アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

プロジェクト失敗談:ダンプファイルの設定

SEのブログのくせに技術的な話が全くないじゃないか!
とお叱りが来る前に、筆者が参加したプロジェクトで失敗した時の話を綴っていこうと思います。
マニアック?な話なので興味がある人向け。

Windowsのダンプファイルってご存知でしょうか?
急に使っていたPC画面がブルースクリーンとなって電源が落ちてしまう現象、俗にクラッシュと言いますが、クラッシュの際にPCのメモリ上の情報全てをファイルとして吐き出します。
そのファイルをダンプファイルと言います。

後にダンプファイルを回収して内容をチェックすることでクラッシュの原因を探ることが出来るわけですね。

以上が前置きです。
どんな失敗をしたかというと、ダンプファイルの出力サイズを設定する項目でミスをしてしまいました。

どういう事かと言うと、ダンプファイルのサイズは以下の項目で設定を行えます。



  @(なし)
  A最小メモリダンプ(256KB)
  Bカーネルメモリダンプ

一見、以上の三度となるように見えまね。
(筆者もそう思いました。)

筆者はシステムがクラッシュした場合は情報が沢山欲しいので、どう見ても情報が出ないか、最小のダンプファイルしか出力されない@A止めてBの設定にする事としました。

それが間違いだったのです。

カーネルメモリダンプはシステムがクラッシュした際に2GBまでしかダンプファイルが出力されないのです。
クラッシュした際にメモリの情報を出力するということは、最低でもメモリと同サイズ以上のダンプファイルが出力されなければ、完全なメモリ情報を取得できないからです。
(ちなみにこの設定をしたシステムのメモリは8GBでした・・全然足りない!)

「そうは言っても@〜B以外に選択出来ないじゃない?」と言われるかもしれませんが、そこがWindowsの厭らしいところ。
レジストリを変更することで以下のようになりました。

※レジストリの変更内容は[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl]の[CrashDumpEnabled]を値2から値1へ変更しました。



  @(なし)
  A最小メモリダンプ(256KB)
  Bカーネルメモリダンプ
  C完全メモリダンプ

Cを設定することでメモリの情報をすべて出力することができ、解決しました。

ちなみにこのレシピのソースは以下をご参照下さい。

How to generate a kernel or a complete memory dump file in Windows Server 2008

補足@:システムに搭載しているメモリが16GBとか32GBだった場合、完全メモリダンプを設定すると当然メモリと同サイズのダンプファイルがディスクに吐かれる事となるので、ダンプファイル出力先のディスク容量は考慮要!です。

補足A:擬似的にクラッシュを発生させ、キーボード操作でダンプファイルを取得する方法もあるので、参考までにお知らせします。初めてテストした時は本当にメモリと同サイズのダンプファイルが吐かれてビビりました。(まあ、吐かれないとまずいんだけど・・・)

キーボード操作でメモリ ダンプ ファイルを作成できる Windows の機能

SEの育児休暇取得について

筆者自身男ですが、掲題の通り現在育児休暇を取得しています。
(現在育児休暇を取得してから8ヶ月が経過しています)


しかも自分の勤め先は設立から25年以上経っているにも関わらず、
初の育児休暇取得者であるらしい・・・。
(なんと女性社員も育児休暇を1人も取得していなかった!!)


育児休暇は最大で子供が1歳になるまで取得する事ができます。
(つまり最大約1年取得可能)


普通、男が(女性でも)育児休暇を取得する時は、
「待て、仕事が忙しいのに育児休暇なんて会社が許可するはずないだろ」とか、
「休暇明けに雑用しか仕事をさせてもらえなかったり、今後の評価に響くんじゃないの?」
と思われるかもしれないがそんな事はありません。

法律上、社員からの育児休暇の要求があった場合、会社が断る事は禁止されており、
育児休暇を取得した事を原因に社員の評価を下げる事も禁止されています。

※参考情報:育児・介護休業法のあらまし(厚生労働省ホームページ)

と言え、あまり強引に育児休暇を取得すると復帰後冷たい目で見られる可能性もあるので、
取得前は事前に十分会社の上司と相談しましょう。


ちなみに筆者自身の意見ですが、男性でも積極的に育児休暇を取得したほうが良いと思い
ます。
理由としては嫁と子育ての大変さを共有する良い機会なので、夫婦仲は確実に深まります。
子供だけじゃなく家族と接する時間が長くなるので、自分自身何のために働いてるか考えさ
せれらると思いますよ。

男性の育児休暇、オススメです。
   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。