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posted by fanblog

2013年12月19日

話題騒然!ビヨンセの新アルバムが『BEYONCE』が驚異の初動で全米1位&歴代記録も樹立!



異例ずくめで話題が絶えることのなかったビヨンセの5thアルバム『Beyonce』が12月13日(現地時間)にいきなりリリースされてから、約一週間が経ちました。

少し落ち着いてきたので、この一連の騒動を振り返りましょう!!

今回の『ビヨンセいきなりアルバム・リリース事件』が、なぜここまで驚きをもって世界中の音楽ファンを驚愕させたのか、を洋楽に詳しくない人たちのもわかってもらうために、現在の主流となっているリリース方法をもう一度確認しておこうと思います!

現在の主流となっている、洋楽におけるリリースは、まずは新アルバムをリリース予定であることを伝え、そのアルバムに収録予定のシングル情報、参加プロデューサーやアーティスト情報をSNSで段階的に知らせていく。

そして、新アルバムからのリード・シングル(先行シングル)をリリースするわけです。
リリースすると、リリック・ビデオを制作、ミュージック・ビデオを数週間後解禁。
リリースの前にティーザー映像という数十秒の宣伝映像を制作することも主流になりつつあります。
こういうビデオは全て動画サイトで公式配信され世界中誰でも見れるようになってます。
アルバム収録曲がリーク(流出)されたり、わざとリークしたりで話題を集めることも。
アルバム発売前に、正式なシングルじゃなくて、プロモ・シングルといわれる意味不明なシングルを何枚かシングル・カットするアーティストもいます。

そしてアルバム発売前にテレビ出演など、メディアで大規模な宣伝活動を行う。

ちなみに、今年はエミネムが街中を逆落書きするという画期的で話題性抜群の宣伝をやっていたし、ケイティ・ペリーも新アルバムを発売することを大きなトラック走らせて告知やったりと、いかにプロモーション(宣伝)して、発売前にいかに多くの人に注目してもらうかが、現在の主流でした。

そして、これはアーティストによるけど、アルバム発売前にリリースする先行シングルの出来が、アルバムの初動にも影響与えているのは明らかです!


で、ここからビヨンセの話ですが、ビヨンセは今年の夏の終わりごろに一応、12月に新アルバム・リリースだろうといわれてました。

ビヨンセがアルバム制作していることは確実で、いつリリースしてくるかといえば、早くて10月だけど、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、エミネム、ワン・ダイレクション、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ブリトニー・スピアーズなど話題性アーティストがその時期から12月頭にかけてアルバム・リリース続くから、それを避けて12月中旬くらいが可能性が高いといわれてました。

でも、ビヨンセは全く新アルバムからの公式シングルをリリースしてこなかったんです。
ビヨンセは今年ネット上で新曲を数曲公開したのですが、新アルバムからの先行シングルを公式では全くリリースしてくる気配がなくて、12月にアルバム間に合わないのかなというようなことが囁かれてきました。

加えて、今月?だったか忘れましたが、ソニー・ミュージックの代表取締役のロブ・ストリンガーさんがビヨンセの新作は来年ですみたいな発言したから、ビヨンセの新作の事はみんなの頭の中から消え去りました。

そんな中、12月13日午前0時01分にiTunesでビヨンセの新アルバム『Beyonce』がいきなりリリースされました!

しかも、アルバム『Beyonce』には、最新曲14曲とミュージック・ビデオ17本が収録されているという豪華な内容!!

世界中の音楽ファンが「!!!!!!!???????\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?」って感じで、わけがわからない状態に!
ケイティ・ペリーにいたっては、ツイッターで「今日はビヨンセの事以外話したくないわ」とつぶやく始末。

1週間前に新アルバムリリースしてた、ブリちゃんことブリトニー・スピアーズの話題はかき消されてしまい、世界中にビヨンセ旋風が吹き荒れました!!

SNSを中心に、この一連の出来事は衝撃を持って世界中に拡散し、アメリカ人を中心にiTunesでビヨンセの新アルバムが驚愕のセールスを記録することに!!!

発売からわずか3日で、世界で82万8,773ダウンロードを記録し、iTunes Storeにおける史上最速セールスとなり、アメリカでも、3日で61万7,213ダウンロードを売り上げ、米iTunes Storeでの最速記録となりました。

これまでの歴代記録はテイラー・スウィフトのアルバム『レッド』発売1週間で46万5000回ダウンロードでした!!
ちなみに、このテイラーの『レッド』は全米だけでCD合わせたら初動120万という驚愕の初動でした。
今回のビヨンセの場合は、CDでの発売は後からで、最初はダウンロードだけだったので、みんなダウンロードするしかなくてダウンロードの歴代記録が誕生したと思います。
CDも同じ日に発売してたら、ここまでのダウンロード記録は誕生しなかったでしょう!


そんな中、すでに12月28日付の最新全米アルバムチャート(Billboard 200)の速報が発表されていて、ビヨンセの『Beyonce』が61万7000という驚異の初動で全米1位に輝いています。

そして、初動に関していえば、
2013年の全米アルバム初動ランキング!!
第1位 96万8000 ジャスティン・ティンバーレイク 『The 20/20 Experience』
第2位 79万2000 エミネム 『The Marshall Mathers LP 2』
第3位 68万5000 ドレイク 『Nothing Was The Same』
第4位 61万7000 ビヨンセ 『Beyonce』
第5位 54万6000 ワン・ダイレクション 『Midnight Memories』
第6位 52万7000 ジェイ・Z 『Magna Carta…Holy Grail』

ビヨンセは夫のジェイ・Zを抜いて4位、女性アーティストに限れば圧倒的に1位です。

2013年の女性アーティストの全米アルバム初動ランキング!!

第1位 61万7000 ビヨンセ 『Beyonce』
第2位 28万6000 ケイティ・ペリー 『PRISM』
第3位 27万0000 マイリー・サイラス 『Bangerz』
第4位 25万8000 レディー・ガガ 『Artpop』


はっきりいって、今のビヨンセは全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で勝負できるようなシングルは正直期待できない。
だから、リードシングル(先行シングル)をシングルカットせず、いきなりアルバム発売したのかもしれません。
だって、先行シングルがイマイチだったら、アルバム買おうって思わないし(多分)。

何の前触れもなくいきなりアルバム発売するという、近年にない衝撃のリリース方法が、従来のプロモーション効果をはるかに超えるプロモーション効果を生み、驚異的な初動を記録させた。

これは、もう、さすがビヨンセとしかいえない!
それにしても、ビヨンセは何もかもが完璧で、弱点が見つけにくいよね!

マドンナ、ホイットニー、マライア、ジェネットなど、ビヨンセデビュー以前に全米を席巻していた女性ソロ・アーティストは、みんなそれぞれにダメなところとかあったけど(性格とかね)。

ビヨンセは、上記4名ほどヒット・シングルを誕生させたりするタイプのアーティストじゃないけど、やる事なす事全てが完璧!!
しかも、夫はジェイ・Zだし、・・・、なんなのこの夫婦!?

世界最強の夫婦かも!?

でも、完璧すぎて、個人的にビヨンセのアルバムはつまらないって感じることが多いし、実はそんなにビヨンセのCD聴きません(笑)

とにかく、今回の『ビヨンセいきなりアルバム・リリース事件』は、今主流のリリース方法やプロモーション方法に大きな影響を与えるかもしれませんね。

それと、ビヨンセは今回のアルバムからのシングルヒットは多分狙っていない。
ビデオをすでに公開してる時点で、全米シングルチャート(Billbaord Hot 100)で勝負する意思がないのかも!!!

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タグ:ビヨンセ
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