ハドソン川の奇跡と同じく、実際に起きた事件の核心部分は短いですが、「ハドソン川」ではその後の物語、本作はそこに至る3人の物語になっています。
クリント・イーストウッドが、「この映画はごく普通の人々に捧げた物語である。」とコメントしているように、等身大の目線で、普通の若者3人がどのように育ち、どのように事件に遭遇し、どのように反応したのかを描いています。
それだけでこの勇敢な行為と、この3人のそれまでの人生が観客の目の前で繋がって、心に残る物語になっています。
筆者はパートナーと映画館で観ましたが、ほぼ満席でした。
読者の方も、まだ観ていなければ是非観ることをお勧めします。
(↓)主人公3人が書いた本
15時17分、パリ行き (ハヤカワ文庫NF) [ アンソニー・サドラー ] 価格:972円 |
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