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老化を遅らせる方法にはドーピング剤が効く!?
ドーピングと言えば、スポーツ選手が
こっそり裏で使う運動能力を高めるための薬物。
これが、老化を遅らせる!?とは・・・
いったい、どういうことなのか。
ちょっと、ここで話が変わるが、「テロメア」ってご存知ですか?
!?
遺伝子のDNAの端にある、キャップのような構造のこと。
細胞が分裂する時には、DNAが2つに分かれて
それから複製されるのですが、このテロメアの部分は
完全には複製されずに短縮するのです。
細胞が分裂するごとに、テロメアは短くなる。
これは、「テロメア」の長さが老化の指標と見て取れます。
つまり、老化の原因はテロメアで、
悪く言えばテロメアが完全になくなると、
細胞はもう分裂することができないので死ぬってこと。
こんな話を聞くと、
恐ろしく感じますが・・・。
現実には、平均的に90歳でも
十分な長さのテロメアは残っているそうです。
ただ、遺伝子の異常により、
異常に早くテロメアが短縮する病気があります。
それが、「再生不良性貧血」
血液を作る力が弱くなる病気。
これまで、こうした病気を治す方法はないと
考えられていました。
が、
なんと、びっくりするような研究結果が報告されました。
「蛋白同化ステロイド」という、
筋肉の作用を強くするステロイド。
俗に言う、スポーツ選手のドーピングに使うステロイドホルモンの一種を
使用したところ、テロメアの短縮が抑えられたばかりか、延長することも証明されたのです。
ただ、そのメカニズムは今のところ不明ですが、
老化を遅らせるのも夢物語ではなくなるかもしれませんね。
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posted by 健康寿命を延ばす研究会 at 2019年09月11日
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