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2018年05月04日
子犬を選ぶときに気をつけるポイント・見分け方
こんばんは、愛犬家のディアーナです。
毎回私の記事を読んでいただきありがとうございます!!
前回の記事で犬を飼う前に考えるべき5つのポイントについて書かせていただきました。
今回はその続きで子犬に選び方を記事にしたいと思います。
まずはじめに....
「犬と暮らすぞ!」、そう決めた後は、「さて、どんな犬にするか?」ということになります。子犬を選ぶ時には、どんなところに気をつけたらいいのか? そんなお話をしましょう。
子犬の選ぶときに気をつけたいこと
犬と暮らす。それが決まったのならば、次は「どんな犬にしようか?」ということになります。すでに希望の犬種が決まっている場合でも、その前に考えていただきたいこともあります。あなたが希望している犬種は、果たしてあなたに合っているのか? 子犬を選ぶ際、気をつけたいことについてお話しましょう。
犬種特性を知っておくことが大事
一口に犬と言っても、そのすべてが同じような性格・気質・特性をもっているわけではありません。公認・未公認犬種を合わせれば、650以上とも、800以上とも言われる犬の種類。各犬種によって、また同系列のグループによって、気質や特性というものは少しずつ変わってきます。
しつけについて相談を受けるトレーナーさんの間でよく言われるのが、「自分が飼っている子の犬種特性などを知らずに飼っている人が意外に多い」という言葉。それらを知らないがために、しつけにてこずったり、世話に手をやくということもあるのです。
犬種特性を知る大きなヒントは、その犬種の歴史。多くの犬種が人間にとって利点となるところ、都合のいい部分を強調、または消すように繁殖が繰り返されてきました。だからこそ、一つの動物種でありながら、これほどの種類が存在するわけです。
たとえば、愛玩目的であれば小型で扱いやすく、性格も穏やかであるように。猟師が打ち落とした鳥を回収させたいのであれば、スタミナもありながら、鳥を襲うことなく傷つけずに持ち帰れるだけのソフトマウスの犬を望んだように。その犬種が、どんな歴史をもち、なんのために作出、または改良されたのか、どんな仕事をしていたのかを知ると、おのずと基本的な気質や特性が浮かび上がってくるものです。
犬の遺伝子に組み込まれた行動
ここで想像してみて下さい。犬が自力で獲物を獲る姿を。お腹がすいた犬は、まず獲物を「探す」でしょう。懸命に辺りの匂いを嗅いだりして獲物らしきものを見つけ、相手をじっと「見ます」。気づかれないよう、獲物に「忍び寄り」、今度は獲物を「追い駆け」ます。やがて追いついて、「咬みつき」、時に振り回したりなどしながら最終的に相手を「仕留め(殺す)」ます。そして、その犬の空腹は満たされます。
こうした犬の遺伝子に組み込まれた一連の捕食に至る行動は、専門的には「モーターパターン」と呼ばれていますが、ある犬種が作出される段階において、人間が困ると思う部分はなるべく押さえ込まれ、欲しいと思う部分は強調されて繁殖されてきたという側面をモーターパターンからも伺い知ることができます。
その犬種の「得意技」が、即ち特性を指し示す
たとえば、獣猟犬のグループに属し、かつ獲物の息の根を止めることをよしとされてきた犬種は、根源的にはモーターパターンのすべてに渡る要素を平均的に持っていると考えることができます。ここで誤解のないように一言。それが即ち、気質が荒いなどというようなことを意味しているのでは決してありません。
むしろ獣猟犬として活躍するには、人間とそれなりのコンタクトも取れなければならず、飼い主との間に深い絆が築けるだけの安定した気質が必要とされたはずです。ただ、このようなタイプの犬種と暮らす際には、歴史的にそういったバックグランドがあるということだけは、頭の片隅に入れておく必要があるでしょう。
牧羊犬の代表格とされるボーダー・コリーやシェットランド・シープドッグなどは、羊を襲うことなく、駆り集め、誘導する能力はピカイチです。羊飼いとしては羊を傷つけられるのは困りものですから、このような牧羊犬の場合は、モーターパターンで言うところの最後の「仕留める」部分が薄れていると解釈することができます。
イメージどおり? それともイメージとは裏腹?
しかし、「獣猟犬」「鳥猟犬」「牧羊犬」「愛玩犬」などのグループに分けてみても、それは大雑把なもの。個々の犬種には、またそれぞれに違った味わいがあるものです。
小型愛玩犬としてくくられているパピヨン。この犬種と暮らす人達からよく聞かれるのが、「こんなに活発な犬種だとは思ってもみなかった」と、その運動性能のよさを表すような言葉。実際、アジリティーなどスポーツドッグとして活躍する子達もいます。祖先はスペインのスパニエルの一種と伝えられていますが、スパニエルと言えば鳥を対象とした猟犬達。その血を引いているとすれば、活発であるのも頷けます。
ミニチュア・シュナウザーの祖先を探っていくと、スタンダード・シュナウザーやミニチュア・ピンシャーの名が出てきます。ピンシャーとはドイツ語で「テリア」を意味すると。ということは、ミニチュア・シュナウザーの犬種名自体には「テリア」という言葉が入っていなくとも、テリア気質を持つ犬種であることが見えてきます。
俗に「テリア気質」という言葉がありますが、これはテリア種全般に共通する勇敢で活発、やや闘争的で頑固な気質を表したものです。テリアの中で最も小さいヨークシャー・テリアも、その可愛らしい見かけとは裏腹に、立派にその気質を持っているということになります。
単に可愛いからと、見かけや憧れだけで犬を選ぶのはナンセンス。少しでも自分に合った犬を選びたいものです。
子犬の健康度をチェック
まずは健康が第一。子犬と会った時、次のようなポイントを見てみましょう。
1.便の状態がいいか。下痢をしていると、なんらかの病気の可能性もあり
2.耳の中が汚れていたり、臭くないか
3.鼻が適度に濡れているか。ただし、眠っている時、寝起きには乾いている
4.口の中が臭くないか、歯並びはどうか
5.瞳に輝きがあるか。ただし、眠い時にはやや輝きに欠けることも
6.歩き方や動き方におかしいところはないか
7.被毛に艶があるか
8.見た目よりも骨量があるか。抱いた感じが、見た目よりもずっしりとしているか
