2014年03月13日
猫だってストレスで病気になる!!との調査結果
自由気ままに暮らしているように見える猫ちゃんたち。ところが、愛猫だって、ストレスを感じると病気になりやすいのだ。
ペットフードの研究・開発を行うヒルズ・コルゲートが、猫のペットオーナーである20代以上の男女536名を対象に行った「愛猫のストレスと病気」に関する意識調査によると、ペットオーナーの約半数が、自身の飼っている愛猫について「ストレスを感じやすい」、「神経質」、「人見知り」と感じていることがわかった。また、引越しや就職などペットオーナーに生活の変化が起こると、3頭に1頭もの愛猫に「頻繁に鳴く」、「粗相をする」など、何かしらの異変が起こったそう。
愛猫のストレスと病気の関連については、ストレスを感じやすい愛猫(31.8%)の方が、感じにくい愛猫(19.7%)よりも、ストレスが原因とされる「特発性膀胱炎」にかかる可能性が1.5倍高かったことがわかった。しかしながら、愛猫の健康のために「定期的に病院で検診を受けている」ペットオーナーは36.6%にとどまり、愛猫が過ごしやすい環境がすべて整っている家庭はたったの11%だけだった。
これについて、日本動物医療センター グループ最高執行責任者で獣医師の上野弘道氏は、「『特発性膀胱炎』は繰り返す病気のため、再発予防も大切」として、「少しでも猫の体調や行動に変化を感じたら、獣医師に気軽に相談して」ほしいと話している。
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