2012年04月17日
FXと外貨MMF 1
相変わらず流行ってますね、FX。
自分の会社でもスマートフォンでやっている人いました。
5000円儲かった、3000円損したと楽しそうです。
これだけ一般的になっている物を今更ドヤ顔で言うのも
如何なものかという所なんですけど
一応これらにも手を出しているのでご紹介といった所です。
しかしFXは一般的ですが外貨MMFはそんなに認知度が低い気がします。
単に面白みが薄くて話題に乗らないだけかもしれませんが。
まあ、それはそれとして
あんまり知らない人は少ないかと思いますが
下記がそれぞれの特徴とメリット、デメリットになります。
−FX−
外国為替証拠金取引
特徴
外貨を購入して為替差益を稼ぐ取引。
ある程度の証拠金で数倍〜数十倍の取引ができる為
小額でも大きな取引が出来る。(その倍率をレバレッジという)
買い、売りどちらからでも入れる。
損失が証拠金の一定額を超えると取引会社が強制決済(ロスカット)
して証拠金以上の損失を出さないようにしてくれる。
スワップポイントと呼ばれる各国の金利差が毎日入る。
(高金利の国の通貨を買い低金利の国の通貨を売るとプラス、
逆ならマイナス)
(例)
証拠金10万円、日本円と豪ドル(1ドル=80円)にて取引
スワップ
豪ドル買い 90円
豪ドル売り−90円
(パターン1)
円安になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万円)買い。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル84円へと進行。
決済して1ドル84円×2万=168万円で差引き8万円プラス。
更にスワップが90円×30日(1ヵ月)=2700円
よって損益は80000円+2700円=82700円
82700円の利益。
(パターン2)
円高になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万)売り。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル84円へと進行。
1ドル84円×2万=168万円で差引き8万円のマイナスで証拠金に
逼迫しており強制決済(ロスカット)される。
更にスワップが−90円×30日(1ヵ月)=−2700円
よって損益は−80000円+(−2700円)=−82700円
82700円の損失。
(パターン3)
円高になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万)売り。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル76円へと進行。
決済して1ドル76円×2万=152万円で差引き8万円プラス。
更にスワップが−90円×30日(1ヵ月)=−2700円
よって損益は80000円+(−2700円)=77300円
77300円の利益。
<メリット>
1.少ない金額にて大きな取引が出来るので出した金額に対して利益が大きい。
2.強制決済(ロスカット)がある為基本的には出した金額以上の損害は出ない。
3.手数料が割安。(他の外国投資に比べて)
4.為替差益を稼ぐ以外に金利差益(スワップ)も狙える。
<デメリット>
1.大きな取引が出来る為損失が出た場合も大きい。
2.市場が急激に動いた場合には強制決済(ロスカット)が間に合わず
出した金額以上の損失を被る場合がある。
3.会社によってシステムが不安定で取引不可の時間が出る事がある。
−外貨MMF−
外貨Money Market Fund
投資信託の一種。
短期社債や国債にて運用している為、
元本割れすることはほぼ無い。(為替損益はある)
運用益は毎月入り、自動的に再投資される。
概ね運用益は各国の政策金利より大きい。
日本で運用されているのを円MMFといい、
外国で運用されているのを外貨MMFという。
主な外貨MMFの年換算利回り(毎日変動)
米ドル 0.007%
ユーロ 0.156%
豪ドル 3.660%
NZドル 2.017%
南アフリカランド 4.374%
(楽天証券参照)
<メリット>
1.預金より利回りが高く元本割れもほとんど無い。
2.流動性が高く換金し易い。
3.為替差益には非課税。
4.小額から取引が出来る。
<デメリット>
1.円高で為替による損失が出る。
2.取り扱い会社が少ない。
3.FXに比べると手数料は割高。(外貨預金よりは安い)
以上が主な特徴ですね。