9.ワクチンや駆虫などはちゃんと済まされているか
子犬の性格をチェック
次は、子犬の性格も見てみましょう。次のようなテストをしてみると、ある程度子犬の性格を探ることができます。
1.体全体を優しく撫でてみる
2.体を持ち上げてみる(30秒程度)
3.仰向けにさせ、お腹を撫でてみる
4.目を見つめてみる
5.手を鳴らしたり、何か物音をたてて反応を見る
6.子犬が自分に興味をもち、ついて来るか、少し周りを歩いてみる
だいたいは1〜4番の項目において最初は抵抗しても、すぐにおとなしく受け入れるものです。いつまでも抵抗し続けたり、唸り声をあげるような子犬の場合は、やや気が強く、また支配欲も強いタイプと言えるでしょう。一方、抵抗も見せず、されるがまま、緊張したように体をこわばらせている子犬は、神経質で臆病な傾向があります。
5番の音に対する反応では、最初驚くのは普通。すぐに何事もなかったように遊んだりするものですが、体をぶるぶる震わせたり、その場から逃げ出そうとしたり、明らかに怖がっているような素振りが見える子犬は、神経質で臆病なタイプと言えます。
6番では、すぐについて来て、じゃれつくくらいが平均的な子犬。まったく寄っても来ないという場合は、やはり臆病な傾向にあります。
このような性格判別は、あくまでも基本的なもの。性格は遺伝と生活環境の影響を大きく受けます。ですから、子犬を迎えてからの育て方もとても大切です。
その子犬の親犬をチェック
遺伝という視点からは、ぜひ親犬(特に母犬)を見せてもらうことをお勧めします。親犬がどういう性格の子であり、どう育てられているかを見ることで、ある程度予測がつく部分もありますから。
母犬が、あまりに落ち着きがなかったり、ワンワン吠えてばかりいたり、神経質過ぎると思われる場合、また攻撃的過ぎる場合などは、それが子犬にも影響していることが考えられます。親犬を見ることで、子犬の将来的な大きさをイメージすることもできるのです。
ブリーダーさんから連れてくるのであれば、親犬を見せてもらうことが可能。ペットショップなどですと、一般的には難しいところもありますが、ブリーダーさんと密な関係が築けているペットショップでは、親犬を見せてもらえるケースもあります。可能な限り親犬を見せてもらうようにしましょう。みなさん、どうぞ、いい子犬と出会ってくださいね。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
http://camp-fire.jp/projects/view/75082?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=75082
2018年05月03日
犬を飼う前に考えるべき5つのチェックポイント
業界最大級!トリミングサロン、ペットショップ、動物病院などペット専門の求人情報サイト【ペットワークス】。
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
たくさんの人は犬がほしいなとか考える人が多いと思います。今日は犬を飼う前に考えるべきことを
5つのポイントで説明します。
まじはじめに...
多くの人が犬と暮らしたいと願うもの。しかし、誰もが飼えるというわけではありません。一つの命を預かり、育てるにあたって、犬を迎える前に考えて欲しいことについて、5つのチェックポイントで解説します。
犬を飼う前に考えておくべき5つのポイント
「犬と暮らしてみたい」、そう思っている人は多いことでしょう。そして、実際にその準備を始めようと思っている人も多いはず。
多くの人が犬と暮らしたいと願うものです。しかし、誰しもが飼えるというわけでもありません。一つの命を預かり育てるということは、それなりに考えなければいけないこともあるからです。これから犬を飼いたいという人は、本当に自分に飼えるのか。まず、そこから考えてみましょう。
犬はオモチャじゃない、命あるもの
「犬はオモチャじゃない」、これは当たり前のことです。ただ可愛いだけの動くぬいぐるみではありません。犬を迎えたのはいいものの、中にはトイレの世話すら面倒臭い、汚くてイヤだという人がいます。こういう人は、そもそも飼い主としては失格でしょう。
犬は生きているもの。毎日ご飯も食べれば、トイレもします。ときには、病気になったり、ケガをしたり。寂しければ鳴きもしますし、甘えもします。相手と気が合わなければ、闘争態勢に入ることも。犬は感情をもった生き物です。そして、毎日の世話は欠かすことができません。飽きたから、面倒だからと、それをやめるわけにはいかないのです。
可愛い子犬も、やがては年をとり、老犬となります。場合によっては、介護が必要な生活になることもあるでしょう。人間より寿命がずっと短い分、まさに凝縮した“一生”を見る思いがします。犬と暮らすには、その命を預かり、育て責任をもって一生を見届けるという意識と覚悟が必要になります。
犬と暮らしたいと思ったとき、どうぞ、まずは「命がある生き物なのだ」ということを十分意識してください。命あるもの、そして、それなりの世話も必要になるということが認識できているのであれば、「本当に自分に飼うことができるのか?」ということを考えてみましょう。
ここから先は、「自分が犬を飼えるかどうか?」をチェックするポイントについてお話しします。
1.住宅環境は?
マンションなど集合住宅でペットが飼えるところは以前に比べて増えてはいますが、基本的に禁止のところが多いことでしょう。集合住宅にお住まいの場合は、まずペットの飼育が認められているかどうかをチェックすることはもちろん、OKであっても種類や大きさ、頭数などが定められていることが多いですから、自分の希望と合うかどうかをチェックしてみましょう。隣近所に犬が苦手な人がいるかどうかも事前にチェックできていると、将来的にトラブルの種を軽減できるかもしれません。
一戸建てでも借家の場合は、やはり持ち主に犬を飼ってもいいか?という許可を得る必要があります。場合によっては、サイズは小型犬のみとか、頭数は1頭までなど条件を提示されるかもしれませんが、それは話し合いで解決するしかないでしょう。
たとえ持ち家であれ、犬を飼うだけのスペースがあるか。これも大切です。小型犬であるならまだしも、大型犬ともなるとそれなりのスペースが必要です。室内にしろ、室外になるにしろ、それだけのスペースをとれるかもチェック。
2.飼育費用は?
