2014年12月31日
ピーナッツとスイカと土下座
しかし、もう一年も終わりですねぇ。
早いなぁ・・・・
自分自身は大して変化も無く、今年は過ぎました。
あえて言うなら今年は土地を買った位ですかね。
儲かると良いな又はせめて損をしなければ
さて今年の終わりに何の話題かと言うと
大韓航空機のナッツリターン騒動、
JR東日本のSuica騒動、
コンビニの土下座騒動、
の三本です^^(サザエさん風)
まぁなぜ三本一緒かと言うとサザエさん風にする為、
ではなく理由は後述^^;
それぞれ連日ニュースでやっていたので
知らない人もあまりいないと思いますが簡単にご紹介しますと
ナッツリターン騒動
大韓航空のエアバス86便が同乗していた趙副社長のクレームにより
CAを降ろす為に搭乗ゲートまで引き返し、運行を遅延させた事件。
そのクレーム内容がナッツを皿に出して提供するマニュアルのはずが
CAが袋のまま提供した事という発端なのでナッツ騒動と呼ばれる。
(ちなみにマニュアルは袋のまま乗客に見せ、所望するなら皿に出して提供、との事)
JR東京駅Suica騒動
1万枚限定の東京駅の100周年記念suicaの発売に
JRの当初の予測を超えた9000人以上が並び
安全性の確保の困難から発売が一時中止され、
怒号飛び交い公共物が破壊されるなどの大混乱となった騒動。
(ちなみに後日希望者全員購入が可能になったとの事)
コンビニ土下座騒動
大阪茨木市のコンビニにて店員の接客態度に言いがかりをつけ
謝罪を要求、更にタバコを脅し取るという事件。
謝罪の際に土下座を長時間強要したことからコンビニ土下座事件と呼ばれる。
トイレの使用に関してこの店では防犯上店員へ断わってからとなっているのに対し
加害者(客)が無断で使用しようとして注意された事が発端となっている。
年の終わりにどれも不愉快なニュースばかりでしたね〜。
ナッツ騒動に関して趙副社長は泣いていましたね。
とんでもない事をして周りに迷惑をかけてしまった、ではなく
なんで自分がこんな目にあわなければならないのだろう、
という感情からだと思いますけど。
顧客へのサービス<自分の感情
これでは経営者として責められて当然だと思います。
それと同時に乗ってもらっているお客様や
サービスを提供してくれている従業員に対する
敬意と感謝が全く感じられない所が非難を浴びていると
本人が気づく日は来るのでしょうかね。
対してコンビニ土下座騒動は経営者側ではなく
顧客側の店に対する敬意と感謝の欠如です。
加害者側(客)の人間の言動に感じるのは
お金を払う自分の方が立場が上、だからお店の言う事を聞く必要は無い、
立場が上なんだからお店の店員はもちろん自分より格下の存在。
そんな人間が自分に意見するな!
そ〜んな傲慢さが透けて見える気がします。
お店に入ったらお店のルールに従うのが普通だと思いますけどねぇ。
で最後にSuica騒動ですが
これは販売者、購入者共に相手に対する配慮が無かった気がします。
販売者の準備不足も大概ですけど
購入者の怒号はどうにも常軌を逸していると言うか
時間を返せ!なんて明らかに無理な要求は
ただ単に相手を困らせたいだけでしょ。
不手際はありましたけど、そこまで怒ることでも無い様な。
仮にちゃんと販売できていたとしても買えない人は出たでしょうし。
それを踏まえて皆並んでいるいるものだと思いますけどねぇ。
なぜこの三つを一緒に紹介したかと言うと
自分は根底に同じものを感じるからです。
それは相手への敬意の欠落です。
前から感じていますが、
経営者なら従業員に対して使ってやってる、お金をくれてやってる、
消費者なら買ってやっている、お金をくれてやってるんだ、
などという立場が上だと感じる事があると、とことん傲慢になる傾向にある気がします。
実際は全て契約で対等なんですけどね。
自分と相手という点で見ている人が増えたのでしょうか。
それぞれ自分だけで生きているなどと思っていても
他に支えられて生きているのですけどねぇ。
それぞれの騒動の加害者たちは
これらの物に関わった人達を考える事はないのでしょうか。
例えば今、手元の物を一つ取ってみても
原材料を調達する人(生産業)→商品へ加工する人(加工業)→
商品を運ぶ人(流通業)→それらを集め販売する人(販売業・サービス業)
更にこの流れ以外にも
調達する為の道具を作る人(生産業)や
運ぶ為の道路や販売する場所を作る人(建築業)、
流れの中の情報伝達をする人(通信業)
これらの人々のお金を管理しお金が循環する様に整える人(金融業)
更にお金を集めて監督する人(公務員、政治家)
こんなに人が関わっている訳です。
だからこそ仕事に貴賎無しと言われる訳ですね。
経済の流れを考えれば
それらを担ってくれている相手への敬意は当然の事だと思います。
