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乳酸菌をたくさん取ることが健康に良い。ウソか?ホントか?
赤ちゃんではホントだが、大人ではウソになります。
人間の大腸には、多くの細菌が棲んでいる。
これが、いわゆる腸内細菌。
腸内細菌には、
善玉菌と悪玉菌、それに害もなければ薬にもならない菌、
日和見菌が存在する。
赤ちゃんの時期には、
善玉菌のひとつのビフィズス菌という乳酸菌の一種が
主な腸内細菌です。
ですが、大人になるにつれ、オリゴ糖など他の糖分を分解するような細菌「バクテロイデス」と呼ばれる日和見菌が増えてきて、善玉菌であるビフィズス菌は減っていきます。
巷では、善玉菌を増やすことが
健康に良いと考えられてきました。
なので、善玉菌である乳酸菌を多く摂らないと、
と、思っている人が多いと思いますが・・・。
乳酸菌の一部には、
血糖を上昇させたり、肥満になりやすくするような
作用があることがわかってきました。
反面、
日和見菌であるバクテロイデスには、
糖尿病や肥満を予防する効果が最近の研究で
明らかになっています。
ですから、近年では、多くの種類の菌を
バランス良く持っていることがより健康であるという考え方になってきました。
つまり、大切なのは腸内細菌の多様性
さまざまな食品をバランス良く食事を取ることで、
腸内細菌もバランス良く多くすることが、
お腹を健康にする一番の方法なのです。
まぁ、考えてみれば、赤ちゃんはミルクしか飲まないので、
乳糖を分解するビフィズス菌が多いのが当たり前。
大人は、バランス良く食事を取ることが基本ですね。
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posted by 健康寿命を延ばす研究会 at 2019年08月09日
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