犬と暮らすには、それなりにお金もかかります。ブリーダーさんやペットショップなどから手に入れるには、いわゆる購入代金(生き物に対してこういう言葉は使いたくありませんが)がまず必要になりますし、犬を迎えてからは以下のようなものが必要です。
1.食事代
2.健康管理・医療費
狂犬病予防注射を始めとした、伝染病を予防するための各種ワクチン、フィラリア予防、場合によっては去勢・避妊手術代、定期的な健康診断、病気になったときやケガをしたときの治療費・入院費・薬代など。
3.生活用品
リード&首輪、食器、ベッド、サークル、クレート、トイレシート、オモチャ、ブラシを始めとしたお手入れ用品など、生活に必要なものは1セット必要です。
その他、トレーニングを習いたいのであればトレーニングにかかる費用、また、犬種登録団体に入会したいのであれば、その登録料などがかかることもあります。これらの費用が自分に出せるか?と考えるのも大切なポイント。
参考までに、動物病院の診療料金の平均(『社団法人日本獣医師会公式サイト「小動物診療料金の実態調査結果」/平成11年』より)は、狂犬病予防注射料(注射済証明書料は除く)が2,873円、2種以上の混合ワクチンが8,185円、手術料(技術料)が24,176円、3日間の入院料(大型・中型犬)が9,501円という数字が出ています。また、あるアンケート(『ペット総研公式サイト「教えて!愛犬の飼育費」』より)では、犬種別に見ると年間の平均飼育費がゴールデン・レトリーバーで207,200円、チワワで106,353円、総合的には125,868円となっています。一度こうした費用を大雑把にでも計算をしてみるといいでしょう。
3.家族が全員賛成?
家族の中に犬を迎えることに対して反対している人がいれば、それは犬にとっても辛いことです。が、たとえ犬が苦手な人であっても犬好きに変えてしまうのが犬。あまり神経質に考えることもないとは思いますが、やはり、基本は家族全員が犬を迎えることに賛成していることが望ましいでしょう。反対している家族、そして犬自身、互いのストレスにならないためにも。
家族にアレルギーのある人はいるかどうかも、チェックポイントの一つです。こうした病気が家族に出たことで、犬を手放すというケースもわりと多くありますので。
4.誰が世話をする? その時間がある?
家族の中で誰がメインに犬の世話をするのか、分担で世話をするのか、それも検討しておきましょう。主に世話をする人がいるなら、その人に合わせた犬種が飼いやすいということにもなります。
犬の世話にかける時間を確保できるか。これも考えてみてください。その時間がつくれないなら、犬と暮らすのは難しいと言わざるをえません。
5.自分のライフスタイルと合う?
自分のライフスタイルに合わせた犬を迎える。これは大切なことです。アクティブな人がおっとりした犬と暮らすのは退屈かもしれませんし、運動が苦手な人、体力のない人がアクティブな犬と暮らすのは苦痛になることもあるでしょう。集合住宅で吠えやすい犬種と暮らせば、近隣に神経を使うことにもなり、逆に番犬の要素も欲しいお宅では吠えにくい犬であると物足りないということになってしまいます。
要は自分がどういった目的で犬と暮らしたいのか。自分のライフスタイルと合わせて犬を選ぶ、ということです。流行だからとか、単に可愛いからなど、単純な理由で選ばないようにしたいものです。自分が想像していた犬とは違う、手に負えないなどの理由で飼育放棄されてしまう犬達も後を経たないのですから。
犬の一生を見すえた愛情を
犬の平均寿命も延び、近年のある調査(『東京農工大学大学院林谷秀樹助教授「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解明」』より)では、11.9歳という数字が出ています。小型犬と大型犬では平均寿命も違ってきますが、中には20歳近くまで生きる子達もいます。それだけの長い間、変わらぬ愛情を注ぎ、世話をしてあげられる自信があるか今一度、自分自身に問いかけてみてください。
犬と暮らすことで、人間は彼らからいろいろなものをもらうことができます。それを表現するには、「愛情」や「絆」「信頼」などいくつかの言葉があると思いますが、その他にも心臓発作の抑制に効果があったりと医学的な面でも認められているものがあります。しかし、犬達からもらうばかりではなく、私達も彼らに与えられるものがあります。愛情、そして日々の世話。お互いに、与え与えられてこそ、いいパートナーになれるのだと思います。みなさんも、どうぞいい子と出会ってくださいね。
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離れていても、いつでも一緒。【Furboドッグカメラ】
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
たくさんの人は犬がほしいなとか考える人が多いと思います。今日は犬を飼う前に考えるべきことを
5つのポイントで説明します。
まじはじめに...
多くの人が犬と暮らしたいと願うもの。しかし、誰もが飼えるというわけではありません。一つの命を預かり、育てるにあたって、犬を迎える前に考えて欲しいことについて、5つのチェックポイントで解説します。
犬を飼う前に考えておくべき5つのポイント
「犬と暮らしてみたい」、そう思っている人は多いことでしょう。そして、実際にその準備を始めようと思っている人も多いはず。
多くの人が犬と暮らしたいと願うものです。しかし、誰しもが飼えるというわけでもありません。一つの命を預かり育てるということは、それなりに考えなければいけないこともあるからです。これから犬を飼いたいという人は、本当に自分に飼えるのか。まず、そこから考えてみましょう。
犬はオモチャじゃない、命あるもの
「犬はオモチャじゃない」、これは当たり前のことです。ただ可愛いだけの動くぬいぐるみではありません。犬を迎えたのはいいものの、中にはトイレの世話すら面倒臭い、汚くてイヤだという人がいます。こういう人は、そもそも飼い主としては失格でしょう。
犬は生きているもの。毎日ご飯も食べれば、トイレもします。ときには、病気になったり、ケガをしたり。寂しければ鳴きもしますし、甘えもします。相手と気が合わなければ、闘争態勢に入ることも。犬は感情をもった生き物です。そして、毎日の世話は欠かすことができません。飽きたから、面倒だからと、それをやめるわけにはいかないのです。
可愛い子犬も、やがては年をとり、老犬となります。場合によっては、介護が必要な生活になることもあるでしょう。人間より寿命がずっと短い分、まさに凝縮した“一生”を見る思いがします。犬と暮らすには、その命を預かり、育て責任をもって一生を見届けるという意識と覚悟が必要になります。
犬と暮らしたいと思ったとき、どうぞ、まずは「命がある生き物なのだ」ということを十分意識してください。命あるもの、そして、それなりの世話も必要になるということが認識できているのであれば、「本当に自分に飼うことができるのか?」ということを考えてみましょう。
ここから先は、「自分が犬を飼えるかどうか?」をチェックするポイントについてお話しします。
1.住宅環境は?
