他人に料理をふるまう際、どうしたら刺身をおしゃれに盛り付けられるだろう?と考えるときはあるはず。
刺身は、きれいに盛り付けることで美味しそうに見えます。また、使う器によっても美味しそうに見えます。
おしゃれに盛り付けると、食べた時の味も美味しく感じますよね。
刺身をおしゃれに盛り付けたほうが美味しく見えるなら、綺麗にしたいものです。そのためにはコツを知ることが大切です。
本記事では7つのポイントを解説します。つまの種類も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
刺身をおしゃれに盛り付ける7つのポイント
7つのポイントは以下のものです。
・器を用意する
・つまを用意する
・奇数の枚数にする
・三角に盛る
・刺身の角を意識する
・高低差をつくる
・隣を違う色にする
ここから詳しく解説します。
器を用意する
刺身の量に合わせて器を用意しましょう。器は刺身やつまを盛り付けたときに、余白が残るくらいのサイズがベストです。余白は2割から3割ほど残しましょう。
つまを用意する
刺身を盛るためのつまを用意しましょう。つまの種類は記事の後半で詳しく紹介します。
刺身を購入した際に添えられたつまを利用しても良いです。
奇数の枚数にする
刺身の枚数は奇数で盛り付けましょう。奇数にするとまとまりが良く、おしゃれに見えます。
ちなみに、日本では「奇数が縁起の良い数字」とするため、基本的に刺身の枚数は奇数で盛り付けます。
三角や丸に盛る
刺身を盛り付けるとき、刺身が3品であれば全体が三角、5品なら丸になるように並べましょう。
また、左右のバランスを均等に整えて盛り付けるのもポイントです。
刺身の角を意識する
刺身の身に角があるものは、角が立つよう上に向けて盛り付けます。角が際立つとメリハリが出て見た目が良くなります。
高低差をつくる
刺身やつまで高低差を出すように盛り付けましょう。
刺身の下につまを使用する場合、器の上の方のつまは多めで刺身が立つように、器の下の方のつまは刺身が寝るように盛り付けます。
隣を違う色にする
刺身が数種類ある場合、刺身の色はできるだけ違う色で盛り付けましょう。
同じ色が並ぶと、色彩のバランスが偏ってしまいます。したがって、なるべく違う色にするのがポイントです。
盛り付けに使うつまの種類
刺身の盛り付けに使うつまは以下の野菜や花、海藻類や果物です。
野菜
大根、大葉、にんじん、キュウリ、わさび、みょうが、しょうが、赤芽(べにたで)
花
しその花(花穂じそ)、菊の花(食用菊)
海藻類
トサカノリ(赤い海藻)、ワカメ
果物
レモン、ゆず
など
つまは、上記のほかに季節に応じてたけのこやわらび、菜の花などを使うことも。
つまは「あしらい」と言います。あしらいとは食材を引き立てる物です。また、大根や人参などを細長く切ったつまは「ケン」とも呼びます。
まとめ
刺身のおしゃれな盛り付け方を解説しました。7つのポイントを参考に、ひと工夫することで出来栄えが変わります。
また、ご紹介したつまを上手に組み合わせると、鮮やかな彩りを演出できます。
おしゃれに盛り付けて、刺身を目で味わってから美味しくいただいてください。
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