2021年12月09日
鼻歌(洒落怖)
夜に口笛を吹けば泥棒が来るといった言い伝えがある一方、今回紹介する話は「鼻歌」である。
今回はその内容について取り上げていきたいと思う。
【内容】
現在も住んでいる住宅での話
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系に住んでいる土地なので、この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、女性の低い声で鼻歌が聴こえて来ます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜くみみをすまさなければ気がつかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、放っておくとだんだん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほど近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系に住んでいる土地なので、この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、女性の低い声で鼻歌が聴こえて来ます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜くみみをすまさなければ気がつかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、放っておくとだんだん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほど近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聞き終え、よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で、
「ん―――――――――――――――」
って。
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聞き終え、よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で、
「ん―――――――――――――――」
って。
内容は小野不由美の残穢を思わせる何気ない物音であり、正しく身近でありそうな内容であり、恐怖体験の短さと多くを語らない内容が、特に秀悦な内容である。
ヘッドフォンを外した書き手はどうなったのか……。
その鼻歌はどういった意図で鳴らされているものなのか……などといった、色々な想像をかきたてられる。
個人的に「望遠鏡で野外を見ていたら謎の白い人物が家にまで猛ダッシュで押しかけて来た」と同系統の内容だと思っているので、洒落怖の中で特にお気に入りの内容である。
やはり、こういったホラー創作物は由来や何やらが語られるよりも、手短に済まされた方がインパクトがあるように思える。
また、個人差はあるだろうが他人が歌う鼻歌特有の不快感をうまく表しているものだと思われる。
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