2019年03月22日
しみる口内炎にはビタミン摂取が効果的! 効果的な摂り方は?
誰しも一度は口内炎ができたことがあると思います。できた場所によってはとっても痛くて食事もままならないことがありますよね。
そもそもなぜ口内炎はできるのでしょうか? 今回は口内炎ができる原因と改善策について紹介したいと思います。
要チェック項目
□口内炎にはビタミンB2が効果的! ビタミンB群と同時摂取を!
□脂溶性ビタミンの過剰摂取は注意が必要
□口内炎はビタミン以外にも普段の生活も改善の余地あり
口内炎ができる原因はビタミン不足だけではなかった!
口内炎ができる原因はビタミン不足だけではありません。様々な原因があります。口内炎ができているあなた、思い当たる項目はありませんか? 一緒に見ていきましょう。
栄養素の不足
食生活の偏りが主な原因で口内炎が発症しているケースです。この場合ビタミンB2が不足していることが口内炎ができる主な原因と言われています。
睡眠不足やストレス
普段の生活でストレスを溜め込んでいませんか? 過度なストレスや睡眠不足により人間は免疫力が低下します。免疫力の低下は口内炎の生成を手助けしてしまい、口内炎ができる原因になるようです。
歯磨き粉
普段何気なく歯磨き粉を使ていませんか? 歯磨き粉の中には「ラウリル硫酸ナトリウム」が含まれている歯磨き粉が存在します。
このラウリル硫酸ナトリウムが口内炎の原因になると推測する説もあるようです。歯磨き粉を買う際には裏面もよく見てみましょう。
口の中の傷
普段唇を噛んでしまう癖、心当たりありませんか? その他にも食事中に口の中を噛んでしまったりすることで口の中が木津ついてしまいます。この傷から口内炎ができることがあるようです。
以上が口内炎ができる主な原因のようです。対策が簡単なものも多いですね。しかし、ビタミンB2が不足していると言われてもどんな食事をとればいいのか分からないという人も多いと思います。
ですので、ビタミンB2を多く含む食材やビタミンB群の性質ををご紹介したいと思います。
口内炎に効くビタミンB2! 効果や含まれている食べ物は?
ビタミンB2には様々な効果があるとされており、具体的には以下のような効果が期待できるようです。
・皮膚や粘膜の健康維持
・糖質、脂質の代謝を促進
・脳や肝臓の働きをサポート
代表的な効果はこの3つのようです。脂質の代謝を促進してくれるのでダイエット効果も期待できそうですね。口内炎も直せてダイエットもできる正に一石二鳥の栄養素です。
ではどのような食材に含まれているのでしょうか。代表的な食材は以下のようなものがあります。
・うなぎ
・納豆
・牛乳、乳製品
・海藻、葉菜類
・卵
・レバー
・サバ
葉菜類では例えばほうれん草、海藻ではわかめに含まれています。こうして例を挙げてみるとやはり身近な食材ばかりですね。口内炎の時は意識して食べてみると良いでしょう。
口内炎を治すならさらに効果的に! ビタミンB群をバランスよく!
口内炎には確かにビタミンB2が効果的だと言われています。しかし、ビタミンB群の特性としてビタミンB2のみを単独で摂取しても効果が薄いようです。
同じビタミンB群であるビタミンB1やB6を同時に摂取することで効率よくビタミンB2も働いてくれます。ではそれぞれの効果と含まれている主な食材を紹介します。
ビタミンB1
疲労物質の除去や浮腫み(むくみ)の改善の手助けをしてくれるようです。含まれている食材は以下のようなものがあります。
・大豆
・ほうれんそう
・あじ
・さば
・卵
・豚肉
・ごま
ビタミンB6
抗アレルギー作用やたんぱく質の合成をしてくれるようです。含まれている食材は以下のようなものがあります。
・レバー
・牛乳、乳製品
・キャベツ
・じゃがいも
・メロン
・バナナ
・卵
・鶏のささみ
口内炎に効くのはビタミンB群だけではなかった! その他のビタミンも忘れずに
ビタミンB群以外にもビタミンAやビタミンCも口内炎と関係性が深いと言われています。それぞれの効果と含まれている主な食材を紹介します。
ビタミンA
体の抵抗力を高める効果や消化器官の粘膜を正常に保つ効果があるようです。含まれている食材は以下のようなものがあります。
・緑黄色野菜
・卵
・バター
・ウナギ
・のり
ビタミンC
体の免疫力、抵抗力を向上させる効果があるようです。含まれている食材は以下のようなものがあります。
・いちご
・柑橘類
・レモン
・キャベツ
・ブロッコリー
口内炎を治したい! ビタミンは摂りすぎたらどうなる?
ビタミンを摂りすぎてしまったらどうなるのか不安に思っている方もいるかもしれません。ビタミンには大きく分けて水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分類できます。
今回紹介したビタミンの中ではビタミンB群やビタミンCは水溶性ビタミンに分類されます。ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類されます。それぞれのビタミンは過剰摂取すると以下のようになるようです。
水溶性ビタミン
過剰摂取した際は尿として排出されます。
脂溶性ビタミン
水に溶けず肝臓や脂肪組織に貯蔵されます。ビタミンAの副作用は
・脱毛
・頭痛
・骨の弱化
のようなものが挙げられます。
脂溶性ビタミンは摂取量を注意しなければなりませんね。
口内炎ができたらまずはビタミンを!
口内炎ができてしまったらまずはビタミン摂取をしてみましょう。ただし、脂溶性ビタミンの過剰摂取には気を付けてください。
もちろんできる前からビタミンを意識的に摂取してみてもいいと思います。
普段から気を付けてビタミン摂取をしていたら健康促進にもつながりそうですね。
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