まあそれまでうちは貧乏だと気付かされずに育ててくれた両親には感謝しております。
然しながら友達の家に遊びに行くと殆ど必ずと言っていいほど、三時のおやつがあったように記憶しています。それが何とも贅沢だなぁと感じた理由が、我が家にお菓子は殆どなかったからです。
当時独身で華やかな生活を送っていた叔母が、勤務先に近い日本橋でたまに買ってきてくれるお菓子を頂戴するのがとても楽しみでしたが、何より楽しみだったのが、殆ど菓子など買ってくれることのない母が数ヶ月に一度買ってくれる、このホワイトロリータを食べるのが1番の贅沢で、１日一本ずつ弟と分け合っておやつとして食べるのが子供の頃の最高の幸せでした。
そのホワイトロリータが、筆者の勤め先の近くにあるお菓子屋に売っているのを見つけました。
ホワイトロリータに会うのは30年以上ぶりのことで感動し、
懐かしさのあまり一袋購入してしまいました。
その値段も120円であり、意外にも安いお菓子で驚きました。
そして、ねじったクッキーにホワイトチョコレートがコーティングされており、
味も形も変わっていないことに感動しました。
なんと発売されて40周年だそうです。
良いものは廃れずに長年残るということですね。
http://www.bourbon.co.jp/product/item?category=16&item=1695
 | 価格:118円 |
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