マンションなど集合住宅でペットが飼えるところは以前に比べて増えてはいますが、基本的に禁止のところが多いことでしょう。集合住宅にお住まいの場合は、まずペットの飼育が認められているかどうかをチェックすることはもちろん、OKであっても種類や大きさ、頭数などが定められていることが多いですから、自分の希望と合うかどうかをチェックしてみましょう。隣近所に犬が苦手な人がいるかどうかも事前にチェックできていると、将来的にトラブルの種を軽減できるかもしれません。
一戸建てでも借家の場合は、やはり持ち主に犬を飼ってもいいか?という許可を得る必要があります。場合によっては、サイズは小型犬のみとか、頭数は1頭までなど条件を提示されるかもしれませんが、それは話し合いで解決するしかないでしょう。
たとえ持ち家であれ、犬を飼うだけのスペースがあるか。これも大切です。小型犬であるならまだしも、大型犬ともなるとそれなりのスペースが必要です。室内にしろ、室外になるにしろ、それだけのスペースをとれるかもチェック。
2.飼育費用は?
犬と暮らすには、それなりにお金もかかります。ブリーダーさんやペットショップなどから手に入れるには、いわゆる購入代金(生き物に対してこういう言葉は使いたくありませんが)がまず必要になりますし、犬を迎えてからは以下のようなものが必要です。
1.食事代
2.健康管理・医療費
狂犬病予防注射を始めとした、伝染病を予防するための各種ワクチン、フィラリア予防、場合によっては去勢・避妊手術代、定期的な健康診断、病気になったときやケガをしたときの治療費・入院費・薬代など。
3.生活用品
リード&首輪、食器、ベッド、サークル、クレート、トイレシート、オモチャ、ブラシを始めとしたお手入れ用品など、生活に必要なものは1セット必要です。
その他、トレーニングを習いたいのであればトレーニングにかかる費用、また、犬種登録団体に入会したいのであれば、その登録料などがかかることもあります。これらの費用が自分に出せるか?と考えるのも大切なポイント。
参考までに、動物病院の診療料金の平均(『社団法人日本獣医師会公式サイト「小動物診療料金の実態調査結果」/平成11年』より)は、狂犬病予防注射料(注射済証明書料は除く)が2,873円、2種以上の混合ワクチンが8,185円、手術料(技術料)が24,176円、3日間の入院料(大型・中型犬)が9,501円という数字が出ています。また、あるアンケート(『ペット総研公式サイト「教えて!愛犬の飼育費」』より)では、犬種別に見ると年間の平均飼育費がゴールデン・レトリーバーで207,200円、チワワで106,353円、総合的には125,868円となっています。一度こうした費用を大雑把にでも計算をしてみるといいでしょう。
3.家族が全員賛成?
家族の中に犬を迎えることに対して反対している人がいれば、それは犬にとっても辛いことです。が、たとえ犬が苦手な人であっても犬好きに変えてしまうのが犬。あまり神経質に考えることもないとは思いますが、やはり、基本は家族全員が犬を迎えることに賛成していることが望ましいでしょう。反対している家族、そして犬自身、互いのストレスにならないためにも。
家族にアレルギーのある人はいるかどうかも、チェックポイントの一つです。こうした病気が家族に出たことで、犬を手放すというケースもわりと多くありますので。
4.誰が世話をする? その時間がある?
家族の中で誰がメインに犬の世話をするのか、分担で世話をするのか、それも検討しておきましょう。主に世話をする人がいるなら、その人に合わせた犬種が飼いやすいということにもなります。
犬の世話にかける時間を確保できるか。これも考えてみてください。その時間がつくれないなら、犬と暮らすのは難しいと言わざるをえません。
5.自分のライフスタイルと合う?
自分のライフスタイルに合わせた犬を迎える。これは大切なことです。アクティブな人がおっとりした犬と暮らすのは退屈かもしれませんし、運動が苦手な人、体力のない人がアクティブな犬と暮らすのは苦痛になることもあるでしょう。集合住宅で吠えやすい犬種と暮らせば、近隣に神経を使うことにもなり、逆に番犬の要素も欲しいお宅では吠えにくい犬であると物足りないということになってしまいます。
要は自分がどういった目的で犬と暮らしたいのか。自分のライフスタイルと合わせて犬を選ぶ、ということです。流行だからとか、単に可愛いからなど、単純な理由で選ばないようにしたいものです。自分が想像していた犬とは違う、手に負えないなどの理由で飼育放棄されてしまう犬達も後を経たないのですから。
犬の一生を見すえた愛情を
犬の平均寿命も延び、近年のある調査(『東京農工大学大学院林谷秀樹助教授「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解明」』より)では、11.9歳という数字が出ています。小型犬と大型犬では平均寿命も違ってきますが、中には20歳近くまで生きる子達もいます。それだけの長い間、変わらぬ愛情を注ぎ、世話をしてあげられる自信があるか今一度、自分自身に問いかけてみてください。
犬と暮らすことで、人間は彼らからいろいろなものをもらうことができます。それを表現するには、「愛情」や「絆」「信頼」などいくつかの言葉があると思いますが、その他にも心臓発作の抑制に効果があったりと医学的な面でも認められているものがあります。しかし、犬達からもらうばかりではなく、私達も彼らに与えられるものがあります。愛情、そして日々の世話。お互いに、与え与えられてこそ、いいパートナーになれるのだと思います。みなさんも、どうぞいい子と出会ってくださいね。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
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2018年05月02日
愛犬の幸せ度チェック!10の質問
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
毎回私の記事を読んでいただきありがとうございます。
今日は犬の幸せ度チェックについて、書かせていただきます。
まずはじめは....
