2020年07月04日
転売ヤー
『転売ヤー』とは、人気商品や需要と供給性が高い物品を独自に大量購入し、定額とは比べ物にならない多額の金額で売買する人物のことである。別名、『せどり』とも。一口に言って、株とは似て異なる悪徳商法。
個人が必要としなくなった物品の中古販売とは明確に異なる。
【内容】
昨今、転売ヤーによる営業妨害および市場崩壊が著しい悪影響を及ぼしていることから、有名になっている。最近ではコロナ騒動で有名なマスク騒動が顕著か。
転売ヤーの言葉が一般的に普及する以前、中国などからの家電製品やランドセルなどの『日本製』の商品を大量購入する様子がニュースなどで度々取り上げられた頃から、この単語は生まれていた模様。
個人的な話になるが、レポーターが喜々とした様子で日本製の商品を買い占めていく外人に、「日本の商品は人気がある」と呑気にコメントしていた際は、詳細に転売ヤーの実態を知らなくとも軽い目眩を覚えたほどである。具体的に抱いた感想としては、親戚に譲渡するにしても数個も家電は必要ないだろう、絶対におかしいと思っていた。
転売ヤーの狙い目の商品は、人気ミュージシャンをはじめとしたチケット・限定商品・福袋・ゲーム機だけに収まらず、有名同人作家の作品にまで及んでいる。しかも転売ヤーの存在は日本のみに限らず、海外にもその存在が確認されており、棚ごと商品をかっさらった強者もいるのだそうだ。そしてその他にも人気商品を自ら大量購入するも、うまく売買できず借金苦となり自殺した者までいる。
転売ヤーの具体的な悪影響は、その商品を本当に必要とする消費者が正規値段で購入できず、店側としては品薄になるだけではなく、人気商品や需要性の高いモノであるにも関わらず、店舗に並ぶ数が激変して売り上げが低下するなどといった問題であろう。転売ヤーの逆側として、「不注意で誤発注し(たと偽り)売り上げを嵩増し」にするなどの商法もあるため、Twitterなどで出回って来た情報――主にコンビニなどの――店側の苦しい状況を鵜呑みにし手助けしてはいけない。コンビニとしては発注数の誤りを確かめるために、確認作業が入るため、基本的にそのようなミスはないらしい。
逆転売ヤーは消費期限の迫ったスイーツなどの商品が多く意図的な大量発注され、急かすように購入するよう消費者の良心を悪利用しており、店側のミスを助ける義理や必要性などないため、自分が欲しい商品を購入するだけに留めるのが適切な対応である。
まあ、そのやり方も転売ヤー同様、意図的なものだと多くの人に露見しているので、今さら騙される人は少ないだろうが……。
何とは言わないが逆転売ヤーの他に、ソシャゲのガチャを回すように某アイドルのCDに握手券を入れ、ファンに購入させるなどの手法が確認されているが、こちらはどちらかというと自己責任としての側面が多いように見受けられる。
そんな悪辣で阿漕な商売法で生計を建てている転売ヤーであるが、具体的な対策は『店側が一個人に大量に売らない・数に制限を設ける』、購入側は『転売ヤーから商品を購入しない』ことに限る。ようは我慢。
子供にでも分かるほど非常に簡単な対策であるが、咽喉から手が出るほど欲しい商品やチケットであったとしても、その糧は個人が応援したいアイドルグループなどに大きな収益が回ることない。ゲームなどの続編作品などは売れ行きが良くなかったと判断して人気作品であったにも関わらず、次回作が発表されないなどの売り上げ以外にも、明確な二次的な弊害をもたらす(作品が転売ヤーに独占されるため)。
最早、社会問題となっている転売行為だが、購入者は正規に購入するなどの方法に限るが、店側は店側として対策しており、チケットが転売ヤーから購入したものだと区別をつけるため、免許証などの身分証明などの厳しいチェックが行われている。この確認作業は厳しすぎて、批評の的になるなどの『転売ヤーの過剰問題』が生じた。アーティストによってはファンとはいえども転売ヤーからのチケット購入が確認された場合、永久追放される場合がある。
他の対策法としては、商品発売当初高額で売買し品薄や完売が予測された頃合いに、最初の販売価格とは異なる値下げした価格で売るなどの方法があり、一部企業では採用されている模様。
なお、非常に関係のない話であるが私個人、ポケモンセンターで販売が予定されていたリーリエのドラムバッグが、組織的に組まれていたのか転売ヤーの買い占めにより、購入できない事態となった。
そのため、転売ヤーに対する恨みは空よりも高く、海よりも深い。
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