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アップルが「集英社週プレ書店」アプリを発禁に!!!  厳しさを増すiPhoneの“エロ追放”の動き



先日、大騒動に発展したのが、iPhone向けの2ちゃんねるブラウザのリジェクト騒動。2ちゃんねるの閲覧に特化したアプリ「GraffitiPot」がアップデートの審査に通らず、「今後は全ての2ちゃんねるブラウザがアップルから締め出しを喰らうのでは」といった疑念も高まった。「ポルノ画像や暴力的な表現を含むコンテンツに容易にアクセスできる」ことが理由とのことだが、Appleの過度なエロコンテンツの締め出しは依然続いているようだ。

実は、昨年9月に鳴り物入りでiOSにデビューした「集英社週プレ書店」も今年に入り密かにアップルから削除されていた。このアプリは雑誌「週刊プレイボーイ」のグラビア写真や、読み物が楽しめることが売りになっていたが、2月1日に公式ツイッターアカウントが次のように発表した。

「ただいま、Apple様よりアプリ自体がリジェクトされてしまっておりまして、現在再申請を行なっております」

それから1か月以上が経った現在も復活はしていない。たとえ、日本を代表する出版社であってもアダルトコンテンツとみなされれば容赦なくリジェクトされてしまうのである。



「もちろんヌードページには修正処理を施し、Appleの基準に沿うソフトな内容にはなっていました。しかし、年明けに何の予告も無くAppStoreから削除され、担当者は頭を抱えたようです。既に課金コンテンツを入手していたユーザーはそのまま閲覧が可能ですが、現在は新規コンテンツの投入が一切できない状況になっています」(アプリ業界に詳しいライター)

さらに、「日本のエロアプリ開発者にとって頭の痛い事態が発生した」と語るのが、某アプリ開発者。

「実は昨年末で日本のアプリの審査担当者が変更になりました。これまでは『性的なコンテンツ』を理由に審査がこじれた場合、日本語が話せる男性社員がサンフランシスコから電話をかけてきて、その場でリジェクト理由を詳しく聞くことができました。しかし、その担当が、日本語が一切話せない米国人女性に変更になったのです。これまでの担当の場合、押し問答になった末、渋々審査を通してくれることもありましたが、新しい担当者は一切交渉に応じず、"ダメなものはダメ"というスタンスで、かなり高圧的との噂です」

何をもって『性的なコンテンツ』とするかは、Appleの胸先三寸で決まる状態に変化はない。例えば、「萌え系のコンテンツで幼い少女が“お兄ちゃん!”と呼びかけるようなものは、アップルの基準ではエロなのでNG」といった説も流れている。

2010年4月、故・スティーブ・ジョブズは「ポルノが欲しい人はAndroidフォンを買えばいい」と発言したのは有名な話。ジョブズ亡きアップルは、ブランドイメージ戦略などで迷走しているとも伝えられるが、エロ禁止の方針だけは揺らいでいないようだ





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