犬との暮らしでは愛犬との関係性について考えたり、悩んだりするものです。普段の生活を振り返り、自分と愛犬との関係はどうだったのかをチェックしてみませんか?
愛犬の幸せ度をチェックしてみましょう
愛犬の普段の表情や行動、また自分の行動や状況などを思い出しながら以下の質問(近い方を選択)に答えてみてください。シニア犬の場合は、これまでのことを思い出して答えてみてください。
愛犬との生活、10の質問
1.愛犬の名前を呼んだ時
A)目を輝かせてあなたのほうを見る、または駆け寄ってくる。
B)一応あなたのほうを見るが、耳が後ろに倒れていたり、体が硬くなっていたり、または視線を合わせようとしない。
2.「スワレ」「フセ」などのコマンドを与えた時
A)嬉々としてコマンドに従う。
B)動作が遅い。目がしょぼしょぼしていて遠くを見るような活気のない目つきながら、一応コマンドには応える。
3.愛犬が一緒に遊べる友達犬
A)遊べる友達犬がいる。
B)遊べる友達犬はいない。
4.散歩やお出かけ
A)散歩は頻繁に出かける。なおかつ、走ったり遊んだりできるよう心がけている。旅行やドライブにもチャンスがあれば出かける。
B)散歩はまちまち、あまり行かない、行っても距離や時間が短い。旅行やドライブには行かない、行っても愛犬は留守番をさせるのみ。
5.食事
A)愛犬の健康を考えた手作り食、または内容を吟味したフードを使用している。
B)こだわりはない、とにかく安ければいい。
6.グルーミングや健康チェック
A)できる限り自分で手入れをする。清潔を心がけ、皮膚の状態はもちろん、健康チェックは欠かさない。
B)自分ではできない、いつもサロンに頼む。気がつくと毛玉だらけになっており、サロンや動物病院などで皮膚や体の異常を指摘されて初めて気づくことが多い。
7.愛犬の寝場所
A)ゆったり動けるだけのスペースは確保してあり、ベッドや敷物、トイレなどはまめに掃除洗濯をする。
B)ぎりぎり動けるだけのスペースしかない。あまり掃除はしない。
8.生活スペース
A)愛犬用のスペースや、愛犬は入れない場所、時間帯などを設けている。
B)どこでも自由にさせている。
9.留守番
A)連れて行けるところにはなるべく一緒に連れて行くようにし、留守番をさせる際には留守中のことにも気を配っている。
B)留守番をさせることが多く、愛犬と接触する時間が少ない。
10.犬のことについて
A)犬と暮らす以上、犬がどういう動物なのか知る努力をしている。
B)勉強するのも億劫であり、時間もなく、これといった勉強はしていない。
あなたの愛犬の幸せ度はどのくらい?
「A」が9〜10個=愛犬の幸せ度★★★★★
「A」が6〜8個=愛犬の幸せ度★★★★
「A」が5個以下=愛犬の幸せ度★★
質問1〜2の解説
「うちのコはよく言うことを聞いてくれるの」とおっしゃるオーナーさんの愛犬でも、中には目をしょぼつかせ、遠くを見るような、覇気のない目つきで要求に応えている様子が見られることもあります。同時に、体が硬くなっている、耳が倒れている、動作が遅いというような様子も見られた場合には、オーナーさんの言い方(コマンドの出し方)や態度、または環境など、犬にとって何らかのストレスが存在するのかもしれません。基本的に、しつけはもちろん、食事や健康など諸々の面において、“いいケア”を受けている犬は目の輝きが違うとガイドは思っています。
質問3〜4の解説
一緒に遊べる友達犬がいるということは、犬としての自然な動きができるのはもちろん、社会化にもつながります。場合によっては、遊びがエスカレートするとお互いにヒートアップし、思わぬトラブルへと発展してしまうこともあるので、様子を見ながら時々クールダウンさせてあげるのがいいでしょう。
どうしても他の犬が苦手なコの場合は、無理に慣らせようとすると、かえってトラウマやトラブルを呼ぶこともあり、敢えて接触は避けるというのも1つの考え方です。また、お出かけも社会化の一環になりますし、愛犬のしつけ度を再チェックできるチャンスにもなります。いつもとは違う愛犬の姿を目にすることができるかもしれません。
質問5〜6の解説
これがいいと思うフードで一生を過ごさせることも1つの考え方であり、状況によってはそのほうがいい場合もありますが、入院時や災害時、年をとった時のことなども考え、犬にとって安全な範囲でいろいろな食材、フードに慣らしておくのがいいだろうとガイドは考えています。
被毛の手入れは愛犬とのコミュニケーションにもなり、体の異変に早く気づくこともできるので、オーナー自らの手でやるのが理想。特に長毛で毛の分厚い犬種では、皮膚の異常や体表のしこりなどに気づきにくい傾向にあるため(首周りやお尻、耳の根元、胸から脇の下など)、毛の根元までしっかりチェックしたいものです。被毛の手触りや皮膚の張りなど、オーナーだからこそわかりえることはたくさんあります。
質問7〜9の解説
約50年前にイギリスで生まれた『アニマル・ウェルフェア(Animal Welfare)』は、「飢えと渇きからの自由」「痛みやケガ、病気からの自由」「不快からの自由」「恐れや不安からの自由」「動物としての基本的な行動、自然な行動がとれる自由」という5つの自由が動物にも保証されるべきであるという理念の基に成り立っています。当初は家畜動物を対象とするものでしたが、現在ではペット動物にも適用されると考えられており、狭過ぎたり、不衛生であったりする居住場所は犬にとってストレスになることがあります。
