2008年10月27日
秋の日の釣瓶落とし
秋も深まり今朝は強い雨、雷・・いや〜〜きましたね、新潟もいよいよ異常気象の仲間入りになるか、予報を見ても毎日雨のマークが続いています。天候と同じで世界の金融情勢もここのところ大嵐、解決策もないようで、このままでは「秋の日の釣瓶落とし」のよう、この一句は秋の日の暮れやすさを歌ったものだが、井戸の中をまっすぐに落ちていく釣瓶(つるべ)がまもなく底に当たろうとしている。その後には、水面から花火のような水しぶきが上がることだろう。今日は浅川さんの情報を引用させていただきますが日経平均で言うなら毎日が5%を超す500円前後の下げが続いているこの数週間、まさに釣瓶落としの状況である。今日もまた朝方、250円近く上昇したものの、それから750円近く下落して、結局、終値は7162円、6年前のバブル崩壊後の最安値をいとも簡単に抜いて、26年ぶりの安値である。かねてからこうした事態を予測し、警鐘を鳴らし続けてきたにもかかわらず、聞く耳を持たない多くの投資家諸氏が今青ざめて、顔面蒼白の状態を迎えている。今年の初めに、2008年の株価予測を1万5000円から2万3000円と予測していた有名なアナリストが昨日のテレビでは、なんと、今年の終値を5000円から1万円ですと、へーへーとした顔で述べていた。新聞やテレビに出ている経済評論家やアナリストの99%が皆この類(たぐい)である。彼らは競馬や競輪の予想屋とちっとも変わらないのだ。そんな輩の言を信じて株やドル債券を買い増ししてきた投資家も投資家であるが、評論家やアナリストたちの罪は重い。私も昨年12月には今後とんでもない状況が起きるということは知っていましたが誰も信じてくれませんでしたね。ここからは暗い先行きを暗示するニュースですが・・・イギリスの7〜9月期のGDP(国内総生産)の成長率がとうとう前期比マイナスとなってしまった。これは単に終わりの始めに過ぎず、これからは期を追うごとにマイナスの幅が大きくなっていくに違いない。・・・ドイツの自動車大手のダイムラー社が12月11日から1ヶ月間、生産を中止することになった。1ヶ月間休業と言うことはただごとではない。1ヶ月間にわたって天下のダイムラー社が車を1台も作らないのである。来年の新車販売台数の大幅減が思いやられる。恐らく20〜30%を超す売り上げ減は免れないであろう。08年の7〜9月期の当期利益が前期の6分の1(260億円)に急落していることを考えると、来期以降の決算が大幅なマイナスに転じることは火を見るより明らかである。・・・フィリッピンの株式市場が今日、市場閉鎖に追い込まれた。このまま下落相場が続くようなら、発展途上国の市場閉鎖は今週から来週にかけ、次々と発生することになるに違いない。それより、欧米、中国、それに我が国の市場とて何処まで持ちこたえられるか分からなくなってきた。下手をすれば来月半ば過ぎ当たりから市場閉鎖が主要国の中でも発生することになるかもしれない。・・・先を見通す人々の予測で共通しているのは、11月半ばから年末にかけて、また年初から2月にかけて市場はさらなる大激変に見舞われることである。それは、これまでの常識や経験則がまったく通用しない時代の到来を示唆している。具体的にどういう事態に立ち至るのかは、「未曾有の金融危機」、「かってなく、これからもない危機」という言葉を頭に入れて考えてもらえれば、自ずとその答えは出てくるはずである。最近はブログからの情報も重要ですね、通常の報道では教えてもらえないことを知ることができます、中にはとんでもないものもありますが、これからは「真」を見る目を鍛えなければいけませんね。
体は天然ミネラルを求めている
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