではなく、矛盾と格闘し、止揚することが政治家や経営者には求められる



リアルビジネスとネットビジネスは必ず融合する


<「私、そんな人じゃないのに」とずっと思ってきた人のための本> 生月誠





タイトルが気になって手に取りました。
これまでの職場などで、明るくコミュニケーションがうまく取れている人と卑屈でコミュニケーショントラブルをいつも起こしている人がおり、かねがねこのコミュニケーションがとれる人ととれない人の差は何だろう、ということを不思議に思っていました。

本書ではその原因が書かれており、原因を克服することで「本当の自分」をより伝えられると思います。
「他人の思っている私」と「本当の私」のズレとその対処方法が解き明かされている一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


「本当の私はこういう人なのに」というのは客観的ではなく、主観でそう思っているにすぎない



「親のしつけ方が悪い」や「幼児期の環境が悪い」といった、いまさら変えようがないところに原因を求めても意味はない



コミュニケーションが上手くできた時(あるいはコミュニケーションが無難にできたとき)のことを何回も思い出す



人との接し方が上手い人と下手な人を比べる



鏡の前で自然に振る舞う練習をする



「○○すべきだ」といった考え方をやめて、「とりあえず○○してみよう」に変える



雑談をするための最初のステップは「雑談はくだらない(価値のないこと)」と思うことをやめること

「いや、別に」といった口癖を持つ人は要注意。口癖をやめるように努めること



大事な場面で緊張してあがってしまうときには、その場面で行なった方が良いことではなく、事前に行なった方が良いことを考えて準備する



話し方や表現の仕方よりも「その話をしている場面・情景をイメージできるか」が重要である
イメージができなければ続く言葉が出てこない

様々な会話で「話題に上ったことについてイメージできること」が大切
イメージできない、あるいはイメージが浮かびにくいとなかなか言葉が出てこない



論理的な人ほど「面白くない人」に見られやすいのは、論理的な人ほど、会話の内容をイメージできない、あるいはイメージが浮かびにくい傾向にあるためである



イメージできない、あるいはイメージが浮かびにくい人は「海を思い浮かべる」など、誰にでも想像できることからイメージトレーニングを始める

<ツイッターノミクス> タラ・ハント






タイトルはツイッターに関する本のようですが、ツイッターに関する本ではありません。

ブログ、ツイッター、ポッドキャスト、SNSなど、インターネットツールの発達によって「大衆」と呼ばれる人々との向き合い方について書かれた一冊です。


顧客との接し方に成功したケースだけでなく、なりすまし(自演)を行なったウォルマートや顧客を軽視しすぎてしまったデル・コンピュータの失敗事例も載っており、インターネットを使ったマーケティングを考える上で参考になる一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


信頼、評判、尊敬、影響力、人脈、好意などの積み重ねが重要である



ネット上での5原則
1.大声でわめくのをやめ、まずは聞くことから始める
2.コミュニティの一員になり、顧客と信頼関係を築く
3.わくわくするような体験を創造し、注目を集める
4.無秩序も良しとし、計画や管理にこだわらない
5.高い目標を見つける



商売のコツは隠すな。開放性と透明性を重んじ、顧客の声に耳を傾けて商品やサービスに活かす



顧客を増やす8つの秘訣
1.製品やサービスはできるだけ幅広い層(初心者)を対象に設計する
2.コメントには必ず返事をする。否定的な返事でも良い
3.批判を個人攻撃と受け止めない
4.有益な指摘やアイデアには公に感謝する
5.新機能や変更は必ず事前に知らせ、フィードバックを求める
6.フィードバックを活かしてこまめに改善する
7.フィードバックを待つのではなく、こちらから探しに行く
8.どんなに愛されている会社や製品でも、粗探しをする人は必ずいると覚悟する



ただ一人のお客様を想定して商品やサービスを作り上げる

このただ一人のお客様は実在の顧客であること(マーケティング会社の架空の顧客層はダメ)



ギブアンドテイクの「ギブ」を意識する。人間は相互応報的あるいは互恵的な行動をとる



信頼残高を増やす行動(抜粋)
・初めての頼みごとをする
・誰かの頼みを聞いてあげる
・簡単なアドバイスを求める
・アドバイスを実行し、感謝・返礼する
・アドバイスをする
・イベントの宣伝に力を貸す、参加を呼び掛ける
・イベントに参加する
・大勢のメンバーに役立つものを考えて共有する
・コミュニティに役立つものを作る



なりすまし(自演)などのマナー違反が発覚すれば大きな罰を受けることになる



優れた商品・サービスを提供するためのヒント
1.ディテールで差をつける。細部へのこだわりを演出する
2.ワンランク上を目指す
3.感情に訴える
4.楽しさの要素を盛り込む
5.あたりまえのものをファッショナブルにする
6.みんながやみつきになるような仕掛けを用意する
7.「自分だけの特別なモノ」という気持ちが持てるように工夫する
8.実験精神で臨む。新しいことを試し、顧客を巻き込む
9.シンプルにする
10.お客様をハッピーにするビジネスモデルを構築する
11.商品やサービスの体験を通じて人々を結びつけるような商品やサービスを作りだす



思いがけないアイデアやチャンスを活かすためのヒント
1.固定観念にとらわれない
「SEO対策→検索上位→トラフィック増加→来客増加」といった公式が全ての業種で当てはまるわけではない
2.秘密主義ではなく、オープンにする
3.間違いを認める(嘘がない)
4.目標を設定する
5.達成度を測る指標を決める
6.仕切ってはいけない
7.辛抱強く待つ。成功は急ぎ足ではやってこない


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