また、トイレトレーニングを失敗する原因の1つとして、ベッドとトイレがあまりに近過ぎるという場合もあります。その他、特にしつけが完成していない時点において、犬をフリーにさせ過ぎていると、逆に(教えたい)物事を覚えるタイミングを逸することがあるのでご注意ください。要は、遊ばせる時は遊ばせるというふうにオーナーが犬の行動をコントロールし、メリハリのある生活を心がけるということです。
質問10の解説
勉強と考えると堅苦しくもなりますが、犬はどういう動物なのかということを知ればこそ、犬との生活がスムースにもなり、楽しくなるのも確かです。ただ、近年ガイドが感じるのは、一生懸命になり過ぎている、のめり込み過ぎている人がまま目立つということ。一生懸命になるのはいいのですが、なればなるほど、愛犬が天寿を全うした時にひどいペットロス状態に陥り、自分を見失ってしまう可能性も高くなると思えます。これは自身の経験からも感じることです。
人が犬と暮らす時、自分の人生には足りない何かを愛犬に求めるのかもしれません。であれば、愛犬との生活から得る幸せの一方で、愛犬を失った喪失感もより大きく深くなることでしょう。ここである犬好きのイタリア人の、「失礼ながら、日本人の犬の飼い方を見ていると、犬を犬として扱っていないように思える。犬として扱ってあげてこそ、彼らは幸せなのではないだろうか」という言葉を思い出します。少なくとも、私たちが“幸せ”と感じることを独りよがりに愛犬に押しつけることは、彼らにとってほんとうに幸せになるのだろうか?と考えてあげることは必要なのではないでしょうか。
愛犬との生活を大切に
人間同様、犬も何をもって幸せかというのは一口に語ることはできず、犬それぞれでしょう。よって、これらはガイドが独自に考える指標あり、すべてに通じるというわけでもないということはご承知おきください。軽い気持ちでお読みいただき、愛犬との生活について考えるきっかけにでもなれば幸いです。
犬の1年というのは人間に比べて早く過ぎるものです(参考「犬の年齢の数え方と寿命」)。のんびりしていればしつけの適期を逃し、困った癖を助長してしまうこともあるでしょうし、早期に治療を始めなかったために病気が進行し、治すのが困難になることもあるでしょう。
また、愛犬との絆は日々の積み重ねによってつくられるものです。どうぞ愛犬との時間を大切にお過ごしください。そして、新たな年がオーナーさん、ご愛犬共により幸多きものになるよう願っております。ご愛犬の瞳がいつも輝きをもってあなたを見つめていますように。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
http://camp-fire.jp/projects/view/75082?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=75082
手作り食の美味しさ×ドライフードの栄養バランス
プレミアムドッグフード『モグワン』
2018年05月01日
犬のしっぽから気持ちを読み取るときの見分け方、役割
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
今日は、犬のしっぽから気持ちを読み取り方などについて記事を書かせていただきます。
まずはじめに...
私たちは「犬がしっぽを振る=喜んでいる」と思いがちですが、しっぽには想像以上に深い心理状態が表されています。また、犬のしっぽには、きちんと役割があるのです。しっぽが下がっているときや、上に巻いているとき、振らないとき、左右の振り方の違いなど、犬のしっぽから彼らの感情を読み取るポイントをお伝えします。
犬がしっぽを振るときの気持ちって?
愛犬がしっぽを振る姿は、何とも愛らしいものです。しかし、しっぽは可愛いだけのパーツではありません。犬のしっぽには、きちんと役割があるのです。また、私たちは「犬がしっぽを振る=喜んでいる」と思いがちですが、しっぽには想像以上に深い心理状態が表されています。犬のしっぽの動きを理解することで、犬の気持ちが理解できるようになるでしょう。
犬のしっぽの役割
犬のしっぽは犬種によって長かったり、短かったり、あるいは巻いていたりと非常に個性豊かです。私たち人間のしっぽは退化し、尾骨がある程度なので、しっぽが存在する感覚が想像しにくいですが、犬のしっぽには以下のような大切な役割があります。
1.バランスコントロールや舵取りの役割
犬は走るときやジャンプをするときに、しっぽを上手に使い体のバランスをとっています。また、急な方向転換をするときもしっぽを使って舵取りをするようです。
2.体の保温と呼吸器保護の役割
犬は寒さから身を守るために、しっぽを体に巻き付け体温が下がらないように保温します。また、鼻周りをしっぽで覆い、冷たい空気を直接吸わないように呼吸器を保護しています。
3.コミュニケーションの役割
犬はしっぽを振ることで感情表現をしたり、上下関係を示しています。
4.虫などを追い払う
牛がしっぽを使ってハエを追い払うように、犬たちもしっぽで目障りな虫を追い払います。
しっぽの構造
犬のしっぽは小さな骨が連なり、先端に向かって細くなっています。筋肉と神経が豊富に通っているため、可動範囲も大きく、あらゆる方向に動かすことができます。とても敏感な部位であるために、握られたり引っ張られたりすると脱臼や骨折を起こす可能性もあるので、優しく扱ってあげて下さい。
子犬はいつから尻尾を振る?
