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2024年05月23日
老松温泉 喜楽旅館
栃木県の那須湯本の一角にも関わらず、
全く別の源泉を利用している温泉旅館。
開業は諸説あるが、大正9年(1920年)の
那須温泉遊覧全図に、
また、大正13年(1924年)の那須案内に
記載されている。
しかし建物は半開した状態なので
いつ閉館するか分からないが、
(※2019年12月16日に閉館)
温泉そのものは評判で今でも語り継がれている
肌触りが良く、温泉が身体にジワジワと
染み込む感じがする。
泉温は25℃と低温で、適温に加温している。
温泉の泉質
弱アルカリ性の硫黄泉
pH6.1
効能
リュウマチ、アトピー、疲労回復、手術のリハビリ等
入浴料
500円
廃墟マニア、B級温泉マニア、ボロ宿マニア等
いろんなマニアに
『ここはすごい』と唸らせている珍品温泉が
那須湯本にある。
老松温泉の歴史は70年ほど。
戦後に当時宿をやっていた人から購入し
現在は2代目。
遠くから見ると普通の民家に見えるが、
受付で入浴料を払い、
別棟の温泉入り口方面に行ってみると・・・
壁が抜け落ちている
廃墟マニア等が興味半分で
宿泊されるようだが、
夜はなかなかの怖さだろうな・・・
貴重な自家源泉を加熱ではあるが
贅沢に掛け流し
近年湯量も減ってしまい、
男女別の2つの浴槽はどちらか1つに
浴槽のお湯が張られていることが多い。
男女共にかなり鄙びれた雰囲気の浴槽で
自分的には好みである
湯船に浸かりながら、見る窓からの景色は
とても綺麗で、川の音が聞こえ、
気分が良くなる
お湯はすっきりした硫黄臭がし、
硫黄の味と渋味、エグミがする
那須湯本の温泉よりサラッとしているように
感じた。
老松温泉の源泉は
独自源泉で30℃弱。
硫黄が少なく飲むのに適していて、
お酒を飲む前に源泉を飲むと
悪酔いしないといわれている。
浴室からでて、好奇心が勝り探検へ・・・
少し歩いたら床が抜けてマジびっくり
温泉が強すぎて建物が痛むと
店主が言っていた・・・・
廃墟化した建物に天下一品のお湯
貴重な体験ができて、
結構通っていた温泉なのに、
閉店されてしまった
残念です。
再開することを祈っています
yohskeの温泉好きはここから始まりました
その後はプチツーリングを楽しんできました