2014年03月16日
食材から「毒素が減少する」下ごしらえ法
農薬や化学薬品、添加物など食品への不安が広がりつつある昨今。しかし、全てをオーガニック食品にするのは難しいですよね。
そこで、簡単に食材の下ごしらえをするだけで、毒素をカットできる方法をお伝えします。これだけでもかなりの有害物質を取り除くことができるのですよ。
■1:野菜
流水で表面のダイオキシンや残留農薬を洗い流します。
葉物野菜の場合、根元は切り取り、必ず一番外側の葉を捨てます。じゃがいも、大根、にんじんなどの根菜は皮をむいて流水で洗います。大根の葉などは、しっかり洗ってから一旦熱湯でゆで上げると安心です。
ピーマンやトマト類は、溝に不安物質が溜まりやすいので注意が必要。ニラやサニーレタスなど害虫に強い性質の野菜は、しっかり洗い流すだけで大丈夫です。
■2:米
お米についた除草剤などの残留農薬を取り去ります。お米を研いだ後に、夏場なら30分、冬場は1時間程度水に浸し、その水は捨てて新しい水でたきます。
■3:魚類
有害物質が溜まりやすい頭、エラ、はらわたを取り出し、煮魚の場合は切り目を入れ熱湯をかけます。
■4:貝
貝殻を擦り合わせて外側の汚れを落とし、海水の塩分濃度で一晩ほど砂抜きします。
■5:肉
肉類には、抗菌性物質やホルモン剤が残っている場合もあります。まず調理の前に脂身や皮を取り除き、湯通ししてから調理します。下味を付けるときは、たれ汁に残留物質が溶け出ている可能性があるので、たれ汁は捨てるようにします。
発ガン性物質の添加物が使われているハムなどの加工食品は、さっと熱湯に軽くくぐらせるだけでもだいぶ取り除くことができます。
■6:果物
皮をむくのが基本。輸入果物の場合は、収穫後に果物に防カビ剤が使われていることが珍しくないので、必ず皮をむいて食べます。防かび剤は果肉にはほとんど影響ありません。バナナは軸から1cm切り取ります。
皮のないイチゴなどは流水で洗い流します。
有害物質を体に多く取り込むことは、それだけ早く老化してしまうということ。食事に関する努力は身体に直結するものです。継続して行うと、少なくても体の細胞が入れ替わる3ヵ月後には目に見えて効果を感じられることでしょう。
【食べ物の最新記事】
この記事へのコメント