生まれて間もない子犬たちはしっぽを振りません。多くの犬たちがしっぽを振り始めるのは、生後1か月から2か月後のようです。兄弟同士で遊べる段階になると、コミュニケーションを図るために子犬たちはしっぽを振るようになるそうです。
犬の気持ちをしっぽから読みとくポイント
犬の気持をしっぽの状態から読み解くとき、以下の3点を非常に重要視します。
・しっぽを振る速さ
・しっぽの高さ
・しっぽの振り幅
これらの3点を総合的に判断することで、「犬の心理状態」、「伝えたい気持ち」、「犬の上下関係」を読み解くことができます。
また、更に深く犬の気持を理解するためには、犬の姿勢、毛並み(逆立っているか)、目や口、耳などの動きに注目することをおすすめします。
しっぽを振る速さから犬の気持ちを理解する
犬は興奮する程にしっぽを激しく振ります。逆に、穏やかな気持ちである場合は、ゆっくりと振るでしょう。
私たちは犬がしっぽを振っていると「この犬は喜んでいる!」と勝手に思い込んでしまう傾向にあります。犬がしっぽを振っているときは、必ずしも嬉しさ、楽しさを表現しているとは限りません。恐怖や怒りで興奮している場合もありますので、思わぬ事故に繋がらないためにも、目や耳、口周りの動きもあわせて、犬の状況をみることが大切です。
しっぽの高さから犬の気持を理解する
犬のしっぽの高さは彼らの気持ち(テンション)を表しています。「しっぽが高い位置まで上げられているとき」、「しっぽが低い位置に下げられているとき」、「しっぽが体に水平の位置にあるとき」では、同じしっぽを振る動作であっても、そこに込められているテンションは異なります。犬の気持ちは、しっぽの高さからも推測することが可能なので、ぜひ愛犬のしっぽに注目してみてください。
≪しっぽが高い位置まで上げられているときの気持ち≫
・自信に満ちている
・周囲の犬たちに自分の優位性を示している
・嬉しい
・楽しい
≪しっぽが低い位置に下げられているときの気持ち≫
・警戒を示している
・不安や恐怖を抱いている
≪後ろ足の間にしっぽを入れているとき≫
・恐ろしくてたまらない
・降参
≪しっぽが体に水平の位置にあるとき≫
・強い攻撃心はないものの、見知らぬものに警戒を示している
・ポジティブ、ネガティブに関わらず、何かに興味や関心を持っている
犬がしっぽを振らない時の気持ち
「犬は元気にしっぽを振るもの」と思っていると、しっぽを振らない愛犬に不安を覚えるものです。愛犬がしっぽを振らない時は、まず「しっぽが振れない状態」になっていないか観察してあげて下さい。例えば、しっぽの骨が脱臼していないか、骨折していないか注意深く見てあげることが大切です。触れると痛がるような場合は、故意にしっぽを振らないのではなく、振れない状態の可能性もあるので、掛かりつけの獣医さんに相談下さい。
また、年齢を重ね、シニア期に入ると、筋肉も足腰も衰えてきます。しっぽの動きも遅くなり、反応も鈍くなるでしょう。加齢と共に表れる変化は自然なものなので温かく見守ってあげて下さい。
そして、病気でも加齢でもなく、しっぽを振らない場合は、犬それぞれの性格が大きく関係していることが考えられます。ただ、感情を表現するのはしっぽだけではありません。表情であったり、声であったり、耳の動きであったり、飼い主さんの口をなめたり、お腹を見せたり、犬それぞれのコミュニケーション方法がありますので、しっぽにこだわらず、愛犬ならではのコミュニケーションに気づいてあげて下さい。
犬がしっぽを下に垂らし丸める時に気を付けること
犬は怯えていたり、恐怖を感じているときに尻尾を丸める動作をします。これは攻撃的な犬に対する「降参」の意味でもあります。また、犬を叱ると、しっぽを足の間にしまうような動作を見せることがありますが、これも「許して下さい」という降参の意味でもあるようです。このような動作をしている犬に、必要以上に怒ることがないようにしてあげて下さい。
また、更に毛を逆立てている場合があります。このようなときはとても怯えている状態です。無闇に手を出すと恐怖心から噛みついてしまう可能性もあるので、それ以上近づかず、顔を横にそらすなどをして「君に関心はないよ」ということを体で伝えてあげて下さい。
犬のしっぽ・右振りと左振りの違い
イタリア、トレント大学のGeorgio Vallortigara氏率いる研究チームは、「犬は嬉しいとき、尻尾を右に大きく振り、不安や恐怖を感じているときには左に振る。そしてこの尻尾を使った感情表現は、ほかの犬にも伝わっている」との研究結果を米科学誌「Current Biology」に発表しています。愛犬のしっぽが右に振られているか、左に振られているか、意識して観察してみると、また深く愛犬の気持ちに触れることができそうですね。
最後に
私たち人間と共通言語を持たない犬たちは、体をつかって、自分の気持ちを豊かに表現しています。その表現をいかに読み取ってあげられるか、そこに彼らとの絆を深めていくポイントがあるように感じます。
私もつい、吠える愛犬に対して「吠えないの!」と無理に制止させてしまうこともありますが、彼らが「吠える」行動と共に伝えている想いを読み取り、汲み取ってあげることの大切さを改め感じました。
彼らの心中を察する事ができれば、愛犬に対する対応も変わってくるはずです。彼らに向き合う真摯な心と気持ちを読み取る優しい目をもって、日々愛犬と深いコミュニケーションをしていきたいものですね。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
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犬のトイレしつけなら【ワンマー】
今日は、犬のしっぽから気持ちを読み取り方などについて記事を書かせていただきます。
まずはじめに...
私たちは「犬がしっぽを振る=喜んでいる」と思いがちですが、しっぽには想像以上に深い心理状態が表されています。また、犬のしっぽには、きちんと役割があるのです。しっぽが下がっているときや、上に巻いているとき、振らないとき、左右の振り方の違いなど、犬のしっぽから彼らの感情を読み取るポイントをお伝えします。
犬がしっぽを振るときの気持ちって?
愛犬がしっぽを振る姿は、何とも愛らしいものです。しかし、しっぽは可愛いだけのパーツではありません。犬のしっぽには、きちんと役割があるのです。また、私たちは「犬がしっぽを振る=喜んでいる」と思いがちですが、しっぽには想像以上に深い心理状態が表されています。犬のしっぽの動きを理解することで、犬の気持ちが理解できるようになるでしょう。
犬のしっぽの役割
犬のしっぽは犬種によって長かったり、短かったり、あるいは巻いていたりと非常に個性豊かです。私たち人間のしっぽは退化し、尾骨がある程度なので、しっぽが存在する感覚が想像しにくいですが、犬のしっぽには以下のような大切な役割があります。
1.バランスコントロールや舵取りの役割
犬は走るときやジャンプをするときに、しっぽを上手に使い体のバランスをとっています。また、急な方向転換をするときもしっぽを使って舵取りをするようです。
2.体の保温と呼吸器保護の役割
犬は寒さから身を守るために、しっぽを体に巻き付け体温が下がらないように保温します。また、鼻周りをしっぽで覆い、冷たい空気を直接吸わないように呼吸器を保護しています。
3.コミュニケーションの役割
犬はしっぽを振ることで感情表現をしたり、上下関係を示しています。
4.虫などを追い払う
牛がしっぽを使ってハエを追い払うように、犬たちもしっぽで目障りな虫を追い払います。
しっぽの構造
犬のしっぽは小さな骨が連なり、先端に向かって細くなっています。筋肉と神経が豊富に通っているため、可動範囲も大きく、あらゆる方向に動かすことができます。とても敏感な部位であるために、握られたり引っ張られたりすると脱臼や骨折を起こす可能性もあるので、優しく扱ってあげて下さい。
子犬はいつから尻尾を振る?