どれが欠けても不便極まりないし、場合によっては流れが崩壊していまいます。
ただ貰っている訳ではなくお金を払っているから当然、と考える人もいるでしょう。
でもそれならばそのお金と同等の価値の物(サービス)を交換している以上
相手と自分は対等であると考えるべきです。
だからこそ互いに敬意と感謝を持って相手に臨むべきだと思います。
・・・・・・・・・
ま〜、でもそんなことを偉そうに言っている自分が一番傲慢かも知れませんな^^;
人の考えは十人十色ですし。
ただ少なくとも相手への敬意を払わぬ人とのお付き合いは
プライベートでも仕事でもご遠慮したいものです。
それでは皆様良いお年を^^
いつもクリック支援を有難うございます。
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この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします^^
注意や指摘と言うのは店側にとってもメリットはあると思います^^
そういう意味ではする事自体は良い事だと思います。
ただ感情をただぶつけるだけの方や横柄な態度の方々には辟易しますが。
そういう人は相手の店員の方以外に周りの人にも
不快感を与えていると知って欲しいですね〜。
野々村さんが本当に面白かったですね。
政治家としては兎も角メディア向けの人だと思います^^;
それにしても子供さんが真似するのも無理ないかと。
印象深いですもん^^
トマトグラタンさんも今年一年良き年になります様^^
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします^^
そうなんですよね〜。
店と客ってお互いにWINWINで無ければなりませんよね。
お店で値引きを交渉する事自体は構わないと思いますよ。
自分もしてますし^^;
ただ、報道にある様な相手に恫喝まがいの交渉をしたり
相手の行動、態度を細かく粗探しして
それを交渉材料にするのは何か違うかなぁ、と^^;
自分の得の為に他はどうなっても良い、というのは
回りまわって返って損になりそうな気が。
なんかひさしさんの場合はキチンと理論立てて
交渉していそうな雰囲気がしますね^^
明けましておめでとうございます。
いつも有難うございます。
やはり上記の三つの中で特に悪質というか
酷いのがコンビニ土下座ですね。
店側の最初の注意の仕方に問題が有りましたが
その後の客側店側の行動は
どうにも誤りだらけだった様な気がしますね。
元来の性善説の商売と言うのはともすれば客側の増長を招きます。
だからこそ本来店側は毅然とした態度で臨むべきだったのを
誤った対応が事態を悪化させたのでしょうね。
しかしコンビニですら店側に高度な顧客サービスや接客態度など
細かく求められるのは現代日本くらいな気がします。
昔の商店街のお店ってもっとフランクな感じだった様な気が^^;
先日はありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願い致します
3本立 うまくまとめられましたね(笑)
飲食店でもよく見かけますね
注文したものが遅いと怒鳴る客などなど
注意を促すのはいいけれども
怒鳴ったり横柄な態度はよくないですね
我が家の娘たちは 去年のニュースで
心に残っているのは○○議員のギャン泣きだそうで(笑)
時々真似をするので怖いです(涙)
今年は少しでもいいニュースが増えることを
期待したいのですが〜
時々しか伺えませんがこれからも応援していますよ
それでは良い一年となりますように★☆
今年もよろしくお願いいたします!
kirinさんの言う通り!そのサービス(物)を受ける為には、どれがかけても成立しません。
お金を払っているから上ではありませんよね!
お金を使う以上、売買が成立した時点で売り手も買い手も満足する事が一番だと思います
・・・・・・この前電気屋で冷蔵庫値切りすぎました。すみません。(´Д⊂
今年も、よろしくお願いいたします。
ピーナッツ事件は会社というものを私物視している
ことの表れでしょうし、Suica事件は事前の配慮に
問題があったのと群集心理もあるのでしょうね。
これに対しコンビニ土下座事件はタバコを
脅し取っていることからすれば、些細なことに
因縁をつける典型的な強請行為という犯罪で、
相手が動揺したのを見て、これならと
思ったのでしょうが店側が断固として
対応していればと言う気もします。
顧客サービスに対するお店の心構えが
なおざりになっているところに、相手は隙を
感じたのでしょう、お店が安易に営業を考えて
経営理念という原理・原則を軽視していたこと
に起因するように思います。