携帯が鳴ったので出ると、警察からの電話でした。
私の友人が遺体で発見されたとのことでした。
なぜ?どうして・・
警察署に安置された友人の遺体と対面し、
とてつもなく大きな衝撃と喪失感に襲われたのです。
彼も私と同じく、地方の進学校出身でした。
彼の兄は東京の一流大学卒でした。
彼は入学後しばらくの間は成績優秀でしたので、
きっと元は頭のいい子だったと思います。
しかし、途中から大学を休みがちになり、
単位を落とし始めるようになったのです。
彼とは境遇が似ていることから、
いつの間にかつるむようになった矢先の出来事でした。
成績優秀層から転落してきて、仲間が増えたと私は喜んでいたのですが・・・
彼自身にとっては、不甲斐ない自分が許せなかったのか?
遺書もなかったため真相は分かりません。
しかし、彼が若くして命を絶つほど苦しんでいたとは・・
自分に何かできることはなかったか?
残された者たちに問いを突き付ける出来事でした。
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