生まれて間もない子犬たちはしっぽを振りません。多くの犬たちがしっぽを振り始めるのは、生後1か月から2か月後のようです。兄弟同士で遊べる段階になると、コミュニケーションを図るために子犬たちはしっぽを振るようになるそうです。
犬の気持ちをしっぽから読みとくポイント
犬の気持をしっぽの状態から読み解くとき、以下の3点を非常に重要視します。
・しっぽを振る速さ
・しっぽの高さ
・しっぽの振り幅
これらの3点を総合的に判断することで、「犬の心理状態」、「伝えたい気持ち」、「犬の上下関係」を読み解くことができます。
また、更に深く犬の気持を理解するためには、犬の姿勢、毛並み(逆立っているか)、目や口、耳などの動きに注目することをおすすめします。
しっぽを振る速さから犬の気持ちを理解する
犬は興奮する程にしっぽを激しく振ります。逆に、穏やかな気持ちである場合は、ゆっくりと振るでしょう。
私たちは犬がしっぽを振っていると「この犬は喜んでいる!」と勝手に思い込んでしまう傾向にあります。犬がしっぽを振っているときは、必ずしも嬉しさ、楽しさを表現しているとは限りません。恐怖や怒りで興奮している場合もありますので、思わぬ事故に繋がらないためにも、目や耳、口周りの動きもあわせて、犬の状況をみることが大切です。
しっぽの高さから犬の気持を理解する
犬のしっぽの高さは彼らの気持ち(テンション)を表しています。「しっぽが高い位置まで上げられているとき」、「しっぽが低い位置に下げられているとき」、「しっぽが体に水平の位置にあるとき」では、同じしっぽを振る動作であっても、そこに込められているテンションは異なります。犬の気持ちは、しっぽの高さからも推測することが可能なので、ぜひ愛犬のしっぽに注目してみてください。
≪しっぽが高い位置まで上げられているときの気持ち≫
・自信に満ちている
・周囲の犬たちに自分の優位性を示している
・嬉しい
・楽しい
≪しっぽが低い位置に下げられているときの気持ち≫
・警戒を示している
・不安や恐怖を抱いている
≪後ろ足の間にしっぽを入れているとき≫
・恐ろしくてたまらない
・降参
≪しっぽが体に水平の位置にあるとき≫
・強い攻撃心はないものの、見知らぬものに警戒を示している
・ポジティブ、ネガティブに関わらず、何かに興味や関心を持っている
犬がしっぽを振らない時の気持ち
「犬は元気にしっぽを振るもの」と思っていると、しっぽを振らない愛犬に不安を覚えるものです。愛犬がしっぽを振らない時は、まず「しっぽが振れない状態」になっていないか観察してあげて下さい。例えば、しっぽの骨が脱臼していないか、骨折していないか注意深く見てあげることが大切です。触れると痛がるような場合は、故意にしっぽを振らないのではなく、振れない状態の可能性もあるので、掛かりつけの獣医さんに相談下さい。
また、年齢を重ね、シニア期に入ると、筋肉も足腰も衰えてきます。しっぽの動きも遅くなり、反応も鈍くなるでしょう。加齢と共に表れる変化は自然なものなので温かく見守ってあげて下さい。
そして、病気でも加齢でもなく、しっぽを振らない場合は、犬それぞれの性格が大きく関係していることが考えられます。ただ、感情を表現するのはしっぽだけではありません。表情であったり、声であったり、耳の動きであったり、飼い主さんの口をなめたり、お腹を見せたり、犬それぞれのコミュニケーション方法がありますので、しっぽにこだわらず、愛犬ならではのコミュニケーションに気づいてあげて下さい。
犬がしっぽを下に垂らし丸める時に気を付けること
犬は怯えていたり、恐怖を感じているときに尻尾を丸める動作をします。これは攻撃的な犬に対する「降参」の意味でもあります。また、犬を叱ると、しっぽを足の間にしまうような動作を見せることがありますが、これも「許して下さい」という降参の意味でもあるようです。このような動作をしている犬に、必要以上に怒ることがないようにしてあげて下さい。
また、更に毛を逆立てている場合があります。このようなときはとても怯えている状態です。無闇に手を出すと恐怖心から噛みついてしまう可能性もあるので、それ以上近づかず、顔を横にそらすなどをして「君に関心はないよ」ということを体で伝えてあげて下さい。
犬のしっぽ・右振りと左振りの違い
イタリア、トレント大学のGeorgio Vallortigara氏率いる研究チームは、「犬は嬉しいとき、尻尾を右に大きく振り、不安や恐怖を感じているときには左に振る。そしてこの尻尾を使った感情表現は、ほかの犬にも伝わっている」との研究結果を米科学誌「Current Biology」に発表しています。愛犬のしっぽが右に振られているか、左に振られているか、意識して観察してみると、また深く愛犬の気持ちに触れることができそうですね。
最後に
私たち人間と共通言語を持たない犬たちは、体をつかって、自分の気持ちを豊かに表現しています。その表現をいかに読み取ってあげられるか、そこに彼らとの絆を深めていくポイントがあるように感じます。
私もつい、吠える愛犬に対して「吠えないの!」と無理に制止させてしまうこともありますが、彼らが「吠える」行動と共に伝えている想いを読み取り、汲み取ってあげることの大切さを改め感じました。
彼らの心中を察する事ができれば、愛犬に対する対応も変わってくるはずです。彼らに向き合う真摯な心と気持ちを読み取る優しい目をもって、日々愛犬と深いコミュニケーションをしていきたいものですね。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
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犬のトイレしつけなら【ワンマー】