で長くなったので次に続きます。
自分の会社でもスマートフォンでやっている人いました。
5000円儲かった、3000円損したと楽しそうです。
これだけ一般的になっている物を今更ドヤ顔で言うのも
如何なものかという所なんですけど
一応これらにも手を出しているのでご紹介といった所です。
しかしFXは一般的ですが外貨MMFはそんなに認知度が低い気がします。
単に面白みが薄くて話題に乗らないだけかもしれませんが。
まあ、それはそれとして
あんまり知らない人は少ないかと思いますが
下記がそれぞれの特徴とメリット、デメリットになります。
−FX−
外国為替証拠金取引
特徴
外貨を購入して為替差益を稼ぐ取引。
ある程度の証拠金で数倍〜数十倍の取引ができる為
小額でも大きな取引が出来る。(その倍率をレバレッジという)
買い、売りどちらからでも入れる。
損失が証拠金の一定額を超えると取引会社が強制決済(ロスカット)
して証拠金以上の損失を出さないようにしてくれる。
スワップポイントと呼ばれる各国の金利差が毎日入る。
(高金利の国の通貨を買い低金利の国の通貨を売るとプラス、
逆ならマイナス)
(例)
証拠金10万円、日本円と豪ドル(1ドル=80円)にて取引
スワップ
豪ドル買い 90円
豪ドル売り−90円
(パターン1)
円安になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万円)買い。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル84円へと進行。
決済して1ドル84円×2万=168万円で差引き8万円プラス。
更にスワップが90円×30日(1ヵ月)=2700円
よって損益は80000円+2700円=82700円
82700円の利益。
(パターン2)
円高になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万)売り。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル84円へと進行。
1ドル84円×2万=168万円で差引き8万円のマイナスで証拠金に
逼迫しており強制決済(ロスカット)される。
更にスワップが−90円×30日(1ヵ月)=−2700円
よって損益は−80000円+(−2700円)=−82700円
82700円の損失。
(パターン3)
円高になると予想。
豪ドル2万ドル(1ドル80円×2万=160万)売り。
レバレッジは10万円に対して160万円なので16倍。
1ヶ月後1ドル76円へと進行。
決済して1ドル76円×2万=152万円で差引き8万円プラス。
更にスワップが−90円×30日(1ヵ月)=−2700円
よって損益は80000円+(−2700円)=77300円
77300円の利益。
<メリット>
1.少ない金額にて大きな取引が出来るので出した金額に対して利益が大きい。
2.強制決済(ロスカット)がある為基本的には出した金額以上の損害は出ない。
3.手数料が割安。(他の外国投資に比べて)
4.為替差益を稼ぐ以外に金利差益(スワップ)も狙える。
<デメリット>
1.大きな取引が出来る為損失が出た場合も大きい。
2.市場が急激に動いた場合には強制決済(ロスカット)が間に合わず
出した金額以上の損失を被る場合がある。
3.会社によってシステムが不安定で取引不可の時間が出る事がある。
−外貨MMF−
外貨Money Market Fund
投資信託の一種。
短期社債や国債にて運用している為、
元本割れすることはほぼ無い。(為替損益はある)
運用益は毎月入り、自動的に再投資される。
概ね運用益は各国の政策金利より大きい。
日本で運用されているのを円MMFといい、
外国で運用されているのを外貨MMFという。
主な外貨MMFの年換算利回り(毎日変動)
米ドル 0.007%
ユーロ 0.156%
豪ドル 3.660%
NZドル 2.017%
南アフリカランド 4.374%
(楽天証券参照)
<メリット>
1.預金より利回りが高く元本割れもほとんど無い。
2.流動性が高く換金し易い。
3.為替差益には非課税。
4.小額から取引が出来る。
<デメリット>
1.円高で為替による損失が出る。
2.取り扱い会社が少ない。
3.FXに比べると手数料は割高。(外貨預金よりは安い)
以上が主な特徴ですね。
で長くなったので次に続きます。
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